【Da-iCE / ダンデライオン】の歌詞の意味を徹底解釈 |前向きに生きよう!と思えるドラマ『ケイジとケンジ、時々ハンジ。』の主題歌の歌詞を紐解く!
編集: ひいらぎ最終更新: 2023/4/14
ケイジとケンジ、時々ハンジ。ってどんなドラマ?
「ケイジとケンジ、時々ハンジ。」は、新感覚のサスペンスコメディードラマ.。
主人公の仲井戸豪太は、地域住民とのふれあいを大切にしながら、元体育教師の情熱と刑事の勘を駆使して犯人を逮捕することに躍起になります。
しかし、彼の前には、頭脳明晰な検事チームや唯我独尊の判事(裁判官)たちが立ちはだかり、逮捕令状や家宅捜索令状発行など、法的手続きに揉まれながら事件が展開されていきます。
決して交わらない人々が真っ向からぶつかり、交わっていく様子を、クスッと笑えるユーモアを交えながら描かれています。
ダンデライオンという曲名の意味を考察
曲名「ダンデライオン」は日本語でたんぽぽの花をさします。
たんぽぽの花のように、明るく前向きなイメージが感じられ、強い風に吹かれても根を張り続け、どんな環境でも一生懸命生き抜いていく強さが表現されているのではないでしょうか。
歌詞にも”飽き飽きしたアスファルトのヒビ”など、荒波に乗り、苦労や試練を乗り越えて前に進むイメージが描かれているようです。
ダンデライオンという歌詞の意味を徹底解釈
灰色の空の下で
飽き飽きしたアスファルトのヒビ
今日もしがみ付いたまま
灰色の空見上げて
夢を語り明かした
ダンデライオン -Da-iCE
この部分の歌詞は都会の生活に疲れた主人公の気持ちを歌っているようです。
アスファルトのヒビや灰色の空は、主人公にとって何も感じられない日々を表現しているのでしょう。
そんな中でも主人公は夢を語り、新しい一歩を踏み出そうとしているようです。
どんな未来が待っているのか
冷たい風にも雨にも負けず
踏まれても立ち上がって
ひたむきなその瞳は
どんな明日を映すの
ダンデライオン -Da-iCE
ここでは主人公が誰かに語りかけているようです。
つらい状況に直面しても、へこたれずに立ち上がる勇気を持ち、真剣に物事に向き合っているのはなぜなのか、そして瞳に映るのはどんな未来なのか、疑問に思っているのでしょう。
この部分はたんぽぽの花を連想させます。
綿毛の舞う風の中で
白い綿毛が舞い
嗚呼 風に乗る
どこへと向かって行こうと
今一瞬を生きたい
ダンデライオン -Da-iCE
白い綿毛が軽やかに舞い上がり、風に乗ってどこか遠くの場所へと消えてゆく様子が描かれています。
たんぽぽの綿毛と自分の人生を照らし合わせているのでしょう。
この繊細な綿毛のように、自分の時間もまた風に流されていくものなのかもしれない。しかし、それでも今、この瞬間を精一杯生きようと思ったのではないでしょうか。
諦めずに輝く未来へ
ダンデライオン 咲く道
泣き笑いの毎日を
まだこれから まだやれるさ
歯を食いしばってゆけ
どんなにもがいても悩んでも
陽はまた昇るのだろう
空の雲のように 答えのない日々
風に 揺られてる
ダンデライオン -Da-iCE
この部分は、苦しみや悲しみを乗り越えて生きていく勇気を与えてくれるような内容になっているようです。
先が見えない”咲く道”を辿りながら、困難や試練を乗り越えていかなければならないと考えたのでしょう。
良いことも悪いことも”泣き笑い”しながら、耐え忍ぶ毎日の中で、まだ自分にはできることがあると信じて、歩き続けることが大切なのだと思ったようです。
また風に揺られるように時間が流れるのをただ待つことも、時には大切なことだということを表しているのでしょう。
不安や悩みを乗り越えて生きていく勇気や、困難を乗り越えて自分自身を成長させながら、前向きに生きていく力を与えてくれる歌詞になっています。
風に吹かれて
未来の景色と
草臥(くたび)れた絵を
擦り合わせては丸め
生き急いでる僕の背を
そっと撫でておくれ
ダンデライオン -Da-iCE
”未来の景色”という言葉は、希望や期待が込められているようです。
一方で、”草臥れた絵”とは、疲れや諦めが込められています。
このフレーズでは、自分自身を取り戻し、少しでも安らぎを感じるために、誰かに支えてもらいたいという思いが込められているのではないでしょうか。
迷いなき輝き
広いこの世界で
嗚呼 どこに咲く
選べないはずはないだろうと
まだ抗い続ける
ダンデライオン -Da-iCE
この広い世界で、咲く場所がどこにあるのか分からない。
自分自身で咲かせる場所を選び取ることはできないということはわかっていても、戦い続けているのでしょう。
自分自身で「花を咲かせる場所」を選びたいという思いが伝わってきます。
未完成の勇気
ダンデライオン 眩しい
太陽に憧れるのさ
その優しさ 見えぬ絆
残像でも愛おしい
こんなに抱いても願っても
叶わない時もあるけど
胸に飼うライオン 勇敢な心
剛(つよ)く 向かってく
ダンデライオン -Da-iCE
眩しい太陽の下、人は夢や希望を抱いているものであると記しているようです。
その夢はかなわないことが多く、時に挫折してしまうこともあります。
それでも、失敗や挫折を乗り越えて、勇敢な心で前に進もうと主人公は伝えたいのではないでしょうか。
奇跡を信じて
強い黄砂が僕ら拒んで
引き離そうとも
たかが一歩されど
この奇跡に賭けたい
ダンデライオン -Da-iCE
黄砂は強風によって吹き上げられた砂や塵が風に乗り、浮遊して降下する現象をさしています。日本では春に発生することが多く、空が黄色く曇ることもあります。
ここではこのような黄砂を、自分を阻むものとしてとらえているのではないでしょうか。
強い風に飛ばされた黄砂が私たちを引き離そうとしても、私たちはどんなに小さな一歩でも進んで、この奇跡にかけたいと思っているようです。
助け合う大切さ
折れそうなら 手を取るから
(孤独な夜は肩寄せ 枯れない夢を形にしよう)
(さあ 僕ら)
何度だって ここで根を張ろう
ダンデライオン -Da-iCE
一人で抱え込むよりも、手を取って助け合おうというメッセージが込められているようです。
孤独感や不安などの負の感情を抱えているときは、誰かと共にその気持ちを分かち合うことで、強く立ち上がることができると伝えたいのでしょう。
何度でも新しい一歩を踏み出し、しっかりと根を張り、自分自身を育てようという気持ちも表現されているようです。
ゆっくりと少しずつ
ダンデライオン 咲く道
泣き笑いの毎日を
まだこれから まだやれるさ
歯を食いしばってゆけ
どんなにもがいても悩んでも
陽はまた昇るのだろう
空の雲のように 答えのない日々
モノクロの街を 彩る感情
咲き誇る日まで
風に 揺られてる
ダンデライオン -Da-iCE
たんぽぽが咲く道を歩きながら、涙も笑顔も経験してきたことを思い出しているのでしょう。
くじける時があってもまだやれると信じ、歯を食いしばっても頑張ろうという、何事にも屈しない精神が感じられます。
またどんなに苦しくても、時間が解決してくれるという希望が込められているようです。
人生に答えは無いが、進んでいくしかないということを表現しているのではないでしょうか。
まとめ
今回はDa-iCEの「ダンデライオン」の歌詞の意味を徹底解釈しました。
「ダンデライオン」は、がんばって生きていくために必要な力強さや希望を歌っているようです。
歌詞の中で、人生の苦難にめげずに立ち向かう姿勢や、未来へ向かって進むための前向きな気持ちが記されており、たんぽぽが違う土地で花を咲かせるように、自分の夢や目標に向かって進んでいく強さや勇気も感じられます。
希望を持って前進することが大切であることが伝わってきました。
歌詞を聞いて、深く共感する人も多いのではないでしょうか。
これからもmusic.branchwithではDa-iCEを追って行くのでぜひチェックしてみてください!