【あいみょん / 3636】の歌詞の意味を徹底解釈 |何が原因だったのかな?と思いを巡らせる切ない気持ちを描いた歌詞を紐解く!
編集: ひいらぎ最終更新: 2023/5/28
3636という曲名の意味を考察
この歌詞からは「失恋」や「別れ」がテーマになっており、曲名の”3636”は宅配ボックスの番号を表しているようです。
曲の中で、宅配ボックスに大切な思い出が閉じ込められていることが描かれており、新しい番号が曲名になっていると考えられます。
また、歌詞には日常生活の些細なことが取り上げられていますが、それが恋愛にとって大切な要素でもあることが示唆されているようです。
3636という歌詞の意味を徹底解釈
平凡な毎日じゃダメなのかな?
嫌になったの?
私と過ごす日々を
飽きてしまったの?
なんのアレンジも効いてない日々に
つまんなくて 嫌になったのかな
今日の帰りは何時?
3636 -あいみょん
この歌詞の中で描かれているのは、恋人に対する切ない感情のようです。
自分と過ごす日々は徐々にドキドキ感が薄れ、単調になっていると主人公も気づいていたのでしょう。
なかなか帰ってこない相手との関係が終わってしまうかもしれないという、不安な気持ちが描かれているようです。
楽しかった日々
嫌になったの?
私の無駄な早起きとか寝癖
うざったくなったの?
なんのアレンジもしてない髪も
ダマになってて 嫌になったのかな
女の子は大変だ
毎日の楽しさに 自惚れすぎたね
幸せの海で 浮かれすぎたよ
3636 -あいみょん
”嫌になったの?”というフレーズは、何が原因で相手に嫌な気持ちを抱かせてしまったのか、自問自答しているようです。
主人公は相手と過ごす中で、徐々に素の自分を出せるようになっていたのでしょう。
ですが結果としてそれがいけなかったのかもしれないと感じているようです。
男の人だったら寝癖があっても何とも思われないかもしれないけれど、女の子はそうはいかない。
だらしないとかオバさんみたいとかいろいろ言われるからきちんとしていなくちゃいけない…と主人公は感じたのでしょう。
素の自分を見せても何も言わなかったことを当然のように感じ、習慣化してしまったと反省しているようです。
それでいいと思っていたけれど相手はそう思っていなかったんだね、と寂しく思ったのではないでしょうか。
閉ざした心
宅配ボックスの5番のとこ
いつもの暗証番号で
閉じ込めてる 2人の思い出
宅配ボックスが開かないのです
私が固く閉ざした
その扉 簡単には開かないのです
3636 -あいみょん
この歌詞の中で表現されているのは、人間の心に閉じ込められた感情が、ひとたび扉が閉じられてしまうと、なかなか解放されないということのようです。
思い出や感情をしっかりと閉じ込めてしまうことで、これ以上傷つかないと思ったのでしょう。
想い出という宅配ボックスを開けてしまったら、悲しみがあふれ切なくなってしまうと主人公は感じているようです。
あなた次第
苦手だったの?
私の作る朝ごはんの味も
飽きてしまったの?
なんのアレンジも効いてないからさ
胃が苦しくて 嫌になったのかな
今日はカレーライスだよ
幸せの味付けを調べてみたんだけど
それぞれの“さじ”加減らしいからさ
3636 -あいみょん
ここでは相手の心が自分から離れてしまったことの原因をあれこれ考えているようです。
主人公は毎日のようにご飯を作っていたのでしょう。
毎日同じようなメニューだったから嫌になっちゃったのかな?と考えたようです。
今の状況を変えるために、いつもと違うメニューであるカレーライスを作ろうと思ったのでしょう。
もしかすると相手の好きなメニューなのかもしれません。
美味しく作ろうと思って色々調べたけれど、おいしいと感じるかどうかは人それぞれであり、あなた次第なんだよ、と投げかけているのかもしれません。
開けてくれないのかな?
宅配ボックスの2番のとこ
いつもより小さいその部屋に
閉じ込めてる あなたの面影
宅配ボックスが開かないのです
あなたが固く閉ざした
その心 簡単には開かないのです
3636 -あいみょん
この部分は失恋が決定的になったことを表しているようです。
前のフレーズでは宅配ボックスは5番であり、このフレーズでは2番に代わっています。
このことから主人公は大切な人の面影を想い出がたくさん詰まっている場所ではなく、小さな小さな場所にしまいこんだのでしょう。
相手の心のもまた固く閉ざしており、なかなか私の方へ向いてくれない、と主人公は感じているようです。
静かな空間
いつの間にやら2人の合言葉も
合鍵も相槌もなくなったね
静かになってしまったこの部屋は
2人の恋を詰めていた箱になったね
3636 -あいみょん
以前に比べて距離を置き、コミュニケーションの取り方も変わってしまったことを表しているようです。
以前は愛情が詰まった空間だった部屋が、今では愛情がぎゅっと詰まったただの箱のような空間になってしまった、と主人公は感じたのでしょう。
大切な人の声もせず静かな部屋で佇んでいる主人公の姿が垣間見えます。
閉ざされた思い出の箱
宅配ボックスの5番のとこ
いつもの暗証番号で
閉じ込めてる 2人の思い出
宅配ボックスが開かないのです
私が固く閉ざした
その扉 簡単には開かないのです
3636 -あいみょん
”宅配ボックスの5番のとこ”は、過去に2人で共有していた物や場所を指しているようです。
そこには一緒にご飯を食べたこと、一緒に笑ったことなど楽しかった思い出がたくさんあるのでしょう。
ですが大切な人と別れたことにより心や想い出を閉じ込め、もう簡単に心を開くことはない、と考えているようです。
まとめ
今回はあいみょんの「3636」の歌詞の意味を徹底解釈しました。
この「3636」は、「別れ」と「大切な思い出の封印」をテーマにしているようです。
主人公は大切な人の心が離れてしまったことに対して、何が原因だったのか考えたのでしょう。
素の自分を出したから?いつもと同じご飯を作っていたから?などいろいろと考えますが、別れた原因はよくわからないようです。
もう二度と大切な人の心は自分に戻ってくることはないと思ったのでしょう。
歌詞には、想い出を封印したことが綴られており、別れの寂しさと重みをより深く感じさせます。
歌詞を聞いて、深く共感する人も多いのではないでしょうか。
これからもmusic.branchwithではあいみょんを追って行くのでぜひチェックしてみてください!