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【米津玄師/フローライト】の歌詞の意味を徹底解釈 | パワーストーンに込められた思いとは

編集: ひいらぎ最終更新: 2020/9/19

目次
フローライトという曲名の意味を考察
フローライトの歌詞の意味を徹底解釈
1番
2番

フローライトという曲名の意味を考察


パワーストーンをお守りとして身に付ける人は多くいます。中でも「天才の石」と称される「フローライト」は、豊富なカラーバリエーションや多様な効能から人気が高いようです。

固定化した思考や抑圧された感情から持ち主を解放し、創造力を高め、問題解決に導いてくれると言われています。

パワーストーンやタリスマンを信じるか否かは人それぞれですが、それが大切な誰かからの贈り物だった場合、少なくとも相手との繋がりを思い出させてくれるきっかけとして作用するはずです。


フローライトの歌詞の意味を徹底解釈

1番

君が街を発つ前の日に 僕にくれたお守り
それが今も輝いたまま 君は旅に出ていった
今は何処で何をしているかな 心配なんかしていない
君のことだからな
米津玄師 -フローライト

ひいらぎの解釈君が出発の前日に僕にくれたお守りが
今も輝いている。君は旅に出た。
今は何処で何をしているのか、考えても心配にはならない。
君のことだからきっと大丈夫だ。

大切な「お守り」を見ながら「僕」が「旅に出」た「君」のことを思っています。この「お守り」は「フローライト」だと思われますが、その本質は物体的な部分にはなく、その鉱石を通じて思い出される記憶や言葉、つまり「僕」が「君」と関わる中で獲得した精神的支柱だと解釈できます。

「君」の現状を気にしつつ「心配なんかしていない」ことから、「僕」の「君」に対する信頼と愛着の深さが伺えます。

 

君が思うよりも君は 僕の日々を変えたんだ
二人でいる夜の闇が あんなに心地いいなんて
この世界のすべてを狭めたのは 自分自身ってことを
君に教わったから
米津玄師 -フローライト

ひいらぎの解釈君が思っている以上に君は僕の人生を変えてくれた。
二人で過ごした夜の心地よさを忘れられない。
世界を狭めているのは僕自身ってことを
教えてくれたのが君だった。

「僕」と「君」はどうやら親友、あるいは親友では薄っぺらに聞こえてしまうくらいの絆で結ばれた関係のようです。

「夜の闇」は拭い去りようのない恐怖や失意を連想させますが、それも「君」と一緒に過ごせば「心地いい」時間に変わります。かつて「この世界のすべてを狭めた」ような閉塞感や無力感を抱えていた「僕」に、感性を変えるきっかけを与えてくれたのも「君」でした。

「僕」が明言している通り、「君」は「僕」の人生に大きな影響を与えた人物なのです。

 

壊そうと思えば瞬く間に 壊せてしまうものを
僕はまだ壊れそうなほど 大事に握りしめている
米津玄師 -フローライト

ひいらぎの解釈壊そうと思えば簡単に壊せてしまえるものを
僕は今でも大事に掴んでいる。

「君」からもらった「お守り」は脆いと同時に強固です。望みさえすれば「瞬く間に」「壊せてしまうもの」ですが、「壊れそうなほど」「握りしめて」も崩れません。

人の考え方や感じ方は、他人からの否定や嘲罵を受けて容易く傷ついてしまうものですが、「僕」にとって「君に教わった」全ては「大事」である故に揺らがず、「僕」の支えとなっていると言うことでしょう。

 

フローライト こんなものが
世界で一番輝いて見えるのは
フローライト きっと君が
大切でいる何よりの証だろう
米津玄師 -フローライト

ひいらぎの解釈フローライト。こんなものが
世界一輝いて見えるのは
きっと君が
僕にとって大切な存在だから。

「こんなもの」と呼べるくらい、物質としては粗末な「フローライト」ですが、「君」からもらったものなので「僕」には「世界で一番輝いて見え」ます。「僕」はその「輝」きを通じて、「君」がどんなに「大切」な存在であるかを再認識しています。

 

確かめていたんだよ僕らは ずっと目には見えないものを
ふいにそれは何かを通して 再び出会う
米津玄師 -フローライト

ひいらぎの解釈僕らはずっと目に見えないものを確かめていた。
今でもふいに思い出して、またそれを確かめる。

「目には見えないもの」とは、精神的な繋がりのことだと考えられます。「僕」と「君」が交流を通じて「確かめていた」「それは」、ふとした拍子に「何かを通して」、ここでは「フローライト」をきっかけにして、「僕」に「再び」実在を訴えかけます。

2番

夜が明ければ陽が昇る 道は永遠に続く
素敵な魔法で溢れてる 僕らは今を生きている
それと同じくらいに君のことを信じてるってことを
君は笑うだろうか
米津玄師 -フローライト

ひいらぎの解釈夜が明ければ新しい一日が始まる。人生はずっと続く。
世界には素敵な魔法が溢れている。僕らは今を生きている。
僕はそれくらい大きな信頼を君に寄せている。
君が知ったら笑うだろうか。

「夜が明ければ陽が昇る」のも「僕ら」が「今を生きている」のも、自然の摂理です。

「道」が「永遠に続く」と言うのは考え方次第で虚言と捉えることもできますが、「道」が人生の比喩だと解釈した場合には、命の尽きる瞬間まで途切れることはありませんので、事実になります。

「素敵な魔法」は世の中にある美しいものや楽しいことを指しているのでしょう。

世界には当然醜い側面もありますから、「素敵な魔法で溢れてる」と考えるのは偏狭と言わざるを得ませんが、ここでは「僕」の「君」に対する信頼の度合いを例えるための思考なので、盲目的なくらいでちょうどいいのかもしれません。

変えようのない事実と「同じくらい」また疑いの余地を否定した確信で、「僕」は「君のことを信じて」います。「君は笑うだろうか」と言っていますから、大げさであることは自覚しているようです。

 

確証なんてのは一つもない でもね僕は迷わない
君が信じたことなんだから 僕にはそれで十分さ
米津玄師 -フローライト

ひいらぎの解釈確証なんて一つもないけど僕は迷わない。
君が信じたことだから、それだけで十分信じられる。

たとえ大仰でも、「君」に対する完全な信頼が「僕」の本心です。

事実としての「確証」が「一つもない」状況でも、「君が信じたことなんだから」と言うただそれだけの理由が「僕」にとっては「十分」な根拠になります。

 

フローライト こんなものが
泣いているように見えるような気になるのは
フローライト いつか君が
泣いていた顔をふっと思い出すからだろう
米津玄師 -フローライト

ひいらぎの解釈フローライト。こんなものが
泣いているように思えるのは
いつか君が
泣いていた顔を時々思い出すからだろう。

「僕」から絶大な信頼を受ける「君」ですが、完全無欠のヒーローではないようです。「僕」の前で涙を流したことがあり、「僕」はそれを「ふっと思い出す」ことがあります。

弱みを見せてくれたことも「僕」が「君」を信じる要因の一つなのかもしれません。

 

説明がつかない僕らの こんな心も全て通して
いつだって君が笑えるような 幸せを願う
米津玄師 -フローライト

ひいらぎの解釈とても複雑な心の全てを通して
いつも君が笑っていられるような幸せを願っている。

自分の内側にあるのに「説明がつかない」くらい「心」は複雑です。「僕」も「君」も自分の「心」が理解できずに振り回された経験があるはずです。

「僕」は「君」に対して「心配なんかしていない」と言っていましたが、本当は気にかかる部分もあるでしょうし、「君」の不在を寂しく感じることもあるでしょう。

それら「全て」を「通して」「君」の「幸せを願う」ことは、理屈を抜きにした「僕」の想いの結晶だと考えられます。

 

フローライト こんなものが
世界で一番輝いて見えるのは
フローライト きっと君が
大切でいる何よりの証だろう
米津玄師 -フローライト

ひいらぎの解釈フローライト。こんなものが
世界一輝いて見えるのは
きっと君が
僕にとって大切な存在だから。

一度解釈したので割愛します。


確かめていたんだよ僕らは ずっと目には見えないものを
ふいにそれは何かを通して 再び出会う
米津玄師 -フローライト

ひいらぎの解釈僕らはずっと目に見えないものを確かめていた。
今でもふいに思い出して、またそれを確かめる。

一度解釈したので割愛します。


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