【Da-iCE / スターマイン】の歌詞の意味を徹底解釈 |夏にピッタリな歌詞に込められている深い思いを徹底解釈!
編集: ひいらぎ最終更新: 2023/5/22
スターマインという曲名の意味を考察
曲名「スターマイン」は、星座のように輝く花火を表していると思われます。
歌詞の中でも、命の火花としての花火の美しさや、未来に向けた希望を表現しています。
また、一発では足りないというフレーズが繰り返されることから、成功や成し遂げるためには複数回のチャレンジが必要であることも示唆されていると考えられます。
スターマインという歌詞の意味を徹底解釈
無限ループの魔法

一発じゃ足りないのかい
二発目をおかわりしたい
三度目の正直なんて無い
四の五の言うなよ
ロクデモナイ
スターマイン -Da-iCE
人生において何かを成し遂げようとする人の葛藤を歌っているようです。
”一発じゃ足りないのかい”は、一度のチャンスでうまく行かなかったことや、成功するためにさらに努力しなければならないことを表現し、次に登場する”二発目をおかわりしたい”は、再び挑戦し、前回よりも上手くいくことを希望する気持ちを表しているのでしょう。
しかし、”三度目の正直なんて無い”という一文は、何度も繰り返すことで成功するという考え方を否定し、成功に向けての道のりの厳しさを示しているようです。
他人がコメントや批評をしてくれることはありがたいが、それを気にしてばかりいるのは、ばからしいのではないか、と投げかけているのではないでしょうか。
夏の始まり

茹(う)だるような熱さが鬱陶しい
夜は薄着の天使が騒々しい
露出ばかり増えるんじゃ意味無いね
本当の意味での祭りはこれからさ
スターマイン -Da-iCE
「スターマイン」は花火をテーマにしていることから、歌詞には夏の到来を意味する言葉が多数出てきます。
この歌詞にも夏を連想させる言葉が数多く出てきており、暑い夜には軽い洋服を着る人々が活動的になり、熱で茹だっているような感覚に苦しめられていることが示唆されています。
同時に、そうした夜の暑さを過剰にプロデュースするのは無意味である、という強い感覚も伝わってきます。
”本当の意味での祭りはこれから”というフレーズからは、夏が始まったばかりであり、もっと楽しいことが待っているという期待にあふれている様子が伺えます。
さあ、進んでいこう

火傷するくらいの近距離で
仕込むスターマイン
類を見ないような手順で
スタンバイ さぁ打ち上げろ
スターマイン -Da-iCE
このフレーズでは、スターマインを打ち上げる準備段階を歌っていますが、スターマインは自分のしたいことを意味しているようにも感じます。
様々なことを想定して準備をしても、綿密な計画を練ったとしても危険は伴うものであり、ある程度の覚悟は必要であると伝えているのでしょう。
しっかりと準備をしたのだから、大丈夫だと思っているのではないでしょうか。
細かなことは気にしない

一発じゃ足りないのかい
二発目をおかわりしたい
三度目の正直なんて無い
四の五の言うなよ
鍵屋 玉屋
上がって がって 合点
でもね たまにゃ
下がって がって ガッデム
三度目の正直なんて無い
四の五の言うなよ
ロクデモナイ
スターマイン -Da-iCE
この歌詞は、一度では物足りなくて何度も同じことをやりたい、しかし、見かけによらず常識に縛られたくないということを表現しているようです。
”鍵屋”や”玉屋”は、江戸時代の有名な花火師の屋号であり、今でも花火大会などで歓声が上がることもあります。
花火がテーマでもあるので、花火を想像できるように綴られたのでしょう。
また、上がっても下がっても諦めずに行動することを促しており、そして、三度目の正直はないし、細かいことは気にしないで行こうと呼びかけているようです。
最後の”ロクデモナイ”というフレーズは、細かいことにこだわらないで自由に生きようという意思表示なのではないでしょうか。
未来を見据えよう

寄ってらっしゃい
見てらっしゃい
でも外野はさっさと黙らっしゃい
わっしょい わっしょい
騒ぎ立てるより
この瞬間大事にしない?
未曾有の炎色反応で
彩るのは過去じゃなく未来だけ
スターマイン -Da-iCE
この部分では、あれこれ騒ぐよりも今を大切にした方がいいよ、というメッセージが込められているようです。
最後のフレーズでは、過去ではなく未来を見据え、未来を彩っていこうという意味が込められているようです。
花火には大きな花火玉の中に2種類の火薬が入っており、炎色反応を示す金属を入れることで徐々に色が変わっていきます。
人生もまた花火のようであり、過去を考えるのではなく未来を考えることが大切なのだ伝えているようでもあります。
さあ、これからだ

息を呑むくらいのスピードで
鳴らすスターマイン
釘付けになるド派手さで
スタンバイ さぁ打ち上げろ
スターマイン -Da-iCE
鮮やかな色彩を放ちながら、息を呑むようなスピードで打ち上がる花火。
鳴り響く爆音に心を奪われ、視線は上空へと向かっているのでしょう。
息を呑むようなスピードで鮮やかな花火が打ち上がって、見る者を釘付けにする様子が描かれているようです。
みんなが釘付けになるほどド派手なことを今始めよう、と伝えているのではないでしょうか。
自分を信じて

一発じゃ足りないのかい
二発目をおかわりしたい
三度目の正直なんて無い
四の五の言うなよ
鍵屋 玉屋
上がって がって 合点
でもね たまにゃ
下がって がって ガッデム
三度目の正直なんて無い
四の五の言うなよ
ロクデモナイ
スターマイン -Da-iCE
この歌詞は、失敗を繰り返してもめげず、頑張る姿勢を表しているようです。
一発ではうまくいかなくても、何度もトライすることで成功に近づこうとしている様子が伝わってきます。
他人に言われることにくよくよするのではなく、自分の信条を貫き、自分に合った方法を見つけて努力していく強い意志が感じられます。
全力でいこう

真っ暗な空を照らす
命の火花散らそう
悲しみも吹き飛ばす
最大火力で
さぁ打ち上げろ
スターマイン -Da-iCE
主人公は、暗闇の中で自分自身の人生の意義を見つけようとしているようです。
そして、その意味を見つけた主人公は悲しみや辛い想いを吹き飛ばしていこうと考えたのではないでしょうか。
”最大火力で、さぁ打ち上げよう”というフレーズは、主人公が自分自身の限界を超えて全力で生きることを表現しているようです。
何度でも

上がって がって 合点
でもね たまにゃ
下がって がって ガッデム
三度目の正直なんて無い
四の五の言うなよ
もう一回
スターマイン -Da-iCE
この部分では、人生には上がりや下がりがあり、挑戦しても失敗することもあると伝えているようです。
ですが、あきらめずに何度も挑戦し、失敗から学びながら前に進むことが大切だと思っているのでしょう。
周りからの評価に振り回されず、自分の信じる道を歩みたいと考えており、何度も失敗しても、あきらめずにもう一度チャレンジする様子が伺えます。
急転直下

上がって がって 合点
でもね たまにゃ
下がって がって ガッデム
三度目の正直なんて無い
四の五の言うなよ
ロクデモナイ
人生は七転び八起き
急展開
スターマイン -Da-iCE
「スターマイン」は数え歌でもあり、最後のフレーズで数字の9まで揃ったことになります。
人生は上がったり下がったりと様々なことがあり、失敗は付き物で、何度もやりなおしてもうまくいかないことがあると主人公は思っているようです。
そんな時は、無駄なことや言い訳などは言わず、立ち上がっていこうと思ったのでしょう。
人生は急に変化することもあるかもしれないから、希望を捨てないでいこう、と伝えているのではないでしょうか。
まとめ
今回はDa-iCEの「スターマイン」の歌詞の意味を徹底解釈しました。
この歌詞はスターマイン(花火の種類)を打ち上げることについて歌っていますが、人生について描いているようでもあります。
歌詞は数え歌になっており、一発では足りずに二発目をおかわりしたいという気持ちや、三度目の正直はないというような遊び心のある言葉遊びがある一方、未来に向けて大事にするべきことや、人生は様々なことがあるが立ち上がっていこう、というメッセージが込められているようです。
全体的に、活気にあふれ、前向きで元気な曲のように感じました。
歌詞を聞いて、深く共感する人も多いのではないでしょうか。
これからもmusic.branchwithではDa-iCEを追って行くのでぜひチェックしてみてください!