【清水翔太/Sorry】の歌詞の意味を徹底解釈 | 別れ際の切ないストーリーに注目!
編集: ひいらぎ最終更新: 2020/9/19
Sorryの歌詞の意味を徹底解釈
1番
バカみたいだろ?
なんとなく真面目にやってみてる
君はいないのに
今更、変わったって
戻らないんだって I know
解釈
今更真面目にやったって君はもういないのにバカみたいだろ?
今更変わったって君は戻らないって気づいているのに。
主人公=この曲を歌っている人間 君=MVの女性として解釈していきます。
「君」はもういないということは「君」は亡くなってしまったのでしょうか?それとも別れてしまったのでしょうか?
歌詞からはどちらとも取れますが、MVを見ると女性が最後まで映っているので、「君と主人公が付き合っていて別れてしまった。」と解釈する方が自然だと思います。
つまり、この歌は「君」と別れた主人公が、「君」を想って歌う歌だということになりますね。
そう突然に君は消えた
意味ありげな言葉
勘繰るよ Where you are?
こんなに思い出すなんて
S### 会いたいよ
解釈
意味ありげな言葉を残して君は突然いなくなってしまった。
他の男が好きになったのか?
君が忘れられないなんて...くそっ。会いたいな。
どうやら別れた原因は「君」が突然いなくなってしまったからのようですね。
大切な人が意味ありげな言葉(=別れを示唆させるような言葉)だけを残して突然いなくなってしまったら...そりゃあ忘れられなくなってしまいますよね。
しかも、自分に非があったのか、それとも飽きられてしまったのか。別れの理由がわかりませんから不安で仕方がないと思います。
そんな色々な感情が渦巻く中で主人公の心の中を表した言葉が「S###」なのかもしれませんね。
何十回も君を泣かせてしまったこと
そして見えない所で俺の為に頑張ってくれてたのに
気付けなかったこと
本当は最後、たった一言「ごめんな」って
言えばよかったのに
どうしてかな くだらないよな
言えなかったんだ
解釈
なんども君を泣かせてしまったし
目ないところで僕に尽くしてくれたのに「ありがとう」って言えなかったこともあったな。
君と別れる前に「気づけなくてごめんな」って言えればよかったのに。
なんでかわからないし、はたから見れば滑稽だけど、言えなかったんだ。
主人公と「君」は喧嘩→意味ありげな手紙という過程を経て別れたのかもしれませんね。そして、主人公は喧嘩した時に「ごめんな」と伝えておけばまた違う未来があったかもしれないと後悔しているのでしょう。
「伝えたい言葉」というのは、伝えたい相手がいなくなってしまっては伝えることなんてできません。言葉を伝えられるうちに、気づいたことから感謝の言葉を伝えていくことが肝心なのかもしれませんね。
2番
夢の中ふざけあう二人
このまま街でるなり
映画見てもいいし
Chillするのもいいし
覚めないままDreamin’
このまま二人で街を出て遊びにいくのもいいし。
映画を見てもいいし。
リラックスしてもいい。
ああ、こんな夢醒めないで欲しい。
主人公の妄想シーンでしょう。このシーンが曲中に入ることによって「主人公の後悔」が増幅されますね。
Chillとは直訳すると、冷気や冷やすという意味がありますが、ここではスラングの「リラックする」という意味で使われているのでしょう。
君と過ごす日々 意味もなく塞いでた頃の俺はジーニー Ya もう会えないのかな よく怒った君に起こされたよな あれ?泣いてんのかな? 目は覚めた やっぱりまだ好きって事も気付いた
「君」がいなくなってから「君」を思い出す日々を送る主人公。
日に日に自分の中の「君」の大きさに気づき始めているのでしょうね。 切ないメロディーと清水翔太の切なげな歌声で泣いてしまいそうになる部分ですよね。
I’m sorry for all my mistakes 本当はもっと 伝えたい言葉があるんだけど Tonight… 伝える術がないんだよ
自分の全ての過ちに申し訳ないと思っている。
主人公がものすごく後悔している様子が手に取るようにわかりますね。
でも、そんな「申し訳ない」という感情よりも「君」に伝えたい言葉があるようです。なんなのでしょうか?次の歌詞を見ていきましょう。
「ありがとう」 一番伝えたいこと そして失ってはじめて 誰より大切で何より愛してたって気付いたということ
どうやら主人公は「ごめんね」よりも「ありがとう」と伝えたいと思ったようですね。
1番では「ごめんね」と言いたいと仕切りに言っていましたが、なぜ2番で「ありがとう」と言いたいと気持ちが変わったのでしょうか。
あくまで私の解釈ですが、おそらく、主人公は君と復縁することを諦めたのではないでしょうか。だから、今までの感謝も込めて「ありがとう」と伝えたくなったのでしょう。
この心情の変化は主人公が一歩前に進んだということなのかもしれませんね。 お互い一歩進んで違う人生を歩む。とても切なげですが、とても美しいですね。