【Ado / 会いたくて】の歌詞の意味を徹底解釈 |素直になれない気持ちが描かれた『かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦~ ファイナル』の挿入歌を紐解く!
編集: ひいらぎ最終更新: 2023/3/31
映画『かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦~ ファイナル』はどんなお話?
『かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦~ ファイナル』はかぐや様は告らせたいの続編です。
頭脳明晰・全国模試上位常連の生徒会会長・白銀御行と文武両道で美貌の持ち主、大財閥令嬢の生徒会副会長・四宮かぐやはやっとお互いの愛を確かめ合ったのですが、実は全く進展していない状態。
「今度こそ絶対告らせたい!」という思いから、様々な人を巻き込み、白銀とかぐやは戦いを始めていきます。
…が、頭はいいのに恋愛だけはどうしていいのかわからず四苦八苦の2人。
2人は今度こそ思いを伝えあい、関係を進展させることができるのか…
ついに恋愛頭脳戦が決着します。
会いたくてという曲名の意味を考察
「会いたくて」は歌詞の中で、遠距離やすれ違い、コミュニケーションの難しさなど、恋愛に関する苦悩が歌われているようです。
この苦悩を抱えている人々が、お互いに会いたい気持ちを共有し、愛を成就させようとしていることが示唆されており、曲名はそのような心情からつけられているのではないでしょうか。
会いたくてという歌詞の意味を徹底解釈
想い届かずに
少しずつ分かり始めた
君の癖 考えそうなこと
伝えたいことがあるのに
胸の奥つっかえるんだ
会いたくて -Ado
気になる人と過ごす時間が増えて、徐々に相手の性格について理解できるようになってきたようです。
相手の癖や考えていることもわかるほど、相手のことを理解しつつあるのに、なかなかそのことを伝えることができないのでしょう。
自分の感情が詰まって胸の奥に引っかかってしまい、上手く伝えられないと表現しているようです。
後悔したくない
動き出さなきゃ この距離のまま
近づけないと分かってるけど
弱い心と強いプライドが
また邪魔をする でも今は
会いたくて -Ado
”動き出さなきゃ この距離のまま”とは、自分と相手との距離が離れたままで関係を進展させるためには、何かしなければならないという気持ちを表現しているようです。
近づきたいけれど、プライドが邪魔して素直になれないことを自分自身もわかっており、もどかしく思っているのではないでしょうか。
ですが最後に”でも今は”というフレーズが出てきており、自分自身が今現在、何らかの行動を起こすことができるという気持ちを表しているようです。
想いがあふれ出す
会いたくて 会いたくて
溢れ出す想いが限界を越えて
世界は愛につつまれた
相乗りして伝えよう
会いたくて -Ado
このフレーズは主人公の切ない想いが伝わってきます。
大切な人にただただ会いたくて、会えないのが苦しくて。気持ちが抑えられなくなってしまった…と主人公は思ったのでしょう。
世界が愛で包まれているならば、その愛に相乗りして思いを伝えたい、と考えたようです。
素直に自分の気持ちを言うことができない状況なのかもしれません。
追いかけなくちゃ
会いたくて 会えなくて
すれ違う想いを重ね合って
君への軌跡を辿って
今走りださなくちゃ
ブレーキかける前に
会いたくて -Ado
この歌詞は、相手とのすれ違いや遠距離恋愛などを描いているように感じます。
相手との気持ちのすれ違いが表現されていることから、二人の思いが交錯している状況なのでしょう。
すれ違いのままにせず、今だからこそ自分自身が相手に向かって進んでいくことで、すれ違いを乗り越え、相手との距離を縮めることができると考えたようです。
最後の”今走りださなくちゃ ブレーキかける前に”というフレーズは、自分の気持ちを素直に伝えることの大切さを表しているのではないでしょうか。
相手に向き合うためには、自分自身が進んで行かなくてはならないという決意を表しているようです。
ドキドキが止まらない
何回も いや何十回も
君と目を合わせてるのに
見つめれば見つめるほどに
なぜ鼓動はスピードを増すの
会いたくて -Ado
このフレーズでは、主人公の日常と心情が歌われているようです。
毎日のように大切な人と目を合わせて会話をしているのに、一向に慣れることはない。
逆になぜだかドキドキとした気持ちが芽生えてきて、自分でもこの気持ちをどうしたらいいのかわからない、と思っているのではないでしょうか。
恋していることを理解していても、どうしても胸の鼓動を止めることができず、そんな状態がとても苦しいようです。
呼び合う想い
嬉しい時は呼ばせて君を
悲しい時は呼んで私を
弱い心も 強いプライドも
全てを知ってほしいから
会いたくて -Ado
大切な相手がいると、どんなときでも一緒にいたいと思いますよね。
このフレーズはお互いにお互いを求めている部分であり、嬉しいときも悲しいときも、お互いに支え合いたいと思っているのではないでしょうか。
お互いをよく知ることが、より深い関係を築く上で大切であると伝えていると感じます。
想いのカタチ
会いたくて 会いたくて
溢れ出す想いに絶対値はなくて
世界は愛につつまれた
相乗りして伝えよう
会いたくて -Ado
この歌の歌詞からは、「会いたい」という気持ちがとても強く、自分たちにとって限りなく存在していることが伝わってきます。
”想いに絶対値はなくて”という言葉は、数学の概念である「絶対値」を引用して、「限りなく」という言葉を表現しているのではないでしょうか。
素直に言えないけれど、愛に包まれた温かい雰囲気ならばそれを利用して言えるかもしれない、と考えたようです。
そばにいさせて
くしゃくしゃに笑った顔も
少し寂しそうな顔も
いつもそばで 君の横で見ていたくて
わがままな愛を 下手くそな言葉に乗せ運ぶよ
会いたくて -Ado
このフレーズは大切な人を想う気持ちが強く現れている部分です。
大切な人がどんな状況であれ、それを受け止め、傍にいたいという気持ちが現れているのではないでしょうか。
どんな姿も君であり、ありのままの君が好きであると伝えているのだと感じます。
想いの交差点
会いたくて 会いたくて
溢れ出す想いが限界を越えて
世界は愛につつまれた
相乗りして伝えよう
会いたくて -Ado
会いたい想いが限界を超えた瞬間を描いた歌詞になっているようです。
世界中を愛に包まれたような感覚がある中、自分自身や相手と共有するために一緒に乗り越えていくことを伝えているのではないでしょうか。
会いたいという気持ちが強く伝わってくるフレーズになっています。
軌跡の行方
会いたくて 会えなくて
すれ違う想いが嵩張っても
君への軌跡を辿って
今走っていくから
ブレーキかける前に
会いたくて -Ado
この曲の歌詞は、失恋や遠距離恋愛などで会えなくなった人への想いを語っているようです。
”会いたくて 会えなくて”というフレーズからは、主人公はどこかでその人に会いたいと思っているけれど、なかなか会うことができない。
お互いの想いがすれ違ってしまっても、その人への軌跡を辿りながら追いかけよう…と思ったのでしょう。
大切な人への想いを諦める前にもう一度奮い立ちたい、会いたいという、強い意志を示しているようです。
まとめ
今回はAdoの「会いたくて」の歌詞の意味を徹底解釈しました。
この曲は、大切な人に会いたくても会えない気持ちを表現しているようです。
さまざまな想いが交錯する中で、その人との思い出や距離を超えた絆を想いながら、一生懸命軌跡をたどっているのでしょう。
大切な人に向かって進んでいくという決意が歌われているようです。
歌詞を聞いて、深く共感する人も多いのではないでしょうか。
これからもmusic.branchwithではAdoを追って行くのでぜひチェックしてみてください!