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【sumika/願い】の歌詞の意味を徹底解釈 | 片思いの切ない想いを歌った歌詞にsumika節がとまらない!

編集: ひいらぎ 最終更新:
目次

願いってどんな曲?

「願い」はsumikaによって2019年12月11日に発売された両A面シングルに収録された一曲。

切ない片想いをsumika特有のハーモニーで美しく描いたこの曲は、大人気『おっさんずラブ』の新シリーズ『おっさんずラブ -in the sky-』の主題歌となっています。

このドラマは男性同士の恋愛がメインテーマであり、「願い」もおっさんずラブの世界観を忠実に再現した普遍的なラブソングとなっています。

ドラマファンにとってこの曲は「春田(主人公)を好きな人からの視点」なのか「春田視点」なのかでまた違う味わいとなる奥深く魅力的な作品となっていえるでしょう。


願いという曲名の意味を考察

この「願い」と言う曲名には、恋をする誰もが経験する片思いの最中の切実な想いを表しています。

届かない片想いの最中の主人公の願いとは何なのでしょうか。

その「願い」がわかった時、誰もが自分の恋愛に重ね、共感するでしょう。

それでは、歌詞を徹底解釈していきます。


願いの歌詞の意味を徹底解釈

1番

あなたの瞳に映って
私は「幸せ」って
笑っている
未来を探していた
sumika -願い
解釈

あなたのそばで幸せだと心から笑う。
そんなあなたと想い合い一緒にいる未来を夢見ていた。

「あなたの瞳に映る私」を夢見ている主人公。

自分の存在に気付いてほしい。

自分の想いを受け入れてほしい。

そんな恋心が歌われています。


「おはよう」
たったひとつで世界が弾むから
あなたはすごい人だね
寒い冬を温められる人
sumika -願い
解釈

あなたと今日も会えるだけで嬉しい。
些細な挨拶だけで、今日も頑張れる。
こんな気持ちにさせてくれる貴方は特別な人だね。
こんな寒い冬も貴方のお陰で暖かい気持ちになれるんだ。

好きな人からの「おはよう」だけで、その日一日が幸せな予感に包まれた経験はありませんか?

そんな誰もが共感できる片想いの一瞬が描かれています。

また、この曲はおっさんずラブの放送期間でもある「冬」をイメージして作られています。

寒い冬でも心はポカポカする。

sumikaが歌うのはそんな恋の不思議な力です。


あなたをずっと見ているから
ちょっとした変化に
少しだけ早く気付いてしまっただけ
あの子を目で追ってどっか辛そうで
あなたはきっと恋をしている
sumika -願い
解釈

あなたのことを見ていれば、その変化もすぐにわかってしまう。
まだあなた自身も自覚していないかもしれないけど。
私じゃないあの子のことが気になっているんだね。
すこし辛そうな貴方を見れば、恋をしているってわかってしまうんだよ。

好きな人の好きな人に気付いてしまった主人公。

大好きな相手だからこそ、わかってしまう。

その恋の相手が自分では無い主人公の悲痛な気持ちが現れています。


ひとつふたつ願っても
あの子じゃない
私には代わりは務められず
みっつよっつ願っても
虚しくなる
この胸の中で眠れ
いつか目覚める日まで
sumika -願い
解釈

貴方の好きなあの子になりたい、
そう何度も願ってしまう。
それでもあの子になれたりはしない。
願うたびに寂しさは加速する。
この恋心は胸にしまっておかなければいけない。
今はまだ、叶う時ではないんだから。

主人公の最初の「願い」が歌われています。

それは、あの子になりたいという願い。

自分では好きな人に振り向かれないとわかってしまったようです。

この恋は叶わない。

そう悟り、気持ちを隠すことを決めた健気な主人公。

それでも「いつか目覚める日」を夢見る希望は忘れていません。


あなたの瞳に映って
「うれしい」「たのしい」と言い合って
絵空に見ていた儚い夢だ
白い息を小さく吐いて
「さびしい」「かなしい」って
隣から私も言いたかったよ
そばにいてよ
sumika -願い
解釈

あなたのそばで嬉しいことや楽しいことを一緒にしたかった。
君の嬉しそうな顔や楽しそうな顔を見てみたかった。
でもそれはただの絵空事で終わってしまった叶わない夢。
今日みたいな寒空のそばで貴方に弱音を聞いて欲しかった。
私のそばにいてほしかった。

切ない叶わぬ片想いが歌われたサビです。

恋がはじまったばかりの頃は誰しも相手との幸せな瞬間を思い描きます。

それが叶わなかった寂しい現実。

「そばにいてほしい」という気持ちが、今の主人公の素直な「願い」です。



2番

突然降ってきた雪を誰に伝えよう
私は一人だけだよ
あなたはどう?
答え聞くまでもなかったようで
目線の行き先が諭すよ
sumika -願い
解釈

天気予報になかった雪が降ってきた時のはしゃいだ気持ち。
そんな気持ちを共有する相手もいない。
あなたはこんな寂しい気持ちをしていませんか?
そんな心配もどこへやら。
あなたの目に映る相手を見れば察してしまう。

寒さも極まる冬。

突然の雪への驚きや嬉しさを本当に伝えたい恋の相手は隣にいません。

そんな孤独な寂しさが描かれています。


ひとつふたつねだっても
叶わぬ希望
あなたの目線の先にいる事
みっつよっつめ叶っても
虚しくなる
ひとつめになれないこと
あの子になれないこと
sumika -願い
解釈

貴方に泣きついたところでこの恋は叶わない。
あなたに好きになってはもらえない。
一番の願いが叶わないのなら、他の願いが叶っても満足できない。
どう頑張ってもあなたの一番になれないことがとにかく寂しいんだ。

何度願って強請ったところで両思いになれるわけではありません。

主人公にとって一番の願いは「恋の相手に一番好きになってもらうこと」なのでしょうか。

それが叶わないのなら他に良いことがあっても虚しいだけ。

歌われるのは、そんな必死で繊細な恋です。


あなたの瞳に映って
「ただいま」「おかえり」を言い合って
真昼に見ていた儚い夢だ
白い息を小さく吐いて
「おはよう」「おやすみ」って
目を合わせ私も言いたかったな
きっとまだ
sumika -願い
解釈

あなたとそばにいたい。
遠い将来だってあなたと描きたかった。
叶うはずのない夢を見ていたのかもしれない。
こんな寒い日だって想いあって一緒にいたかった。
まだ間に合うかな。もう間に合わない?

寒い冬に打ちひしがれる主人公。

片想いの悲痛な気持ちを歌います。

最後のフレーズ「きっとまだ」には解釈の余地がありますね。

「まだ叶わない」ということなのでしょうか?

「まだ間に合う」ということなのでしょうか?

聴くごとに捉え方の変わる奥深いサビです。


雪はずっとふっと
空から来ては
止めどなく降りしきる
想い重ねて
私はずっともっとあなたを
sumika -願い
解釈

雪はやまない、凍えるような寒さ。
この雪のように、果てなく積もるばかりの貴方への想い。
これからこの想いは溶けるのだろうか?
いいや、これからも積もり続けるのだろう。
ずっとこの気持ちは、大きくなるばかりなのだろう。

降り止まず積もり続ける雪。

その様子を自分の想いに例えています。

そしてこの気持ちはこれからも止まることがない、

確固たる強い想いが歌われています。


あなたの瞳に映って
私たち二人笑い合って
絵空に見ていた儚い夢だ
白い息を小さく吐いて
「最高に幸せ」って
きっとまだ
解っていた
ずっと“まだ”なんだね
sumika -願い
解釈

貴方と二人で笑い合う。
叶わなかったそんな夢。
雪降る冬に最高に幸せな瞬間を分かち合う。
そんな夢はまだ叶わない。
こんな恋はまだ叶わない。
このままずっと「まだ」のまま、一生叶うことがない。
本当は、ずっとそんな予感がしていたんだ。

二人笑い合う幸せな瞬間。

そんな願いは叶わないこと、本当はわかっていた。

叶わないとしりながら、想い続けていた。

そんな主人公の健気な本音が語られています。


あなたに出会えてよかった
あなたが笑っている未来まで
幸せ祈り続ける夢だ
一生物のギフトはそっと
私の胸の中
「おはよう」と「おやすみ」があって
時々起きては眠ってね
「さようなら」
春の中で
sumika -願い
解釈

あなたの幸せを願い続けるよ。
この恋が叶わなかったとしても、
一生あなたへの気持ちをしまって生きていくよ。
きっとたまに思い出してしまうこともあるだろう。
だけどその度ちゃんとまた胸にしまうから。
だからこの恋にさようなら。
冬を越えても忘れられない。

主人公の最後の「願い」が歌われるラストです。

その願いとは「愛する人の幸せ」。

自分の恋が叶わなかったとしても、好きな人の幸せを願う。

それは「恋」ではなく「愛」とも言えるかもしれません。


まとめ

この曲では主人公や恋の相手などの性別が意図的に伏せられています。
それによって、どんな人にとっても通ずる究極の普遍的な「願い」が描かれているのです。

その願いとは、「好きな人の幸せ」。

切ない「恋」を歌った曲でありますが、もはやそれは「愛」です。そんなこの曲はドラマにもぴったりの、sumikaによる究極のラブソングといえますね。