【優里 / ピーターパン】の歌詞の意味を徹底解釈 |自分を信じ、夢を追いかける大切さが記された歌詞を紐解く!
編集: ひいらぎ最終更新: 2023/5/14
ピーターパンという曲名の意味を考察
「ピーターパン」という曲名は、物語や映画の『ピーターパン』の主人公である小さな少年の名前に由来した「ピーターパン症候群」から来ているようです。
大人になっても子供のように純粋で、自分の夢や希望を諦めない心の状態を表しており、曲全体が、現実的な言葉にとらわれず、自分の夢や希望を追い続けることが大切だというメッセージが込められています。
ピーターパンという歌詞の意味を徹底解釈
いつか見返してやる

いつまで子供のままでいる?
そんな言葉がふりかかる
黙って見てればいんだ笑ってそういってやれ
ピーターパン -優里
このフレーズは、子供のように夢を追っている主人公に、周りの大人たちから圧力がかかっている様子が伺えます。
大人たちにとって主人公のやることや言っていることは幼く思えるのでしょう。
ですが主人公はすべて真剣に考えており、反発する気持ちもあるようです。
いつまでも子供のようなことを言っていないで大人になれ、という大人たちをいつか見返してやる、と思っているのではないでしょうか。
一度きりの人生

人生にはないんだ take2
平凡でくだらない退屈
なんてごめんだ 現実的な
言葉なんかにゃ耳をふさげ
ネバーランドに閉じこもって いつまでだって夢を語るんだ
笑う奴には 唾を吐け
ピーターパン -優里
この歌詞は、現実から逃れて思う存分夢を語ろうと伝えているようです。
”ネバーランド”とは、ピーターパンのお話に出てくる架空の国であり、この国では子供は歳をとることがありません。
ここでは”ネバーランド”で夢を見続けたいという願望が歌われているのでしょう。
人生は一度きりなのだから、ごくごく平凡で退屈な道を歩むんじゃなくて、夢をかなえてみたい、と主人公は思っているようです。
自分らしく

にっちもさっちもいかない?
綺麗事に踊り踊らされ
大人の言う常識なんてものは
丸めて捨てちまえ
ピーターパン症候群と指をさされ
罵られようが
おとぎ話みたいなハッピーエンドを
思い描いて生きていくんだ
ピーターパン -優里
何をしても上手くいかないときもあるけれど、綺麗事に踊らされたり、他人の意見に惑わされたりせずに、自分らしく生きようということを表しているようです。
歌詞に出てくる”ピーターパン症候群”とは、大人になることを拒否する精神状態のことを指しますが、この歌詞では、そう呼ばれようがおとぎ話みたいなハッピーエンドを思い描いて生きていきたいんだ、と強く願っている様子が伺えます。
何も言われたくない

こっち指差して笑ってんだろ
好きに笑えよそれで別にいいさ
お前なんかにそうお前らなんかに
なにも言われたくない
黙って見てろ
ピーターパン -優里
このフレーズでは時に、他人に冷やかされたり批判されることがあるが、そのような言葉に左右される必要はないと伝えているようです。
自分を信じ、自分の信じる道を進んでいくことが大切であると主人公は考えているのでしょう。
他の人の言葉を聞いても気にせず、自分を信じて自分自身に向き合うことが必要であると考えているようです。
夢をつかもう

やり直しのきかない人生
一度でいいチャンスをください
掴んで離さない もう俺のものなんだ
ネバーランドの大気圏を 破って今夢をかなえるんだ
笑う奴など蹴り飛ばせ
ピーターパン -優里
一度きりの人生を充実させ、成功するチャンスを求めているのでしょう。
チャンスが与えられたら、掴んで離さず、今までの日々の努力を十分に発揮することができると思っているようです。
一度掴んだチャンスを最大限に活かし、今後も手放すことなく頑張る決意を表現しており、さらに夢を実現するために挑戦する覚悟を表しているのでしょう。
”笑う奴など蹴り飛ばせ”という歌詞は、自分にとって大切な目標に向かって努力をしている間に、嫉妬や敵意を持つ人々に妨害を受けることもあるという現実を突き付けつつ、それに負けることなく自分の道を進んでいく強さを綴っているのではないでしょうか。
幸せな結末を目指して

打つ手はない残されてない?
ネガティブを押し付けてくんな
大人のあんたも知らない世界を
俺は生きてるんだ
ピーターパン症候群と
思われたって馬鹿にされたって
おとぎ話みたいなハッピーエンドに
一直線に進んで行くんだ
ピーターパン -優里
ここではいい加減大人になれと、一般的な常識を押し付けてくる大人に対して疑問をなげかけているようです。
人に何を言われようと自分は夢を追うし、大人たちが知らない、まだ知られていない世界を見ているんだ、と思っているのでしょう。
”ピーターパン症候群”と言われようが、、自分の進むべき道を信じ、幸せな結末を目指して前進するという意気込みが感じられます。
不屈の精神で

夢の見過ぎと馬鹿にされた少年が
夢を掴む物語を
見事な逆転劇をこの手で
巻き起こせ 見せつけろ
ピーターパン -優里
このフレーズは、夢見る少年だと周りから馬鹿にされる中で、夢を追いかけ、夢を掴んだことについて記されています。
もし夢が叶ったら、自分の夢を見せつけてやると思っているようです。
この歌詞は、挫折や諦めずに目標に向かって突き進む強さを持てば、努力や忍耐が報われるというメッセージが込められているのではないでしょうか。
常識にとらわれない

にっちもさっちもいかない?
綺麗事に踊り踊らされ
大人の言う常識なんてものは
丸めて捨てちまえ
ピーターパン -優里
人生は何もかも思い通りにはいかないことも多いし、美しい理想論を信じて追いかけても失望することがある、と伝えているようです。
大人が教える「常識」というものに囚われてしまうと、夢を追いかける勇気がなくなると考えたのでしょう。
夢をかなえたいならば、そんな常識を”丸めて捨て”、とりあえず自分の思い通りに生きてみようと伝えているようです。
自ら掴み取る幸せ

ピーターパン症候群と
指をさされ 罵られようが
おとぎ話みたいな ハッピーエンドを
そう自ら掴みとるんだ
ピーターパン -優里
自己肯定感や前向きな生き方を訴えかけている部分です。
ピーターパン症候群とは、いつまでも子供でいたい、と思う心理状態のことを指していますが、そう思う人はそう思っていればいい、と主人公は思っているようです。
指をさされたり罵られたりすることもありますが、ハッピーなエンディングを手に入れるためには自分で行動しなくてはならない、というメッセージが込められているのではないでしょうか。
まとめ
今回は優里の「ピーターパン」の歌詞の意味を徹底解釈しました。
「ピーターパン」は、大人になっても子供のように夢を追いかけ続けることが大切だと伝えているようです。
現実的な言葉や世間の常識にとらわれず、自分の夢を追い求めることで人生を豊かにすることができると思っているのでしょう。
他の大人の言うことを気にせず、自分を信じ、常に努力して夢を実現するために日々過ごしたいと綴られているように感じました。
歌詞を聞いて、深く共感する人も多いのではないでしょうか。
これからもmusic.branchwithでは優里を追って行くのでぜひチェックしてみてください!