【林 和希 / Wow】の歌詞の意味を徹底解釈 |自分にとって大切なこととは?という思いが書かれた歌詞を紐解く!
編集: ひいらぎ最終更新: 2023/5/30
Wowという曲名の意味を考察
「Wow」という曲名は、誘惑に悩まされながらも自分自身が見つけた特別な人と共に過ごす時の「Wow」や感動から来ているようです。
また自分らしさを失わずに自分を大切にし、大切な人との関係を築こうということも歌われているようです。
Wowという歌詞の意味を徹底解釈
本当に欲しいもの
もう何杯目
きっとシティライトに酔わされ
To da Left to da Right
ふらついたフライデーナイト
金使って 現実から逃げ回って
いつの間にか
迷い込んだワンダーランド
フロア歩けば誰もが
Can't stop touchin on my tattoos
声掛ければ世界中が 簡単に手に入る
But I そうじゃない
そんなのいらない
代わりに今すぐ 二人だけにしてくれ
Wow -林 和希
”もう何杯目”という一節から始まるこのフレーズは、おそらくフライデーナイトに酔っている現代の若者の姿を描写していると思われます。
”Can't stop touchin on my tattoos”というフレーズは、「俺のタトゥーに触れずにはいられない」という意味になりますが、これは、人々が見える場所にある自分自身の全てを表現しようとしている現れなのではないでしょうか。
いろいろな人が声をかけてくるし、欲しいものは何でも手に入るけれど、自分が求めているのは、他人やものではなく愛する人と一緒の時間を過ごすことだ、と伝えているようでもあります。
キミに惹かれた
派手に着飾る誘惑達の中で
片隅に一人
BlackのDressで座ってる
そんなキミが Ah ah ah
誰より Wow wow wow
冷めた目つきがイイね
You make me say Wow wow wow
Wow -林 和希
主人公があたりを見渡した時、ふと一人座っているキミを見つけたようです。
ほかの人たちは着飾っているのに、なぜか黒いドレス。
どうしてなんだろう、と興味を持ったのでしょう。
彼女が見せる冷静な目つきが素晴らしく、魅了されたようです。
”You make me say”は「私にそう言わせます」という意味であり、キミに夢中になっている様子がうかがえます。
心の中の叫び
真っ赤に壊れるポーカーフェイス Yeah uh…
どんな出会いだって
泣くような最後じゃ
冗談くらいで 慰め合う関係探して
いつの間にか またこんな状態さ
目が会う度傾くグラス
零したジントニック
下手な歌よりも
治りかけの傷に沁みる
I know どうやらこれ以上は
感情隠す毎日の方が
涙以上に辛いみたい
Wow -林 和希
主人公が何を聞いても適当な返事を返しているのでしょう。
それがまた魅力的であると感じており、言葉はなくとも目が合うたびにグラスを傾け、悲しみを共有している様子がうかがえます。
グラスを傾けゆっくりと過ごす時間は、傷ついた心を癒してくれるのでしょう。
泣くことよりも自分の感情を押し殺しているほうがどんなにか辛いのだ、ということに気が付いたのではないでしょうか。
ほかの人にはない
派手に着飾る誘惑達の中で
片隅に一人
BlackのDressで座ってる
そんなキミが Ah ah ah
誰より Wow wow wow
冷めた目つきがイイね
You make me say Wow wow wow
Wow -林 和希
派手な人たちが多い中で、ひとり黒いドレスに身を包んでいるキミから目が離せなくなったようです。
一人たたずむ姿は他の誰よりも魅力的に映り、心をとらえて離さないのでしょう。
冷静で上品な視線に、釘付けになっているようです。
運命を信じてみたい
キミとなら 信じてみたい
運命なんて言葉
終わった恋も羨むような
続きをしようよ
Wow -林 和希
”キミとなら 信じてみたい”というフレーズからは、愛する人と一緒にいることで、運命が信じられるようになると思っている様子がうかがえます。
今まで主人公は、運命的な出会いなんてないと思っていたのでしょう。
ですがキミと出会ったことで運命を感じてしまったようです。
自分の考えを覆すほど、強烈な出会いだったのかもしれません。
意外な表情から目が離せない
派手に着飾る誘惑達の中で
片隅に一人
BlackのDressで座ってる
そんなキミと Ah ah ah
このまま Wow wow wow
同じ気持ちなら聞かせて
Let me hear you say
Wow wow wow
照れた目つきもイイね
you make me say
Wow wow wow
Wow -林 和希
ほかの人とは違うドレスを着て、しかも一人片隅に座り、だれとも会話をしない人に興味を持ったのでしょう。
話をしているうちに主人公は虜になってしまったようです。
ただ見ているだけでなく、主人公は相手に向かって”同じ気持ちなら聞かせて”とやさしく話しかけたようであり、それに対して恥ずかしそうな目をしたようです。
佇む様子や黒色のドレスからは想像できない目つきがとてもかわいらしく、照れた様子も魅力的に感じたのではないでしょうか。
まとめ
今回は林 和希の「Wow」の歌詞の意味を徹底解釈しました。
「Wow」の歌詞は、パーティーやクラブなどで遊びに出かけた男性の視点から描かれたもののようです。
主人公はお金を使って現実から逃れ、派手な誘惑の中にいるものの、本当はとてもピュアな心の持ち主なのでしょう。
物が欲しいのではなく、本当に欲しいのは愛する人と二人だけで過ごす時間だ、と考えているようです。
パーティで初めて心を通わせたいと思える人に出会い、心が満たされる思いがしたのではないでしょうか。
派手な世界に身を置きながらも自分自身と向き合い、本当に大切なものを見つけることの大切さが訴えられている気がしました。
歌詞を聞いて、深く共感する人も多いのではないでしょうか。
これからもmusic.branchwithでは林 和希を追って行くのでぜひチェックしてみてください!