【Vaundy / 恋風邪にのせて】の歌詞の意味を徹底解釈 |ABEMA恋愛番組『彼とオオカミちゃんには騙されない 』主題歌に綴られた、恋する二人の様子が垣間見える歌詞を徹底解釈!
編集: ひいらぎ最終更新: 2023/5/19
彼とオオカミちゃんには騙されない ってどんな番組?
10代と20代の女性を中心に話題となったABEMATVの「オオカミ」シリーズ。
「彼とオオカミちゃんには騙されない 」は、10人の男女が集まり、最高の恋を手に入れようとする恋愛番組です。
真実の恋を叶えるために男女は奮闘しますが、中には恋をしない「嘘つきオオカミちゃん」が1人以上潜んでいます。
「オオカミちゃん」の甘い言葉や嘘に惑わされないようにすることができるのか…。
また、ドラマの中で物語を増幅させる彼とはいったい誰なのか…。
恋愛要素とサスペンス要素が同居する、ハラハラドキドキの見逃せない番組です。
恋風邪にのせてという曲名の意味を考察
「恋風邪にのせて」は、恋をするとまるで風邪をひいたようになり、自分たちも気づかぬうちに恋に落ちる様子を表しているようです。
また、風に乗せられるように恋に流されるというイメージも含まれているのではないでしょうか。
恋風邪にのせてという歌詞の意味を徹底解釈
窓辺の風景

変わりゆく景色
窓越しに覗いた
懐かしい風が呼んできた
恋風邪にのせて -Vaundy
”変わりゆく景色 窓越しに覗いた”というフレーズは、主人公が何気なく窓から外を見て、目に入った情景を表しているようです。
その情景は、主人公にとってなつかしい思い出を呼び起こしたのでしょう。
窓越しに、とあることから主人公は学生なのかもしれません。
風が吹いてきた、のではなく呼んできたと表現されていることからも、恋の始まりを連想させます。
恋だと気が付いた

どっかで
見えない
互いを互いに
合図して
そっと二人
目をそらして気付いたの
恋風邪にのせて -Vaundy
このフレーズはお互いの存在を意識した瞬間を描いているようです。
気になる相手とふと目が合ったのでしょう。
ですがなんとなくそのまま目を合わせることができず、お互いに目をそらしてしまったようです。
目をそらしたことによって、お互いにこれが「恋」なんだと気が付いたのではないでしょうか。
ずっと一緒にいられますように

くだらない愛で
僕たちはいつも笑っている
思い出す日々が
僕たちを悲しませるの
ねぇ
くだらない愛で
僕たちはいつも笑っていた
繰り返す日々が
僕たちを振り向かせるの
ねぇそっと二人
魔法を唱えるの
恋風邪にのせて
恋風邪にのせて -Vaundy
"くだらない愛"というフレーズは、愛してるという気持ちがどんなに単純であっても、それが本当に幸せだと言っているようです。
主人公たちは常に笑顔でいることが多いのでしょう。
ですが一方で、繰り返しの日々を送ることによって、時に不安になることがあるようです。
このまま友達でいた方が良いのか、この気持ちは今だけの感情じゃないのか…?いつか恋から目がさめてしまうのではないか?
あれこれ考えることもあるようですが、自分たちが幸せになるために、お互いに魔法をかけたのかもしれません。
君の心が知りたい

混ざりゆく景色
雨越しに覗いた
暖かい風が呼んできた
恋風邪にのせて -Vaundy
”混ざりゆく景色 雨越しに覗いた”というフレーズは、明るいイメージとは異なり、落ち着かない気持ちを表しているようです。
主人公は大好きな人と喧嘩をしたのかもしれませんし、相手の心が見えない状況なのかもしれません。
”暖かい風が呼んできた”というフレーズからは、不安を抱えているが希望を感じることができ、大好きな人との距離を縮められる予感がする、と主人公が感じている様子が伺えます。
お互いに気がついた

どっかで
消えない
互いを互いに
合図して
そっと二人
目を凝らして気付いたの
恋風邪にのせて -Vaundy
"どっかで消えない"は、恋に落ちた時の感覚を表しているのかもしれません。
相手を想う気持ちがいつまでも続くように感じる。
そして、二人は互いを意識しあっていく…と主人公は思っているのでしょう。
どんな場所であっても無意識でお互いを探してしまうようです。
このフレーズでは、相手を見つけた瞬間にわきあがる胸が高鳴る感情を表しているのではないでしょうか。
恋の呪文

くだらない愛で
僕たちはいつも笑っている
思い出す日々が
僕たちを悲しませるの
ねぇ
くだらない愛で
僕たちはいつも笑っていた
繰り返す日々が
僕たちを振り向かせるの
ねぇそっと二人
魔法を唱えるの
恋風邪にのせて -Vaundy
この歌詞は、笑っている二人の様子が描かれているようです。
過去の思い出や繰り返される毎日が、二人を悲しませたり振り向かせたりするのでしょう。
気持ちは通じ合っているはずなのに、なぜだか不安になるようであり、好きだと伝えることができたなら、きっと気持ちは今よりも楽なのかもしれない、と主人公は感じているようです。
お互いに静かに魔法を口ずさむことで、もう一度笑いあえるように願っているのではないでしょうか。
笑っていよう

言葉が深める惑星の夜に今
あなたを探して
答えた
「心枯れるまで、共に笑っていよう」
やっと二人
目を合わせて気付いたの
恋風邪にのせて -Vaundy
今まで目を合わせることがなかった主人公たちですが、やっと目を合わせることができたようです。
心に残る鮮やかな瞬間を共有し、二人以外誰にも理解できない何かを感じたのでしょう。
目を合わせる、という言葉はただ単に目を合わせるだけでなく、心も合わせたことを意味しているのではないでしょうか。
お互いにこの時を大切にし、いつまでも笑い合っていよう、と決めたようです。
笑いあう魔法

くだらない愛で
僕たちはいつも笑っている
思い出す日々が
僕たちを悲しませるの
ねぇ
くだらない愛で
僕たちはいつも笑っていた
繰り返す日々が
僕たちを振り向かせるの
ねぇそっと二人
魔法を唱えるの
恋風邪にのせて
恋風邪にのせて -Vaundy
このフレーズでは、いろいろなことがあるけれどいつも笑っていようと投げかけているようです。
気持ちが通じ合っているとわかっていても、一歩踏み出せなかった頃を思い出し、切ない気持ちになったのでしょう。
やっと伝えることができても不安になる日もあり、くだらないことで喧嘩をすることもあるけれど、それでも「共に笑っていられるように」と魔法をかけよう、と主人公は思っているのではないでしょうか。
まとめ
今回はVaundyの「恋風邪にのせて」の歌詞の意味を徹底解釈しました。
「恋風邪にのせて」は、恋をしている主人公の心を歌っているようです。
なかなか言葉で伝えあうことができない日々を思い出すたびに悲しい思いもしましたが、それでも繰り返す日々が、二人を前に進ませる、と主人公は考えたのでしょう。
愛の魔法によって二人がより絆を深めていくことを描いており、恋をするということは、悲しさや苦しさを引き起こすこともあるけれど、人を幸せにすることもできる、ということを伝えたかったのではないでしょうか。
歌詞を聞いて、深く共感する人も多いのではないでしょうか。
これからもmusic.branchwithではVaundyを追って行くのでぜひチェックしてみてください!