【あいみょん/あした世界が終わるとしても】の歌詞の意味を徹底解釈 | 映画の主題歌にもなっている曲を徹底解釈!
編集: ひいらぎ最終更新: 2020/9/19
あした世界が終わるとしてもという曲名の意味を考察
映画「あした世界が終わるとしても」の主題歌でもあるこの曲は、映画のタイトルがそのまま曲名となっています。相対する二つの世界があり、命がリンクしているといった設定です。
どちらかの世界で死んだら、もう片方の世界でも死ぬ、といった感じですね。映画はまだ見ていないので詳しいことは分かりませんが、予告を見る限り「あした世界が終わるとしても」の続きは「僕は君の側にいるから」といった意味が含まれているかなと予測してます。
また、登場人物は「僕」と「君」になっています。
今回は映画になぞらえた視点で考察していきたいと思います!
映画「あした世界が終わるとしても」の主題歌に決定!
あいみょんの新曲、「あした世界が終わるとしても」が来年1月25日(金)に公開の劇場長編アニメーション『あした世界が終わるとしても』(監督・脚本:櫻木優平 制作:クラフタースタジオ)の主題歌に決定しました!映画のタイトルがそのまま曲名になっており、映画の内容を考慮して曲を製作したのかなぁなんて思ったり。
この映画は、10代、20代のリアルな日常や学校生活などにこだわって制作されているそうで、10代、20代向けの曲を製作しているあいみょんにはぴったりかもしれませんね。
映画の内容としては、予告を見る限りバトルものっぽい?感じ。予告の途中で主人公が「もう一つの世界から来た」とかなんとか言っていたので、異世界系なのかな?なんて思ったり。もしかしたら君の名はみたいな感じなのか?まあ、予告だけではわからないので、しっかり映画館でみたいと思います!
あした世界が終わるとしてもの歌詞の意味を徹底解釈
1番
今日も生きているのです
僕は僕の守り方を
ようやく知ったのです
ひいらぎの解釈なんとか今日も生きているのです
僕は僕の守り方を
ようやく知りました
情緒不安定だけど今日も生きている僕。どうすれば自分を守れるか気づいたようです。
僕の守り方が何だったのかをベースにして歌詞を追っていきたいと思います。
退屈な現状それと愛情
感情、どうしよう
いつまでたっても定まらないよ
僕は僕なのになぁ
ひいらぎの解釈代り映えしない平穏な日々、慣れてきてしまった愛情
こんな感情どうしよう
しっかりしなきゃいけないんだろうけど
いつまでたっても不安定なままだよ
これが僕なんだけどな
10代特有の不安定さが出てるなぁと思います。自分の感情に対してどう対処したらいいか分からない、と感じていますね。
これが僕なんだよな、と不安定で弱い自分を認めています。
大切な人も恋も愛も
性も、どうしよう
いつまでたっても守りきれないよ
いつかは消えてしまう
ひいらぎの解釈大切な人も恋も愛も
性も、このまま変わらずにっていうわけにはいかないよな
どうしよう
まだ大人になれないな
守り切れないことが多いよ
今がいずれ過去になることも、永遠なんて存在しないことも分かっているけれど
今の弱い自分では大切な人は守れない、と感じているようですね。まだこの段階では「僕の守り方」に気づいていないようです。
「自分も守れないのに大切な人を守れるはずがない」といった弱気な一面と、「今がいずれ過去になってしまう」といった時間の焦りが受け取れました。また恋や愛、性といった思春期らしい悩みも出てきます。なかなか思うようにいかないことが多いのでしょう。
やはり僕は1人では
抱えきれないものばかりで
強くなれない身体に
強さを求めて
ひいらぎの解釈やっぱり僕は弱い生き物だから
1人では抱えきれずにダメになってしまうよ
強くなれない身体に
強さを求めて君を探すよ
僕は弱い生き物だから、1人では生きていけないと感じたようです。人間という生き物は弱いですからね。
「僕の守り方」がうっすら見えてきました。
2番
この頼りない翼広げて
迎えに来たんだよ
会いに来たんだよ
今はまだ飛べない鳥だけど
最低でも、君だけは守れるように
最低でも、君だけは守れるように
ひいらぎの解釈まだ僕は頼りないかもしれないけれど
君を迎えに来たんだよ
勇気を出して会いに来たんだよ
今はまだ不安定な僕だけど
この世界がどうなったとしても
君だけは守れるようにするから
ここで僕自身のことを鳥に例えています。「今はまだ飛べない鳥だけど」という表現から歩いてきたのでしょう。
飛ぶことに目が行きがちですが、鳥も歩くんですよね。そもそも何故鳥が飛ぶようになったのか、少し説明を加えたいと思います。
鳥の先祖は恐竜と言われています。飛ぶことを覚えたのは大型恐竜などの外敵から身を守るため、といった理由だそうです。それを踏まえると「今はまだ飛べない鳥だけど」とは、「外敵からの危険を冒してまで歩いて会いにきた」といった僕の勇気が受け取れる解釈ができるかな、と思います。
「最低でも、君だけは守れるように」ここは曲名になぞらえて「この世界がどうなったとしても君だけは守れるようにするから」と解釈しました。他の人はどうなってもいい、もしかしたら自分ですらどうなってもいいと思ってるかも。君を守りたい気持ちは強いようですね。
憂鬱なモーニング
それとスローに変わり始めた
いつまでたっても笑えないなぁ
世界が腐りそうなんだ
ひいらぎの解釈憂鬱な朝だ
日常は何かがゆっくり変わり始めた
いつまでたっても笑えない問題が多いな
君と僕の世界が腐りそうなんだ
日常に変化が見られますね。
「退屈な現状」とは打って変わって何やら問題が増えてきたようです。主題歌になっている映画の内容は、相対するもうひとつの世界と現実世界、二つの世界があり命がリンクしている話でしたね。何かしらの影響で、ピンチが訪れているのかなと思います。
悲しい物語なんて
幼い頃に聞き飽きたよ
優しい誰かの囁きで
涙が出た 今
ひいらぎの解釈悲しい物語なんて
幼い頃に聞き飽きたから要らないよ、と
そんな誰かの優しい言葉に
思わず涙が出た
誰かの優しい言葉に対して、「君と僕の物語は悲しい物語にしたくない」といった僕の気持ちが内包されているのかなと思います。
もう隠せない何かを抱え
迎えに行くんだよ
会いに行くんだよ
今はまだ伝えられないけど
最悪でも、僕だけはここにいるから
最悪でも、僕だけはここにいるから
ひいらぎの解釈君に隠し事をしてるけど、そろそろ隠し切れないかも
僕は君を迎えに行くよ
会いに行くんだよ
今はまだ想いを伝えられないけれど
この世界がどうなったとしても
最悪な事態となったとしても、僕だけはここにいるから
僕は君に隠し事をしており、それを伝えられないようです。ここでの想いは僕の君に対する恋心かなと思いました。
世界がどうなっても僕は君のそばにいるよ、といった心情でしょうか。なかなか奥が深い歌詞ですね。
失うものが君だとしたら
僕が世界のどこかに
君だけの居場所をつくってあげる
失うものが僕だとしたら
僕が君を守れたという
証拠になるでしょう
ひいらぎの解釈もしもこの世界にいる君を失ったとしたら
僕が二つの世界以外の別世界のどこかに
君だけの居場所を作って生かすから
もしもこの世界で僕がいなくなるとしたら
それは僕が君を守れたことになる
はっきり言いましょう。難解です!笑
ここは全体として仮定の表現が多いので、先程の歌詞と繋がって「最悪な事態」の想定だと思われます。実際どうなったかは別問題です。「失う」はシンプルに「死」を意味してるかな、と思います。映画中でも命がリンクしている設定が出てきますよね。
君と僕に分けてみていきましょう。
一方「失うものが僕だとしたら、君を守れたことになる」これは僕の命に対してはどうでもいいような諦めの一面があるかな、と受け取れました。少し映画のストーリーの説明を。主人公である僕は、父と母を亡くしています。相対するもうひとつの世界で公女と呼ばれる女性に殺されたためです。その公女の相対する人物が君になります。
あまり実感のようなものは沸きづらいですが、間接的に両親を君に殺されたことになりますね。僕はとても複雑な心情だと思います。そして、公女が両親を殺したということは、僕と相対する人物も狙われている可能性が高いと考えられます。つまり僕の命も危ないです。
「失うものが僕だとしたら、君を守れたことになる」公女の目論見は分かりませんが、僕が死んで君を守れるならそれで構わない、といった意味が含まれてるのかもしれません。映画を観ていたらもう少し踏み込めて書けたかもしれないですが、予告時点での解釈になります。
ラスト
この頼りない翼広げて
迎えに来たんだよ
会いに来たんだよ
今はまだ飛べない鳥だけど
最低でも、君だけは守れるように
ひいらぎの解釈<一度解釈したので省略します>
<一度解釈したので省略します>
もう隠せない何かを抱え
迎えに行くんだよ
会いに行くんだよ
今はまだ伝えられないけど
最悪でも、僕だけはここにいるから
最悪でも、僕だけはここにいるから
ひいらぎの解釈<一度解釈したので省略します>
<一度解釈したので省略します>
今日も生きているのです
僕は僕の守り方を知りました
そして君の側にいると決めました
ひいらぎの解釈なんとか今日も生きているのです
僕は僕の守り方を知りました
君を守ることが僕を守ることになるのです
そうだから君の側にいると決めたのです
「僕の守り方」が出てきました!
「君を守ること」ですね。だから側にいようと決心します。初めは弱く頼りない僕が、頼もしい印象になりましたね。
La fin...
まとめ
今回はあいみょんの「あした世界が終わるとしても」の歌詞の意味を徹底解釈しました。
映画の主題歌ということで、映画の内容から考察・解釈してみましたが、いかがだったでしょうか。映画も面白いそうなので、ぜひみてみてはいかがでしょうか。
今後も当サイトではあいみょんを追って行くのでぜひチェックして見てください!