【Rin音 /snow jam】の歌詞の意味を徹底解釈 |この曲に詰められた思いとは?
編集: ひいらぎ最終更新: 2021/1/2
楽曲紹介
今回は今年急上昇したアーティストRin音の「snow jam」をご紹介致します。
「snow jam」は2020年の3月19日にリリースが開始されており、現在(2020年12月)では1400万再生されている中高生を中心にSNS上でも人気のRin音のメジャー曲です。
「snow jam」の曲調は、『CILL OUT系』といわれるメロウなトラックミュージックに想いをつのった歌詞を載せた曲で、冬の寒さからくるもどかしさや虚しさイメージさせられます。MVでは、本人による冬のシーズンならではの日常を彷彿させられるもので、自分のことのように落とし込める1曲です。
「snow jam」の曲名の意味
英訳からの考察
・『snow』は名詞として【雪】や【降雪】と訳します。
詩語でも【雪白】や【純白】といった雪のイメージに通じるものと活用されています。
こういった意味から季節感の冬を連想させる方が多いでしょう。
・『jam』は名詞として、パンなどに塗って食べるような【ジャム】や【込み合い】と、動詞として【詰め込む】、【ぎっしり詰まる】などと訳します。
jamと聞くと、パンに塗るジャムを思い浮かべる方が多いかと思いますが、ここでは動詞としての【ぎっしり詰まる】の方で活用されているのでしょう。
この曲は、男性から女性に向けての曲となっており、冬ならではのシーンからくる感情がなどが散りばめられています。
『snow』というのは、冬の出来事の意味合い『jam』というのは、その出来事を詰め込むという意味合いになります。
そのためこの曲名は、『冬の日常に詰まった出来事(想い出)』といった意味が込められていると思います。
「snow jam」の歌詞の意味
1番
Loadingで進まない毎日
上品が似合わないmy lady
Momingただただ浮ついて
日中も淡い夢を見る
snow jam -Rin音
変わり映えのしない毎日
僕との上品(な非日常)が釣り合わない好きな人
あまり眠れなくて朝はぼーっとしてたし
日中も何も身が入らない
今日は好きな人とのデートを迎えた主人公。
朝起きてからデートに行くまで、緊張や楽しんでもらえるか不安な状態が描かれています。
変わり映えのない日常しか送ってない彼は楽しみなのでしょう。
ねえ今夜は急いで行く
愛情に満たされる日
二人静かに
snow jam -Rin音
今夜は待たせないように急いでいく
君の愛情で満たされる特別な日
二人になっても平常心
時間にルーズな主人公ですが、今日の特別な日には遅刻しないような決意を感じます。
自分だけが舞い上がってしまうことも懸念しいるように捉えられるため、勝負に出るデートなのでしょう。
どうせ奥手ろくでなしの
机上のストーリー
なんて誰も気にしないように
Good night baby
淡い夢の中
淡い夢の中だよ
snow jam -Rin音
(君も僕のことが好きなんて)どうせ奥手でろくでなしな僕の
思い過ごしの可能性だってある
なんて周りも気にしなくていいベットで毎晩思うけど
おやすみ
君が振り向いてくれるのかは夢の中だけ
きっと夢の中だけだよ
普段から好きな相手のことを想っている主人公。
勝負に出るデート前に自分に言い聞かせて、告白などの勇気を出会う前に付けようとしたのでしょう。
ですが、奥手な性格がゆえに夢の中のこととマイナス思考になってしまう様を歌っています。
街は気づけば光で満ちてるし
いつもより少し人で混んでるし
って思ってみた鏡の中の自分なら
変わらないああバカみたいだな
snow jam -Rin音
街は気づけば日も落ちてライトアップされてるし
いつもよりカップルで混んできたし
(自分達もそうなれるかな?)って思っていたけど鏡の中の自分は
いつもと変わらない ああ舞い上がってバカみたいだな
待ち合わせ場所に向かっている最中の主人公の情景+心境を歌っています。
日中を上の空で過ごしていたため、夜になりイルミネーションなどに気づけず、あたりデートの雰囲気だったのでしょう。
そんな周りを見渡して自信を付けようとしていたが、鏡に映った主人公は普段と何も変わらず【主観的に魅力がない】と感じてへこんでしまいます。
Good night sleepy おはようの言葉を
考えてはただ夢を見て
濃い濃度の想いに蓋をして
Feel you. I really care about you.
甘く溶けるsnowjam
君を満たすsnowjam
snow jam snow jam snow jam snow jam
snow jam -Rin音
おやすみからおはようの言葉を君からもらえる日を
考えてはその日に夢を見て
ずっと好きな想いを伝えられずに蓋をして
君が僕のこんな気持ちに気づいてくれたらいいのに
甘く過ぎていく snow jam(冬の想い出)
君をも満たされていく snow jam
snow jam snow jam snow jam snow jam
おやすみからおはようと好きな人にもらいたいのですが、主人公はまだ付き合えていないため交際したいという願いを日々思っています。
そんな日は毎回夢に出て来るほどですが、想いも伝えられず、【好きな人に気づいてもらいたい】という気持ちでいっぱいな場面を表しています。
後半では交際出来たら、『こんなにも素敵な日々が過ごせるのにな』といったような願望を歌っている様です。
曲中の「snow jam」は(冬の想い出)と簡略化致しました。
2番
loopする考えはいつも以上で
あの街までの足取り重くて
本当に来るかな嘘じゃないのかな
って余計な心配が駆け巡る
snow jam -Rin音
告白する考えはいつも以上に強くて
待ち合わせの街までは足取りが重くて
君は本当に来るのか、思わせぶりなんじゃないのか
って余計な心配が駆け巡る
いつものデート以上に気合をいれたせいもあり、主人公は緊張しているようです。
そのため、待ち合わせの場所に向かう足取りが重いのでしょう。
奥手でマイナス思考よりの主人公は、好きな人がドタキャンしてしまうことまで考えて不安になっています。
皆は携帯片手に愛を奏でてる
現代的LOVERネオネットヤンキー
いつもはね。だけど素敵ねって
あって言われたいから会いに行くのさ
snow jam -Rin音
皆は携帯を片手間に使って愛情を表現する
現代的次世代ネットの意気がった愛情表現
(あなたも)いつもはね。だけど(今日は)素敵ねって
面と向かって会って言われたいから今日会いに行くのさ
いまの現代的にSNSなどを用いて文字で告白することが出来ます。
そんなときに自分が普段表現できないことを文字なら出来てしまうことがあるときがあります。
主人公も普段はやりがちなのでしょう。ですが、告白の時は自分の口で言いたいために会う予定を作りました。
例え断られても、ありがとう。など言われて撃沈するくらいの覚悟の表現だと見て取れます。
今日はうまくトーストも焼けたしさ
靴紐左から結んだしさ
家の鍵もきちんと閉めたんだ
こたつを消したかは不安だけど
snow jam -Rin音
今日はうまくトーストも焼けたしさ
靴紐左から結んだしさ
家の鍵もきちんと閉めたんだ
こたつを消したかは不安だけど(ゲン担ぎはかなりできている)
自分に自信を付けるために良いことなどを言い聞かせている主人公。
何度も失敗してきたことも予測できます。
ですが、今日しかチャンスはないと思う時に少ないことでも運を味方にするようにする必死さ・主人公の重要度を歌っています。
なんとなく好きな気持ち溢れた
君のこと好きだと知った日から
忘れたことないってか忘れられない
バ力でもいいこの思いは伝えたいから
snow jam -Rin音
なんとなく君が好きな気持ち溢れて止まらない
君のことが好きだと知ったその日から
その気持ちを忘れたことはないってか忘れられない
バカだと君に思われてもいいから、ちゃんと伝えたい
好きになった日のことを思い出し、初心に帰るような主人公。
2番はほとんど、決意のような歌詞が多いためここで想い出の残すような形でなく、だらしない形ではなくしっかり告白する気持ちを作れたことがうかがえます。
Good night sleepy おはようの言葉を
考えてはただ夢を見て
濃い濃度の想いに蓋をして
Feel you. I really care about you.
甘く溶けるsnowjam
君を満たすsnowjam
snow jam snow jam snow jam snow jam
snow jam -Rin音
一度解釈したので割愛します。
Good night sleepy おはようの言葉を
考えてはただ夢を見て
濃い濃度の想いに蓋をして
Feel you. I really care about you.
甘く溶けるsnowjam
君を満たすsnowjam
snow jam snow jam snow jam snow jam
snow jam -Rin音
一度解釈したので割愛します。
Loadingで進まない毎日
上品が似合わないmy lady
Morningただただ浮ついて
日中も淡い夢を見る
snow jam -Rin音
一度解釈したので割愛します。
最初の歌詞と同じですが、場面は変わっていると考えるべきでしょう。
主人公はまた日常に戻っていることを表しています。
ですが、いままでの歌詞から告白の結果がどうなったか、そもそも告白は出来たのかわかりません。
ねえ今夜は急いで行く
愛情に満たされる日
二人静かに
snow jam -Rin音
一度解釈したので割愛します。
最後の歌詞からまた好きな人とデートに行けているようです。
それは彼女としてなのか、友達としてなのかは今までの現状維持なのかは受取る側次第といった形なのでしょう。
まとめ
今回はRin音「snow jam」を解釈致しました。
冬のシーズンで男性目線でのラブソングというのも、むずらしいですね。
受け取る側の心情で最後結末は変わります。
男らしくスマートに決めたいけど、人間らしいもどかしさなども含まれているため共感できる方は多いかと思います。