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【マカロニえんぴつ/恋のマジカルミステリー】の歌詞の意味を徹底解釈 | 女性の不可解な点を男性目線で歌った曲!

編集: ひいらぎ 最終更新:
目次

恋のマジカルミステリーってどんな曲?

「恋のマジカルミステリー」はマカロニえんぴつが2019年9月11日に発売したミニアルバム「season」の二曲目。

このミニアルバムではマカロニえんぴつのメンバー4人それぞれが作曲に関わっています。

「恋のマジカルミステリー」についてはギター担当の田辺由明が作曲を手掛けました。メロディーはポップでキャッチー。80‘sロックを意識されているようです。

作詞はギターボーカルのはっとりさん。歌詞についても軽快なフレーズが目立つハッピーな雰囲気です。


恋のマジカルミステリーという曲名の意味を考察

「マジカルミステリー」というキャッチーなフレーズから、どこか一昔前の少女漫画のタイトルのようにも思える曲名。

この絶妙に時代を感じるダサさは80年代っぽい曲調とマッチして、独特な雰囲気をつくりだしています。

ちなみに「マジカル」は「魔法のような、不思議な、魅力的な」という意味、「ミステリー」は「不可解なこと、神秘、秘訣」という意味です。

この曲では彼女へ首ったけな男性が描かれていますが、男性視点から「恋の魔法のように不思議で不可解な部分」がタイトルになっているようですね。


恋のマジカルミステリーの歌詞の意味を徹底解釈

1番

インドへの旅に出たい
嫁も夢も国に残して
人生は領収書
ノロマにだけノルマは課される
マカロニえんぴつ -恋のマジカルミステリー
解釈

好き勝手にできる自由への憧れがあるんだ
今までの生活を捨ててたっと一人で旅に出たり。
でも人生はもっとややこしいもので、
ノロマな僕にはやることがたくさん、多忙に追われている。

「インドへの旅に出たい」と突飛なフレーズから始まるAメロ。

自由に憧れ現実から抜け出したい男性像が見えます。

しかし「人生は領収書」。

そうシンプルにいかない現実、忙しない日常が歌われているようです。


金・土の安い酒
捕まっちまった、長い説教だ
人生は教習所
スピード出し過ぎが鼻につく
マカロニえんぴつ -恋のマジカルミステリー
解釈

週末に安い居酒屋で上司から長い説教を受ける。
人生は教習所みたいに、息苦しいもの。
教官の指示通りに生きることを強いられている。
変に目立つことも許されない。

上司への説教を受ける様子から社会人の世知辛さが感じられます。

人生を教習所に例えるところも秀逸。

指示通りに、ルール通りにすることが望まれる堅苦しい世間を彷彿とさせます。

特別な才能や突飛な生活も周りから良しとされません。

出る杭は打たれる、そんな世の中をシニカルに表現しているようです。


哀愁もインテリアも、もうノーセンキュー
立派な家と車 あと少し待ってね?
マカロニえんぴつ -恋のマジカルミステリー
解釈

寂しい孤独も今は遠慮しよう。
愛する彼女と暮らす生活で頭がいっぱいなんだ。
理想の生活、今はまだ厳しいけれどいつかは叶えるからね。

「立派な家と車」ということばから彼女と将来を見据えているようです。

大きな家と自慢できるような車を持つ安定した生活は所帯を持つ人にとっての憧れですよね。

「あと少し待ってね」ということなので今は叶えるには厳しい現実が垣間見えますが、必ず叶えるという心意気があるようです。


君が泣いてるときにはそっと
理由は訊かず抱きしめる
恋のマジカルミステリー、風を切り咲くストーリー
たいして変わりはないが
忙しすぎる日々だが
花を飾り水をやろう
かっこいいのが男なんだからね
マカロニえんぴつ -恋のマジカルミステリー
解釈

君が悲しんでいるときはどんな理由でも慰めるよ。
こんな気持ちになるなんて、
恋は不思議で不可解だ。
これからもこの勢いのまま、物語を繋げていくよ。
毎日目まぐるしいけれど、丁寧に暮らし、育てていくよ。
男なんだから、いつでも格好良くいたいんだ。

恋人への愛に溢れる軽快なサビです。

恋人が辛いときは無条件に味方をする。

誰でも出来ることではないはずなのに、こんな気持ちになってしまう。

そんな恋の不思議さを歌っています。

タイトルになっている「恋のマジカルミステリー」という重すぎないフレーズが効いていますね。

「花を飾り水をやろう」というのは、忙しない毎日でも何かを育てるような丁寧で優しい暮らしを約束しているようです。

続けて、男だから格好つけたいというストレートな気持ちもこの曲だからこそ自然に入ってきますね。



2番

インドへの旅に出ない
背広のアイロン 頼むぜマイハニー
マカロニえんぴつ -恋のマジカルミステリー
解釈

自由を求める一人旅はやっぱりやめにしておくよ。
だって僕には君という奥さんがいるんだから。
君に整えてもらったスーツを着て、仕事もがんばろうじゃないか。

1番では「インドへの旅に出たい」と語っていましたが、「出ない」と路線変更しています(笑)

なぜならきっと、主人公が本格的に彼女と共に歩む未来を描きはじめているから。

1番で嘆いていた辛い仕事にも勇敢に臨む勢いです。

「マイハニー」というフレーズや背広のアイロンを妻に任せるという価値観が時代を感じさせますね。


愛情の計量器は、もうノーセンキュー
「ねぇあなた、そろそろどう?」
あと少し待ってね
マカロニえんぴつ -恋のマジカルミステリー
解釈

僕の愛がどれくらい多いとかどれよりは多いとか、そんな細かいこと言わないでくれよ。
絶対的な愛がちゃんとあるんだから。
君は将来を早く決めたがっているようだ。
僕だって君と同じ気持ちだから、信じてもう少し待っていてね。

女性はよく「私のこと、どれくらい好き?」なんて聞きますよね。

ここでは主人公がそんな詮索に辟易としている様子が伺えます。

「ねぇあなた、そろそろどう?」というセリフから彼女も将来に不安があるよう。

彼の煮え切らない態度に焦燥感を感じていたのでしょうか。

それに対して主人公の返答は、マイペースでありながら揺らぎない彼女への想いが感じられますね。


おれの抱いてるロマンをちゃんと
その美学を訊いてくれよな
恋のマジカルミステリー、涙と汗のストーリー
たいして変わりはないが
忙しすぎる日々だが
写真を飾り眺めよう
嗚呼、忘れちゃうのが男だもんで
マカロニえんぴつ -恋のマジカルミステリー
解釈

俺なりの恋愛への価値観をちゃんとわかってほしいんだ。
恋は本当に不思議で不可解なもの。
ここまでくるのに、汗臭い努力をしてきたんだよ。
特別なことはあまりない生活だけれども、
忙しい毎日だけれども、
男だから忘れてしまうことも多いかもしれないけれども、
一日一日の思い出を大切にしていこうね。

主人公は恋人を愛しているからこそ、お互いの価値観を理解していたいようですね。

女性にとって男性の努力や苦悩は伝わりづらいと思っているのかもしれません。

忙しい日々で彼女が不機嫌になることもあったのでしょう。

そんな生活でも大切な思い出を忘れないように一瞬一瞬を写真に撮るような丁寧な暮らしを語っています。


ぱったり倒れるかもしれん
だからしっかりバッチリ眠るの大事ね
足くさいのばっかりは許して
足で稼いだ男の勲章
マカロニえんぴつ -恋のマジカルミステリー
解釈

急に倒れないためにも、健康に気をつけてやっていこう。
しっかり働いくから、嫌なところも多目に見てほしい。
そうやってこれからも一緒に暮らしていこう。

主人公はふたりで暮らしていく未来を明確に見ていますよね。

急に倒れてしまう日など具体的なことを考えるほど、彼女と共に人生を歩んでいきたい。

少し周りくどく、愛嬌一杯に、そんな愛情を歌っています。


君が泣いてるときにはぎゅっと
理由も知らず抱きしめる
恋のマジカルミステリー、風を切り咲くストーリー
たいした望みはないが
忙しすぎる日々だが
君が花で おれは水
かっこいいだろ 男なんだからね
皿洗いなら任せといてくれな
マカロニえんぴつ -恋のマジカルミステリー
解釈

いつだって、無条件で、君の味方だよ。
こんな気持ちになるなんて恋って不思議で不可解だ。
これからもこんな気持ちで、君と僕の物語を紡いでいこう。
これといって大きな夢もないささやかな日々の中、
可愛くて美しい君はいる。
僕はいつだって君のためにある。
男だから、そうやって格好良くありたいんだ。
ふたりで力を合わせて生きていこう。

彼女への大きな愛を感じるラストのサビです。

優しくも暖かい生活を約束することばたちは、まるでプロポーズのようです。

「君が花でおれは水」というフレーズも健気。

恋人に対するリスペクトと献身的な男性像が見えてきます。

この曲は終始、恋人へのラブコールともいえるメッセージが伝えられています。

愛に溢れるポップでハッピーな一曲ですね。


まとめ

「恋のマジカルミステリー」は、少し微笑ましい男性からのプロポーズとも言える恋人へのラブコールに溢れています。

ポップな曲調にタイトルや歌詞もマッチしており、ハッピーオーラ全開です。今はあまり使わないワードが意識的に使われた時代を感じるフレーズも、逆に新鮮な気持ちになれる唯一無二のラブソングとなっています。