【Snow Man / W】の歌詞の意味を徹底解釈 |白か黒か…ドラマ『大病院占拠』の主題歌の歌詞の意味を紐解く!
編集: ひいらぎ最終更新: 2023/3/24
大病院占拠ってどんなドラマ?
日本テレビ系の『大病院占拠』は、病院内で繰り広げられる籠城サスペンスドラマです。
突然現れた鬼の面を被った武装集団によって占拠された界星堂病院を舞台に、人質となった人々の命を守るため、休職中の刑事・武蔵三郎が奮闘する様子が描かれます。
事件が進展するにつれて、犯人たちの目的や真相が徐々に明らかになっていきますが、すべては頭脳戦と体力戦。
ドラマの主人公である武蔵三郎の、妻との関わりや、過去の事件の因縁なども描かれており、いかに武装集団と立ち向かうかを描いています。
鬼たちはどうして病院を占拠したのか…。どうして「鬼化」してしまったのか…。
武蔵だけでなく、鬼たちの哀しい背景も魅力のドラマです。
Wという曲名の意味を考察
曲名の「W」は、物事や気持ちの二面性から来ているようです。
歌詞中でも、選択や決断が重要なテーマとして取り上げられており、葛藤をしながらも前に進もうとする意志が感じられます。
Wという歌詞の意味を徹底解釈
君ならどちらを選ぶ?
I don't know what to do
遠く沈む The day
戻れないよ 足掻いてても
Take me out from here
迫る Limit 逃げ出せない
Which one will you choose?
常に問うよ
W -Snow Man
"I don't know what to do"という歌詞は、直訳すると「何をどうしたらよいのかわからない」という意味になります。
そのためこのフレーズでは困惑や葛藤を表現しているのではないでしょうか。
後戻りできない様子も描かれており、どんなにあがいても過去には戻ることができないと伝えています。
救い出したい、でも逃げたい、でも逃げれない…そんな葛藤が"Which one will you choose?"「あなたはどちらを選びますか?」の歌詞に込められているのではないでしょうか。
ドラマの世界では、人質となった人をなんとか救出させたいと主人公は思いますが、なかなかうまくいきません。
そんな様子を描いているのかもしれませんね。
いたずらに時間が過ぎていく
Lot of things
それぞれの想い
口に出せず 潜めている
No more time
どうすればいい?
時が嘲笑う
運命のままに…
W -Snow Man
このフレーズでは、主人公が思い悩む様子が描かれているようです。
あたりを見渡すと、ひとそれぞれ様々なことを想っている。だけれど心に秘めた思いや悩みは口にすることができない。
一人ひとりに配慮したいけれど、もう時間がない、という情景が思い浮かんできます。
時間は自分の意思とは関係なく進んでいってしまう…と伝えたいのでしょう。
何かしたいのによい考えが浮かばない様子が垣間見えてきます。
自分に責任を持つ
I'm a lover, not a fighter
だから I'm always 迷いながら
白と黒の狭間 試される選択
What is right? 答えはない?
だけど I will fight for me 戦う
生きる意味を問いながらも立ち向かってく
yeah
Wow Wow…
W -Snow Man
フレーズ冒頭に出てくる”I'm a lover, not a fighter”というフレーズは、自分は戦うのではなく愛する人間である、という意味を表しているようです。
つまり平和主義、ということなのでしょう。
そのため、色々な選択をする際にいつも迷いながら生きているのではないでしょうか。
物事を選択するとき、常に正しい選択などありません。
誰でも自分自身が試されるような状況に立たされることがあります。
何かを決めるときには、自分自身で答えを見つけ出さなければならないし、選択した答えに責任をもたなくてはならない、と伝えたいのだと感じます。
理解しあうことの難しさ
Let me show your heart
嘆きの声は交わらない
月と太陽 背中合わせさ
W -Snow Man
”Let me show your hear”とは、「あなたの心を見せてほしい」という意味が込められた表現です。
人にはそれぞれに抱える悲しみや苦しみがあり、その出来事は互いに共有できないことがあります。
何を考えているのかわからず、どう理解していいのか悩むこともあります。
歌詞の中で暗示されているのは、目には見えない相手と自分自身、または二人の恋人たちの距離感を描写しているのではないでしょうか。
まったく異なる性質を持つ者同士が理解するのはなかなか難しい、と伝えたいのかもしれません。
正さとはなんだろう
You&I
人の数だけ
正しさとは何かを問う
No more cry
傷だらけでも
信じ抜く僅かな
ヒカリだとしても…
W -Snow Man
ここでは人それぞれに違う価値観を持っているが、その中で「正しさ」とは何かを問いかけているようです。
傷だらけの過去を抱えながらも、僅かな希望を信じ抜くことが大切とするメッセージが込められているのでしょう。
もう泣かない、とフレーズでは伝えているので、わずかな光を信じて突き進む覚悟ができたようです。
負け犬じゃない
I'm lover, not a loser
だけど I always もがきながら
白と黒の狭間の中彷徨ってる
What is right? めげやしない
だから I will fight for you 戦う
闇を抜けていつか辿り着いてみせる
yeah
W -Snow Man
最初のフレーズ”I'm lover, not a loser”は直訳すると「私は恋人であって、敗者じゃない」となりますが、ここでは負け犬ではない、と言っているようです。
負け犬ではないけれど、いつも正義とはなにかと、もがきながら生きているようです。
「何が正しいんだ?」と思うことも多いけれど、大切な人を守るために戦うよ、と伝えているのではないでしょうか。
いつかは何が正しいのかわかるかもしれない…だけど今はひたすら大切な人を守りたい…。という主人公の気持ちが見えるようです。
それでも僕を信じてほしい
Everytime I see 君は今何を待つ
答えのない自問自答 繰り返している
Don't be afraid to love
飲み込まれても
You gotta trust me
You gotta be…
W -Snow Man
君を見るたび、君が今何を考え、何を欲しているのか考えている、と主人公は思っているようです。
ですがいくら考えても答えはでてきません。
答えはでてこないけれど、どうか愛することは忘れないで。
何が起きても僕を信じてほしい、と君に伝えているのではないでしょうか。
ドラマでは主人公の妻や子供が人質になってしまい、救出に向かいますが、その時の心情を歌っているのかもしれませんね。
前に進む勇気
I'm a lover, not a fighter
だから I'm always 迷いながら
白と黒の狭間 試される選択
What is right? 答えはない?
だけど I will fight for me 戦う
生きる意味を問いながらも立ち向かってく
yeah
Wow Wow…
W -Snow Man
最後のフレーズでは、改めて平和主義であり、相手と争わず、愛することが自分のスタンスであると伝えているようです。
だからこそ、自分の信念に従いつつも迷うことが多いと主人公は考えた様子。
正しい選択をすることは容易ではなく、何が正しいのか、明確な答えがあるのだろうか?と常に自問自答しているのではないでしょうか。
それでも、自分のために戦う勇気を持ち続けたい。自分の人生の意味を探しながら、前に進んでいく勇気を持つんだ、と伝えているようです。
まとめ
今回はSnow Manの「W」の歌詞の意味を徹底解釈しました。
「W」の歌詞は、人生において選択を迫られ、悩み苦しむ主人公の心情が描かれているようです。
正しい選択が何か分からず、迷いながらも自分自身や大切な人のために戦い続ける姿勢があり、何としても前に進むんだ、という強い覚悟も見えてきます。
また、人を愛するということについても歌われており、自分以外の人と共に生きることの大切さも伝わってきます。
人が本来持っている迷いを表現しており、白か黒かをはっきりと決めることが難しい今の世の中に合った歌詞だと感じました。
歌詞を聞いて、深く共感する人も多いのではないでしょうか。
これからもmusic.branchwithではSnow Manを追って行くのでぜひチェックしてみてください!