【嵐 / サクラ咲ケ】の歌詞の意味を徹底解釈 |ポン!っと背中を押してくれそうな歌詞を紐解く!
編集: ひいらぎ最終更新: 2023/3/16
サクラ咲ケという曲名の意味を考察
「サクラ咲ケ」という曲名は、「桜が咲く」という意味があり、受験応援ソングとしても知られています。
歌詞の中にも、桜の花が揺れる様子が描かれており、登場する人物たちが一歩踏み出して自分の夢に向かって進む様子が描かれています。
新しい季節の始まりや新たなスタートを象徴する言葉として使われたようです。
サクラ咲ケという歌詞の意味を徹底解釈
この先の未来

握りしめた手が 何か言う
駆けだせば 間に合うさと
コンビニで雑誌 立ち読みしてた
昨日の僕に Bye-Bye
走り出した 街の音は
歓声のよう
サクラ咲ケ -嵐
このフレーズでは、目的に向かって前進するために、自分自身に力を与えるために何かを行動しようとしているようです。
ま主人公は過去の自分自身と別れを告げるために、自分の前にある可能性にしっかりと向かっていく決意をしたのでしょう。
自分の目的に向かって駆け出したとき、街の音が歓声のように聞こえたようです。
この先の未来がとても明るいことを示唆しており、なんとなく過ごしていた日々から一歩前進したのではないでしょうか。
未来への花道

サクラ咲ケ 僕の胸のなかに
芽生えた 名もなき 夢たち
振り向くな 後ろには明日はないから
前を向け
サクラ咲ケ -嵐
フレーズ冒頭で出てくる”サクラ咲ケ”はまるで電報の文面のようです。
今では見ることがなくなってしまいましたが、昔は合格を知らせるために電報が使用されており、その文面は「サクラサク」であったので、そこから来ているのかもしれません。
草木が芽吹く時期とともに、主人公の胸の中で小さな夢が芽生えたようであり、それは、まだ名前のない、どこか遠くで叶えたいと思っている夢のようです。
過去に振り返りたくでも後ろには明日はないと感じており、未来に向かって前進することが大切だと気が付いたのではないでしょうか。
思い出は消えない

駅前で誰か 歌ってる
それは君の好きな歌
遠く離れても 決して消えない
だから別れじゃない
いつかふたり 望む場所で
めぐり会いたい
サクラ咲ケ -嵐
ここでは大切な君との一時的な別れを表現しているようです。
駅前で人々が集まる中ひとりの歌い手がおり、その歌い手が歌う曲は君がとても好きだった曲だったと主人公は思い返します。
これから離れてしまうけれどその曲は心にずっと残っており、この別れはただの別れではなく、お互いに夢を叶えるために別れるのだ、と伝えているようです。
二人の別れが決して暗いものではなく明るいものであり、いつかきっと巡り合いたいという主人公の前向きな気持ちが見えてきます。
蕾の誓い

サクラ咲ケ 君の胸のなかで
揺れてた 小さな 蕾よ
負けないように くじけないように今
歌うから
サクラ咲ケ -嵐
このフレーズでは「君」へのエールが綴られているようです。
君の中に芽生えた夢についてアドバイスをしているようであり、その夢に向かってくじけないように頑張れ、そのために君の好きな歌を歌うから、と伝えているのかもしれません。
フレーズ最初の"サクラ咲ケ”は君に春が来ますように…という願いが込められている気がします。
踏み出す勇気

未来なんてさ すぐに変わる
変えてみせる
「右へならえ」から踏み出すこの一歩を
打った点が分ける結果 陰と陽
だから知っとこう 生きるヒントを
かすむ蜃気楼すらも掴む勢い
サクラ咲ケ -嵐
ここでは、未来は常に不確定なものでありわずかな瞬間で大きく変わることもあると伝えています。
ですがそんな時でも自らも活発に変化を起こし、自由自在に自分の人生を切り拓いていこうと主人公は思ったのでしょう。
規則ばかりに従うことではなく、自分自身で判断し、自分の足で進み出す勇気を持つことが大切であると伝えているようです。
今この大切な一歩を踏み出し、この決断が成功か失敗かの分かれ目になる。
だからどちらに転んでも前向きに、良いことも悪いことも真正面から向き合っていこう、と決心したことが垣間見えます。
焦らず進もう

今 蒔けば種 花咲かす
やった後言うなら まだ分かるんだ
そう そりゃ時間なんてのはかかる
春には 大きな花を咲かす
めぐり会いたい 必ず
サクラ咲ケ -嵐
このフレーズは自分自身に言い聞かせているようでもあり、挑戦した後だったらどんな言い訳もできるし、改善点も見える。
挑戦するには小さな積み重ねが必要だし、まず夢の種を蒔かなければ花も咲かない。
だから、新しいことを始めた時には時間がかかるものだから、焦らず進もうと伝えたいようです。
一生懸命がんばって苦労し続けた先に、最高の結果を手に入れることができるというメッセージも込められているのでしょう。
心の中に大輪の花が咲くことをイメージすることができ、挑戦してみたいと思えるフレーズだと感じます。
遠くにいても応援しているよ

サクラ咲ケ 君の胸のなかで
揺れてた 小さな 蕾よ
負けないように くじけないように今
歌うから
サクラ咲ケ -嵐
この部分は前回も同じものが出てきました。
君へのエールであり、夢を見つけた君に対して負けないようにくじけないように、遠くから励ましている様子がうかがえます。
近くにいて励ますことはできないけれど、遠くからずっと見守っているよ、と言っているようでもあり、二人の絆を感じることができるフレーズだと感じます。
名もなき夢の旅路

サクラ咲ケ 僕の胸のなかに
芽生えた 名もなき 夢たち
振り向くな 後ろには明日はないから
前へ 前へ
サクラ咲ケ -嵐
最後の歌詞では、胸に抱く夢を表現しているようです。
夢はいくつもあり、まだ夢というには早いかもしれないけれど、それでも胸には芽生えていているのだから、前に進もうとし主人公は思ったのかもしれません。
過去を振り返るのはやめよう、今を見つめて前に進もうという思いが込められているのでしょう。
”前へ前へ”と最後にあるので、前へと進む覚悟がより一層強く見えてきます。
まとめ
今回は嵐の「サクラ咲ケ」の歌詞の意味を徹底解釈しました。
「サクラ咲ケ」は、新しい出発や未来に向かって前向きに歩むことを歌っているようです。
歌詞には春を連想させる表現がいくつかあり、誰かとめぐり会うことの大切さや、自分の夢を諦めずに努力し続けることの重要性が綴られているようです。
また、時には振り向かずに前を向くことも力強く表現されていました。
明るく前向きなメッセージが込められており、春に感じるワクワクとした気持ちがよみがえる歌詞であったと感じます。
歌詞を聞いて、深く共感する人も多いのではないでしょうか。
これからもmusic.branchwithでは嵐を追って行くのでぜひチェックしてみてください!