【Vaundy / 灯火】の歌詞の意味を徹底解釈 |ドラマやWebムービーに起用された、日々の生活をそっと灯してくれる歌詞を徹底解釈!
編集: ひいらぎ最終更新: 2023/4/11
東京ラブストーリー(2020年版) ってどんなドラマ?
「東京ラブストーリー(2020年版)」は、不朽の名作ドラマ「東京ラブストーリー」の現代版として放送されたドラマです。
主人公の永尾完治は、広告代理店に勤める営業マンで、地元から東京へ配属されます。
その後、上司の和賀から赤名リカを紹介され、リカが完治の仕事の面倒を見ることに。
完治は同じく東京にいる地元の同級生・三上健一と再会し、関口さとみとも出会います。
何気ない飲み会がきっかけで、三人の関係が再び始まり、完治とリカの関係も徐々に変化していきます。
このドラマは、90年代の名作ドラマを現代風にアレンジした、ロマンチックで切ない恋愛ドラマです。
灯火という曲名の意味を考察
「灯火」という曲名は、歌詞の中で”未来を僕ら灯火で照らしていくから”という部分があることから、自分たちが見えない未来を目指し、ともしびのように進んでいくという意味を持たせているようです。
また、曲の雰囲気に合わせて、静かで照明が少なめな場所に灯りがともっているようなイメージもあるかもしれません。
灯火という歌詞の意味を徹底解釈
響き合う軌跡

単調な足音に
メロディーを乗せたら
感情が淘汰してく
自尊心と僕の悲哀を
灯火 -Vaundy
この部分では、主人公の感情が揺り動かされている様子が描かれているようです。
自分と向き合うとき、淘汰されていく感情の波に主人公の心は揺れ動いたのでしょう。
自尊心と自分自身に向けられた悲しみの思いが混じりあっているようです。
光の記憶

見えない見えないものを
見えてる見えてる「本当」に
見えない見えない本当を
見えてる見えてる感動に
灯火 -Vaundy
ここでは見えないものを大切にし、感動へと変えていく様子が描かれているようです。
見えない何かを主人公は見えていると感じ、それを「本当」のことだと思い込んだのでしょう。
その見えない「本当」が主人公の感性を刺激し、本当のことに変え、感動を与えてくれることを表現しているようです。
見たことのないものを見て、感じたことのないものを感じたのかもしれません。
生きるという物語

探した僕の運命と
揺るぎない世界の歌
そんな場所に僕たちは
いつまでも生きている
交わした天の約束を
裏切られたとしても
そんなことに僕たちは
気付かずに生きていくだけ
完璧な理想郷など
僕らにはあり得はしないから
灯火 -Vaundy
この世界には、多くの人が自分自身の運命を探し、揺るがない強い意志を持って生きていると記しています。
困難や試練があり、時には希望を失いそうになることもありますが、それでも自分たちは生きるという物語の中で主人公であり続けると伝えたいのでしょう。
望むような完璧な世界などはなく、そのような世界でも生きる術を学び、自分自身を強くしていくことができると伝えているようです。
自分自身の中の変化を受け入れながら、成長していくと伝えたいのではないでしょうか。
見える感動

見えない見えないものを
見えてる見えてる「本当」に
見えない見えない本当を
見えてる見えてる感動に
灯火 -Vaundy
生きている上で、目に見えるものが多数ありますが、目には見えないものも存在します。
目には見えないもののほうが、本当に大切にしたいものがあって、その存在を感じることができると主人公は考えたのでしょう。
目には見えないものに対しての感動を、自分自身が信じることが大切だと伝えたいのかもしれません。
永遠の光

探した僕の運命と
揺るぎない世界の歌
そんな場所に僕たちは
いつまでも生きている
交わした天の約束を
裏切られたとしても
そんなことに僕たちは
気付かずに生きていくだけ
灯火 -Vaundy
探したいと思いながらも、運命は未知数。
ですが、自分たちが生きる世界には確かなものがあると主人公は考えたようです。
たとえ生きることに疲れても、望んだことがかなわなくても、それでも前を向いて生きることを選ぶのでしょう。
このフレーズは人生が予想外の出来事で満ちていることを表しており、どんな困難にも立ち向かう力を示し、前進することの大切さを訴えているのかもしれません。
自分を信じる

揺るぎないね僕たちは
何度も声を上げて
ありもしない滑走路
羽を広げ走る
揺るぎはしないよ僕たちは
何度も声を上げて
何度も声を上げて
何度も声を上げて
灯火 -Vaundy
このフレーズでは、人は信念や決意があり、何度でも立ち上がり挑戦していく強さを持ち合わせていると伝えているようです。
たとえ希望することが現実的でないとしても、自分自身の力で飛び立っていけるチカラを持っているということなのでしょう。
何度も声を上げることで自分自身を奮い立たせ、逆境に向き合う勇気を糧にしながら、前へ進もうとしているようです。
灯りの未来

ねぇ
どうしよう
どこへ行こうか
僕が今惨憺と声に出して
また見えない
地図を僕は必死に探して歩いている
けどまだ
どうしよう
ここにいようか
いつかまた目が見え始めるまで
まだ見えない
未来を僕ら
灯火で照らしていくから
灯火 -Vaundy
フレーズに出てくる”惨憺”は「さんたん」と言い、見るも無残なさま、という意味があります。
ここでは、自分自身の内省的な歌となっているようであり、主人公は、迷いと途方に暮れながらも、進むべき方向を模索しているのでしょう。
いろいろな障害に遭遇することもありますが、未来に対する希望を失わず、自分自身の内なる「光」で進んでいくことを表現しているようです。
まとめ
今回はVaundyの「灯火」の歌詞の意味を徹底解釈しました。
「灯火」は、歌詞には、自分自身の苦しみや困難を乗り越えながら、未来に向かって進むことの大切さが示されているようです。
また、理想的な場所や状況についても、常に完璧ではないが、自分たちの手で未来を照らし続ける「灯火」を持つことができるという希望も伝えているようです。
「灯火」には、自己肯定や前向きな気持ちを促すメッセージがあるのではないでしょうか。
歌詞を聞いて、深く共感する人も多いのではないでしょうか。
これからもmusic.branchwithではVaundyを追って行くのでぜひチェックしてみてください!