music.branchwith

【King Gnu/Hitman】の歌詞の意味を徹底解釈 | 殺すためではなく人を救うための殺し屋とはのサムネイル

【King Gnu/Hitman】の歌詞の意味を徹底解釈 | 殺すためではなく人を救うための殺し屋とは

編集: ひいらぎ 最終更新:
目次

Hitmanってどんな曲?

『Hit man』はKing Gnuにとって初のメジャー・アルバム「Sympa」の収録曲で、のちに「ANA」グローバルCMソングに起用されていてます。井口理の優しく未来を導くようなボーカルが印象的なナンバーです。

「Sympa」は「Sympa I」「Sympa II」「Sympa III」「Sympa IV」という4つのインストをアルバムに挟み込むことで、救助を求め救出されるまでのストーリーで1枚が構成されています。

『Hit man』は「Sympa II」の後の1曲目に配置され、絶望の淵から這い上がり希望を見出だす位置付けではないでしょうか。

歌詞には表記がありませんが「sky high,sunshine」というコーラスが曲中で歌われ、空高く輝く太陽に希望の光を重ねているように感じます。


Hitmanという曲名の意味を考察

「Hit man」は“殺し屋”のことです。

とくにピストル等の射撃を得意とする殺し屋を差します。
ですが、この曲は殺し屋という意味ではタイトルを付けてはいません。

「あなたの心の奥底を狙って弾を撃て」という一文からHit manというタイトルは考えられたと思いますが、ここでいう「弾」とは「あなたの心」を救う為の弾です。

Hit manは殺し屋ではなく救世主なのです。

常田大希は「Sympa」を発売する際にTwitterで次のように発信しています。

「新しい曲を作るたびに, この1曲で自分の人生を変えようと, メンバーの人生を変えようと, 聴いた誰かの人生を変えようと, 毎曲毎曲作って来ました.
インディーだろうがメジャーだろうが真摯に作っていくだけです.」

Hit manはこの曲を聴いた人、苦しんでいる人を救うために作られたと思います。

大袈裟ではなく『Hit man』はきっと多くの人の人生を助けていくはずです。

Hitmanの歌詞の意味を徹底解釈

1番

吹き抜けてるはずの未来は?
子供の頃に見た夢は?
いつの間にこんなにも
曇って見えるんだろう
King Gnu -Hit man
解釈

子供の頃の夢を叶えて明るい人生を送っているはずだったのにどうなってるんだ?
いつのまにかどんよりと曇った毎日を送っている。

彼は子供の頃に見ていた夢に対してとても明るい未来を描いていたに違いありません。

しかし、現実は甘くなく、叶わずじまいの夢はいつしか繰り返す毎日の中で忘れられていきます。

「雲って見える」という表現から彼が未来を見失って生きていることが伝わってきますね。

後に続く文章を見ればこの一文の彼は主人公ではなく、主人公は「彼」に向かってこの歌を歌っていると考えることができます。


東京航海
行き交う誰もが皆
人知れず重荷を背負って
それでも前を向いて
歩いているのでしょう
King Gnu -Hit man
解釈

東京で行き交う人々はみんなそれぞれに悩みを抱えているけど、それでも前へ向かって歩いている。

東京という巨大な街を海に例えて、そこで生きている人々の人生を「航海」と呼んでいます。

皆、ただ漠然と生きているのではなく、それぞれに目的地を目指して毎日の航海を進んでいるはずです。

しかし、順調そうに見える航海でも何かしらの重荷を誰もが抱えています。それは周りからは分かることはありません。

それでも航海は続きます。目的地へ向かって進むしかないのです。


今なら僕ら
目を瞑っていたって
未来へ駆けてゆけるの
ぼやけた視界を擦って
あなたの心の奥底を狙って
弾を撃て
King Gnu -Hit man
解釈

僕たちは目を閉じていても進むべき道が見える。
曇っている視界を擦ってあげよう。
あなたの心へ未来へ進む為の弾を撃ち込もう。

ここで歌詞は主人公側の視点に移ります。

この主人公は King Gnu 自身のことと捉えることができます。

つまり「弾」とはKing Gnuの音楽のことです。

君(=リスナー)は未来が見えず重荷を背負って生きている。でも、僕たち(=King Gnu)には未来が見える。僕たちの音楽を君の心に撃ち込んで救ってあげよう。

こう解釈するとAメロ/Bメロのネガティブな歌詞からサビのポジティブな歌詞へ転換することに筋が通ります。



2番

何気の無い会話や仕草の
温もりに気づかないままで
世界が終わりかのように
息巻いてさ
King Gnu -Hit man
解釈

なんでもないような会話や仕草の中に温もりがある。
それに気づかず「世界は終わりだ」と言ってるやつがいる。

ここからは主人公側(=King Gnu)の視点から歌詞が綴られていきます。

毎日、酷いニュースばかりが耳に入ります。ありとあらゆるところで犯罪が起き、怒りや憎しみがあとを絶ちません。そんな酷い部分だけを見て「世界は終わりだ」と言う人がいます。

しかし、目の前で起きている出来事はどうでしょうか?冷たい人もいますが温かい人もいます。さりげない優しさをくれる人もいるでしょう。

世界は全部が全部終わってはいないのです。

「世界はまだ終わっていない」これがKingGnuのメッセージです。


東京交差点
仮面の下には
皆別の顔が隠れているのでしょう
でももう怖がらなくていいんだよ
笑顔の仮面を取れ
King Gnu -Hit man
解釈

東京の交差点を行き交う人々はみんな本性を隠して生きている。
もう怖がらずに作り笑いの下の仮面を取ってしまえ。

東京の交差点で周りを見渡してみると笑顔で溢れています。幸せそうな人々がたくさん行き交っています。

しかし、本当は苦しんでいます。誰かに苦しむ姿を見られたくなくて笑顔の仮面を被っています。本当の姿がバレるを怖れています。

なぜ?怖いのか?

自分の存在が否定されるかもしれないから、ではないでしょうか。

人には「良くみられたい」という欲求があります。着飾ったり、何かで良い成績を出そうとしたり、人より良く見られたいと本能で思っています。

苦しむ姿は自分が惨めにみられることになります。自分の存在が否定されることにつながります。

だから、怖くて仮面を被るのではないでしょうか?

彼らはそんな人々に手を差し伸べます。

もう怖がらなくていいよ、と。


行ったり来たり繰り返して僕ら
喜びも悲しみも全部
あなたと笑いあえるのならば
それ以上他に何も望まないの
King Gnu -Hit man
解釈

喜びと悲しみを繰り返す毎日をあなたと分け合えるなら他に望むものはない。

毎日は嬉しいこともあれば悲しいこともあって、繰り返し繰り返し喜怒哀楽を行ったり来たりします。

悲しいことを繰り返すのは辛いことですが、「あなたと笑い合えるだけでいい」と言ってくれる人がいれば、心強くなり多少の困難は乗り越えることが出来ます。

そんな心の拠り所になりたいと彼らは願っています。


今なら僕ら
目を瞑っていたって
未来へ駆けてゆけるの
ぼやけた視界を擦って
あなたの心の奥底を狙って
弾を撃て
King Gnu -Hit man
解釈

一度解釈したので割愛します。

一度解釈したので割愛します。


3番

一体全体何を信じて歩けばいいの?
何にすがりつけばいいの?
時の流れは酷く残酷で
未来なんていつだって不確かで
強がらなきゃやってらんないさ
霧があなたを覆い隠すのならば
狙いを定めて曇り空を撃ち抜いて
King Gnu -Hit man
解釈

時の流れは早すぎて待ってくれない。
未来は何一つ安心出来ない。
信じるものもすがるものもなくて強がって生きるしかない。
霧がかかったように明日が見えなくなっているあなたの心へ未来に進む為の弾を撃ち込もう。

時間はいつだって流れていきます。待ってほしいことも、戻してほしいこともありますが、時間が待ってくれることはありません。

未来も確実なことは一切ありません。保証は何もなく、より良い未来を迎えるためには常に何かをしていなければいけません。

それは貯蓄であったり、仕事であったり、保険であったりします。人間関係の維持も必要でしょう。

しかし、時間は待ってくれません。

しんどくても、強がって「まだ大丈夫だ」と自分に言い聞かせなければやってられません。

そんな世の中で一体何を信じて、何にすがって、生きていけばいいのか?

自分たちを信じて欲しい。

自分たちにすがって欲しい。

それが彼らの願いではないでしょうか。


行ったり来たり繰り返して僕ら
喜びも悲しみも全部
あなたと笑いあえるのならば
それ以上他に何も望まないの
King Gnu -Hit man
解釈

一度解釈したので割愛します。

一度解釈したので割愛します。


今なら僕ら
目を瞑っていたって
未来へ駆けてゆけるの
ぼやけた視界を擦って
あなたの心の奥底を狙って弾を撃て
弾を撃て
King Gnu -Hit man
解釈

一度解釈したので割愛します。

一度解釈したので割愛します。