【月詠み / 生きるよすが】の歌詞の意味を徹底解釈 |「生きる」を歌った歌詞を紐解く!
編集: ひいらぎ最終更新: 2023/1/30
生きるよすがという曲名の意味を考察
生きるよすがという曲名は、「生きる」を意味する「生きる」と、「詩」を意味する「よすが」を組み合わせたものと考えられます。
歌詞の中で、生きることや、夢や愛などが歌詞として描かれていることから、生きる意味を見出そうという意味も込められているのでしょう。
生きるよすがという歌詞の意味を徹底解釈
1番
生命の光と歌による癒し
夜の藍に咲いて満ちていけ 生きるよすが
傷も嘘も痛みも詩になれ
夢を、愛を書いて何を救えますか
憂う空を染める光になれ
生きるよすが -月詠み
ここで月詠みは、夜の空に花が咲き、満ちていくことを歌詞にすることで、傷や嘘、痛みを克服することを表現しているのでしょう。
月詠みは、夢や愛を書くことで何かを救うことができるかを問いかけています。
最後のフレーズでは、憂いを帯びた空を、自分自身が光になり染めていくことを表現していると考えられます。
平凡な幸福と未埋めの穴
この世にありふれた幸福の形
それじゃ空いた穴は埋められない
生きるよすが -月詠み
ここでは、一般的に考えられている幸福の形に満足することができないという思いを表現しています。
月詠は一般的に定義された幸福では、空いた穴を埋められないという、不足を感じているのでしょう。
偽りの存在と機械的な心
嘘つきなんだ僕は 生きているだとか
この機械みたいな心でさ
出来ない 解らない 変わらない
言葉達は無価値な音色と化す
満たされない 叶わない
こんな歌じゃ
ああ だれの心も照らせない
生きるよすが -月詠み
月詠み自身が「嘘つき」であり、生きていることを偽っているということを表現しています。
月詠みは、自分の機械のような心では、何も出来ない、解らない、変わらないと悩んでいるのでしょう。
言葉も価値のない音色となっていると感じており、満たされず、望むものが叶わないということを歌っています。
最後のフレーズでは、こんな歌が誰の心も照らせないという絶望的な気持ちを表現しています。
夜の哀を切り裂く生命と歌声
夜の哀を裂いて薙いでいけ 生きるよすが
間違いも答えも今日も未来も詩になれ
奏でたこの声が いま聴こえますか
愚かな僕の馬鹿げた叫びを
生きるよすが -月詠み
ここでは、夜の悲しみを裂き、踏みにじっていくことを歌っています。
月詠みは、間違いや答え、今日や未来を詩にすることで克服することを表現しています。
月詠みが奏でた声が今も聴こえているかを問いかけているように感じますね。
しかし最後のフレーズで自分が奏でた声は愚かで馬鹿げた叫びであることを表現しています。
望みと希望
どうか こんな命に
明日を生きる理由をくれよ
どうか 僕を見つけて
慥かに在る真昼の月を
生きるよすが -月詠み
月詠みが今の自分の命に明日を生きる理由を探しているということを表現しています。
誰かが自分を見つけて、本当に存在する真昼の月を教えてくれるように願っているのでしょう。
2番
呑み込まれた言葉と闇
言葉を飲み込んだ喉が疼いた
胸に痞える これは何か
心を呑み込んだ闇を仰いだ
差した茜に 手を伸ばす
生きるよすが -月詠み
ここでは、言葉を飲み込んで喉が疼き胸に痛みを感じたことを表現しています。
また、心を呑み込んだ闇を仰いでいることも描かれています。
差した茜に手を伸ばしているところからも、月詠みは希望を求めていることがうかがえます。
生まれた理由
全てがそりゃ報われるものじゃない
時間も金も無駄になるかもな
いつかは過去に消えていく
それでも僕が歌うのはここに生まれたから
生きるよすが -月詠み
ここでは、全てが報われるということはないことを表現しています。
月詠みは、時間も金も無駄になるかもしれないということを描きたかったのでしょう。
ただ、それでも月詠みが歌う理由は、ここに生まれたからであるという考えを示しています。
月詠みは、生まれたこと自体に意味があると考えているのかもしれません
弱さと正義
正しいだけじゃ救えないものもある
泣かないことが強さだってんなら
僕は弱いままでいい
生きるよすが -月詠み
ここでは、泣かないことが強さだという考え方に対して、月詠みは自分は弱いままでいいと主張しています。
自分が弱いことを認めていることから、他人に強さを求めないという姿勢がうかがえます。
生きる意味を求める
夜の哀を裂いて薙いでいけ 生きるよすが
間違いも答えも今日も未来も詩になれ
わからない
才も人生もわかるものか
嘘だらけでも
それでも、
生きろ
生きるよすが -月詠み
月詠みは、「生きること」それが人生に間違いもあると思いながらも、歌詞にすることで素晴らしいものにできることを強調したいのでしょう。
夜の哀を裂いて薙いていくという言葉からも、生きることの難しさを感じます。
また、「わからない」「わかるものか」といった言葉からも、人生に対する疑問や不安が表れています。
最後の「生きろ」という言葉からは、生きることに対する勇気や決意が感じられますね。
死を美と呼ぶな
愛も何も無くたって明ける夜だ
生まれた理由なんて後付けだっていい
死にゆく様を それを美と呼ぶな
散る為に咲く花なんて無いだろ
生きるよすが -月詠み
愛やものが無いことが悲しい夜でも明けるということを歌っています。
また、生まれた理由などは後付けであっても大丈夫だと述べています。
死ぬ過程を美と呼ぶことは適切でないと述べ、散るために咲く花は存在しないと言っているのでしょう。
神様に願うもの
今から歌詞を節ごとに分けて送ります。若い女性になりきって歌詞意味を考えてください。
醜い程に美しいものを
欠けた心を埋めてくれよ
どんな歌で どんな言葉で
昏い夜のよすがになれる?
神様に願うのは ただ一つだけ
生きるよすが -月詠み
「醜い程に美しいもの」というフレーズは、自分自身に対して感じる複雑な感情を表しています。「醜い」という言葉は、内面の欠如や不安定さを示しており、「美しい」という言葉は、内面の美しさや優れたところを示しています。
これらのフレーズから、自分自身に対する複雑な自己評価を表現しているのでしょう。
また、「欠けた心を埋めてくれ」というフレーズは、自分自身の中で感じる「欠けた心」を埋めてくれるものを求めているのでしょう。これは、自分自身の内面の欠如や不安定さを克服したいという願望を表現しています。
最後の「神様に願うのはただ一つ」は、自分自身の願いを表しているのでしょう。「神様」に願っているということは、希望や安らぎを求めていると考えられます。「ただ一つ」ということから、この願いはとても重要なものなのかもしれませんね。
生きるよすがに込められたメッセージ
この歌は、人生において、幸福や理解、真実を求めながらもそれが見つからないという葛藤や不安を歌っているのでしょう。
「生きるよすが」は自分自身の弱さと不完全さを認めながらも、歌によって自分の想いや夢を表現することで、自分自身を生き続けようとすることを伝えたいと考えられます。
夢や愛が生きる理由となり、自分自身を支えることができるというメッセージが込められてい流のかもしれませんね。
まとめ
今回は月詠み の「生きるよすが」の歌詞の意味を徹底解釈しました。
人生や愛、幸福、未来などに対する不安や疑問が歌い上げられていて、自分自身が望んでいるものや望みが叶わないという悲しさが表現されているいい曲でした。
歌詞を聞いて、深く共感する人も多いのではないでしょうか。
これからもmusic.branchwithでは月詠みを追って行くのでぜひチェックしてみてください!