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【マカロニえんぴつ / なんでもないよ、】の歌詞の意味を徹底解釈 |両想いソングなのになぜかグッと切なくなる歌詞を徹底解釈!

編集: ひいらぎ最終更新: 2023/3/23

目次
なんでもないよ、という曲名の意味を考察
なんでもないよ、という歌詞の意味を徹底解釈
普通の幸せ
心がつながっている
ずっと見守っていてほしい
君という存在がいた
君がいるだけで十分だ
まとめ

なんでもないよ、という曲名の意味を考察

「なんでもないよ、」は、本当は言いたいことや思っていることがたくさんあるけれど、言えない様子から来ているようです。

日常生活の中でつい口にすることもある「なんでもないよ」という言葉ですが、この楽曲では「なんでもないよ、」と「、」で終わっており、その続きがあるような雰囲気があります。

ちょっとした日常の風景とともに、大切な人と過ごす時間の尊さを歌に込めた「なんでもないよ、」。歌詞には、心の奥底にしまいこんでいる気持ちをそのまま素直に伝えたいという、誰もが持つ本音が感じられます。聞くとなぜか切なくなる歌詞を紐解いていきましょう!

ひいらぎ

なんでもないよ、という歌詞の意味を徹底解釈

普通の幸せ

僕には何もないな 参っちまうよもう
とっておきのセリフも特別な容姿も
きみがくれたのは愛や幸せじゃない
とびっきりの普通と そこに似合う笑顔だ

なんでもないよ、 -マカロニえんぴつ

最初のフレーズでは、主人公自身の自己評価が低いことがうかがえます。

自分に取り柄がなく、どうしようもない。特別なセリフを言ったり、美しい容姿を持っていたりするわけでもない。ごく普通の人間であると伝えています。

ですが、そんな「僕」を好きになってくれた人がいた。

大切な人が自分に与えてくれたのは何か特別なものなどではなく、ただ平凡な日常と、その中で輝く優しい笑顔だ、と思っているようです。

何気ない日常を過ごすことが、一番の幸せだと感じているのかもしれませんね。

心がつながっている

僕でよかったかい?こんな僕でよかったのかい?
なんて訊いたりしないよ、だって君がよかったんだ
そんな僕の予感なんだ
からだは関係ないほどの心の関係
言葉が邪魔になるほどの心の関係

なんでもないよ、 -マカロニえんぴつ

このフレーズでは、本当は僕で良かったの?と聞きたいけれど、あえて聞かないよ、と大切な人に伝えているようです。

僕にとってなによりも大切なのは「君」。

僕がどうであれ、君と一緒にいたいんだ、という強い思いが伝わってきます。

”からだは関係ないほどの心の関係”というフレーズは、単に肉体的な接触だけでなく、心のつながりが大切だということを表しているのではないでしょうか。

また、言葉で表現しきれない深い感情が存在することを示しているようです。

言葉にしなくても相手には自分の気持ちが伝わっているし、僕もまた大切な人の心がわかる…と伝えているのかもしれません。

好きとか嫌いとかそういった感情よりも、もっともっと深い「愛情」を感じるフレーズです。

ずっと見守っていてほしい

会いたいとかね、そばに居たいとかね、守りたいとか
そんなんじゃなくて ただ僕より先に死なないでほしい
そんなんでもなくて、ああ、やめときゃよかったな
「何でもないよ」なんでもないよ、

なんでもないよ、 -マカロニえんぴつ

人を好きになると、会いたい、ずっとそばにいたい、守ってあげたい…などいろいろな感情が出てきます。

大切な人にいろいろなことをしてあげたい、喜ばせたいなどと思うこともありますし、先に死なないで、どうか無事でいて、と思うこともあります。

自分より先にどこかにいかないで、という思いが強くなるのは、大切な人がいなくなってしまうことを想像し、不安を感じているからなのでしょう。

主人公は大切な人に対していろいろな想いを抱きますが、どれも言葉にするにはなんとなく違うと感じているようです。

そして相手に心配をかけたくないという思いから、「何でもない」と返事をしますが、実際にはなんでもないわけではないようです。

君という存在がいた

僕には何もないな、ってそんなこともないな
君の本気で怒った顔も呑気に眠る顔も
きっとこの先いちばん映していくこの目
君の大きい笑い声をきっと誰よりも
たくさんきけるのは僕のこの耳
からだは関係ないほどの心の関係
言葉が邪魔になるほどの心の関係

なんでもないよ、 -マカロニえんぴつ

曲の最初では自分には何のとりえもない、と思っていた主人公ですが、実は違う、ということに気が付いたようです。

大切な人が見せるいろいろな表情や言葉、泣く姿や怒った顔…。

すべてすべて、真っ先に見たり聞いたりすることができるのは自分だけ。

僕には大切な「君」という存在がいたんだ、と思ったのでしょう。

心でつながっている、と実感し、ふっと安堵したのかもしれませんね。

君がいるだけで十分だ

会いたいとかね、そばに居たいとかね、守りたいとか
そんなんじゃなくて ただ僕より先に死なないでほしい
そんなんでもなくて、ああ、よしときゃよかったか
「何でもないよ」
会いたいとかね、離さないから離れないでとか
そんなんじゃなくて
そんなもんじゃなくって、ああ何が言いたかったっけ
「何でもないよ」なんでもないよ、
君といるときの僕が好きだ

なんでもないよ、 -マカロニえんぴつ

会いたいとか、そばにいてほしいとか、守りたいとかあなたが先に死なないでほしいとか…。

それも大切だけどああ、もっと言うべきことがあったのかなと悩んでしまう主人公の様子が垣間見えます。

ああ、何が言いたかったんだっけ?と思い悩んでいるようであり、大切な人に想いを伝えたいのに、どの言葉もしっくりこないのでしょう。

今までのフレーズでは、「なんでもないよ、」と「、」で終わっていただけなのですが、曲最後のフレーズでは、そのあとの続きが記されています。

僕が最も伝えたかった事。

それは大切な「君」と一緒にいる時の自分が好きだ、ということ。

やっと主人公は伝えるべき言葉が思いついたようです。

まとめ

今回はマカロニえんぴつの「なんでもないよ、」の歌詞の意味を徹底解釈しました。

「なんでもないよ、」は、深い愛情や幸せを探すよりも、ただその人と一緒にいることが何よりも大切だということを表現しているようです。

主人公は、自分がどんなに普通であっても、大切な人のそばにいられることが何よりも幸せであり、その人のそばにいる時の自分が大好きだ、と思ったようです。

両想いソングですが、ワクワクするのではなく、なぜか切なくなるフレーズが大変多く、ゆっくりと大切な人に想いを馳せたくなる歌詞でした。

歌詞を聞いて、深く共感する人も多いのではないでしょうか。

これからもmusic.branchwithではマカロニえんぴつを追って行くのでぜひチェックしてみてください!

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