【あいみょん/二人だけの国】の歌詞の意味を徹底解釈 | 曲名は何を意味しているのか?あいみょんの傾向から分析
編集: ひいらぎ最終更新: 2020/9/19
二人だけの国という曲名の意味を考察
「二人だけの国」という曲名はどういった意味を持つのでしょうか。
そのままの意味で解釈するならば二人しかいない国となりますが、歌詞とうまく合いませんし、少し意味がわかりませんよね。
この曲の曲名の意味を理解するには、歌詞の意味を解釈する必要があります。歌詞の意味を解釈すれば、曲名の意味も自ずとわかってきますので、ぜひ最後までご覧下さい。
二人だけの国の歌詞の意味を徹底解釈
1番
運命共同体同士
ナンマイダ
ナンマイダ
現実逃避の最終回
ナンマイダ
ナンマイダ的確計画根拠はなく
ナンマイダ
ナンマイダ有言実行あしからず
ナンマイダ
ナンマイダ二人の国へ向かうため
尽力致します
ひいらぎの解釈運命を共にすると決めたもの同士、現実逃避はもうしないと誓います。
根拠はありませんが、有言実行してみますのでご了承ください。
二人だけの世界を作るため、精一杯頑張ります。
繰り返し出てくる「ナンマイダ」とはどういった意味でしょうか。
国語辞典によると、「ナンマイダ」とは南無阿弥陀仏から転じた言葉だそうです。また、南無阿弥陀仏とは「阿弥陀仏に対して敬礼する」という意味を持つようです。お経など唱えるときによく耳にしますよね。
ここでは、「ナンマイダ」は特に意味がなく、仏様に対して歌っていることを表したくて「ナンマイダ」と歌詞にしたと解釈しています。
許された二人だから
今ここで
赤く染まって抱きしめあうの
深く深く
刺さったまま溶けあいたいわ
指を絡め
きっとここが天国
ひいらぎの解釈仏様に許された二人だから
今仏様の目の前で深く深く血を流しながら抱きしめ合うの。
あなたのものが刺さったまま溶けてしまいたいわ。
きっとここが私たちの天国なのかもな。
「赤く染まって」の部分。これはおそらく破瓜の時に稀に出る血を比喩しているものだと思われます。
つまり、ここの部分で二人は性行為をしているということになりますね。そしてその行為の最中が天国であり二人だけの国だといっているのです。このように生々しい性行為の情景を歌詞にするとはまさにあいみょんが作詞した歌詞と言えますね。
2番
決定的瞬間の愛
ナンマイダ
ナンマイダ
人生最大級の愛
ナンマイダ
ナンマイダ永遠の愛が叶うなら
それで幸いです
ひいらぎの解釈この決定的な瞬間の愛は人生最大級の愛と言えるだろう。
あなたとの永遠の愛が叶うのなら他に何もいりません。
ここでも1番同様、「ナンマイダ」という歌詞には意味がないと解釈しています。
ここの部分から、性行為をしている最中が人生の中で最高の愛だと信じているようです。
間違いなんて思ってないわ
この人生
これくらいの痛みなんてもう
慣れているし
はまりきって溺れきった
指を絡め
きっとここは
ひいらぎの解釈この選択が間違いなんて思っていないわ。
私の人生。破瓜の痛みくらいなんてもう慣れているし
あなたにどっぷり浸かって、あなたに溺れきって、指を絡めたら
きっとここは。。。
「破瓜の痛みくらいなんてもう慣れているし」という部分から、主人公は女性であり、破瓜の痛みと同じくらいの痛みを何度も繰り返していると解釈できます。では、どんな痛みを何度も経験しているのでしょうか。
考えられる『痛み』は色々ありますが、あいみょんはメンヘラの女性の目線に立って歌うことが多いので、私はおそらく「リストカットの痛み」ではないかと思っています。繰り返し繰り返し手首を切ることで痛みにはもう慣れてしまったのでしょうね。
二人だけの国
二人だけの愛の国
染まりきった色水が
美しく揺れる国
ひいらぎの解釈きっとここが二人だけの国。誰にも邪魔されない二人だけの愛の国なんだ。
お互いが染まりきって美しくいられる国。
ここでは、性行為の最中が誰にも邪魔されない二人だけの愛おしい国だと再確認していますね。
主人公の強い意志が感じられます。
許された二人だから
今ここで
赤く染まって抱きしめあうの
深く深く
刺さったまま溶けあいたいわ
指を絡め
きっとここが天国
決定的瞬間の愛
人生最大級の愛
ひいらぎの解釈仏様に許された二人だから
今仏様の目の前で深く深く血を流しながら抱きしめ合うの。
あなたのものが刺さったまま溶けてしまいたいわ。
きっとここが私たちの天国なのかもな。
そして、これが人生最大の愛なんだ。
繰り返しになるので解説は省略します。
La fin...