【優里 / ガリレオは恋をする】の歌詞の意味を徹底解釈 |夜空の星たちに親近感がわく歌詞を紐解く!
編集: ひいらぎ最終更新: 2023/3/30
ガリレオは恋をするという曲名の意味を考察
この曲のタイトル「ガリレオは恋をする」には、主人公が自分の気持ちを星座や宇宙のイメージに置き換えながら恋をしているという意味が込められているようです。
自分自身を小さな星に例えていることから、天体望遠鏡を用いてガリレオが星を見つけ出すように、私自身も見つけ出してほしい、という意味から来ているように感じます。
ガリレオは恋をするという歌詞の意味を徹底解釈
恋心の交錯
どうして君だったかな
気付けば目で追いかけてた
でもその先に居るのはいつも
私よりずっと可愛いあの子
帰り道 偶然 同じでさ
話したあの時間が
ガリレオは恋をする -優里
最初のフレーズは主人公の心の内を描いた、片思いの歌詞のようです。
知らず知らずのうちに気になる人を目で追っていたのですが、その人が見ているのは違う女の子。
切なく思いながら日々を過ごしていたのですが、偶然同じ帰り道となり、話をすることができた時間話はとても愛おしいと感じたのではないでしょうか。
その日からの思い出が強く残っているようです。
遥かな恋の望遠鏡
瞬く星のように
私だけが気付いてると思ってた
貴方が遠くなっても
レンズ越しに探すように
ガリレオは恋をする
ガリレオは恋をする -優里
瞬く星のように輝く貴方に、私は一目惚れしてしまった。
自分だけがその輝きに気付いていると勝手に思い込んでいたけれど、実は私以外にも貴方に魅了されている人がたくさんいたのかもしれない…そう主人公は考えたのかもしれません。
大切な人がが遠い存在であっても、レンズを通して探すように探し出すだろうと伝えており、こんな風に、ガリレオは星を探したのかもしれないと考えたようです。
まぶしく輝く
教室はまるで宇宙
私はとてもちいさな星
引力の強い人にいつも
集まる光がまぶしく見える
運命的って思えるような
奇跡を信じたい
ガリレオは恋をする -優里
ここでは教室を宇宙に例えています。
主人公は自分自身をただのちっぽけな星のように感じており、強い引力を持つ人たちの周りには、いつも集まる光がまぶしく輝いて見えるようです。
きっと主人公は手に届かない人を想っているのでしょう。
運命的な出会いのように貴方と出会えたなら…きっとそれは奇跡だ、と考えているようです。
大切に思う気持ち
見えない星を見てよ
この気持ちはきっと誰より光ってる
貴方が近づくたび
胸の裏がむず痒いの
どんな名前をつけよう
ガリレオは恋をする -優里
このフレーズでは、日常の中で多くのものを見るけれど、見えない星を見つめるように、目には見えないものを感じながら生きていくことが大切だ、と伝えたいようです。
振り向いてほしいな、という気持ちが表れていますよね。
”貴方が近づくたび 胸の裏がむず痒いの”というフレーズは、貴方と一緒にいると、心の奥に何かが騒ぎ出すような感覚が生まれるんだ。それは愛情の表れかもしれない、と思った主人公の気持ちが描かれているのでしょう。
そんな大切な気持ちをもう少し具体的な形にしたいと思い、名前をつけることで、それが今後の自分の大切な想い出になるだろうな、と思ったようです。
永遠の輝き
君という長い歴史の中で
私は一瞬の煌めき
輝いてなんかない
だけど想いは消えやしない
あの時間が放つ光は
無限大で
ガリレオは恋をする -優里
このフレーズは、少し自虐的になっているようです。
貴方の人生でみれば、私という存在は大したことはなく、一生の思い出として残ることはない。
だけれど私は貴方のことを忘れることはない、と思っているのでしょう。
気になる人がそばにいるだけで、いろいろな感情が押し寄せるけれど、この思いは簡単に消えることはなく、永遠に輝き続けると主人公は感じたのではないでしょうか。
これからも思い続けたい
瞬く星のように
私だけが気付いてると思ってた
貴方が遠くなっても
レンズ越しに探すように
ガリレオは恋をする
ガリレオは恋をする -優里
貴方の輝きは私だけが知っていると思っていたけれど、実際はいろいろな人が貴方の魅力に気が付き、遠い存在になってしまった、と思ったようです。
どんなに遠い存在になってしまっても、カメラのレンズを通して探すみたいに、貴方を探している。
こんな感情を抱いている私は、ガリレオのように、星に恋をしているのかもしれない、と感じたのではないでしょうか。
まとめ
今回は優里の「ガリレオは恋をする」の歌詞の意味を徹底解釈しました。
この歌は、主人公が恋に落ちる瞬間を歌っているようです。
主人公は、自分が誰かに恋をすることを初めて経験し、その人に対して日々気持ちが高まっていったのでしょう。
自分が小さな星であり、気になる貴方にとってはただの小さな星。
だけれど「この気持ちはきっと誰より光ってる」と胸の内に秘めた想いを持っているのでしょう。
いつか気が付いてほしいと思い、その思いは気づいてもらえなくても輝かせ続け、時を経てもその想いが消えることはないと伝えているようです。
歌詞を聞いて、深く共感する人も多いのではないでしょうか。
これからもmusic.branchwithでは優里を追って行くのでぜひチェックしてみてください!