【Ado / 風のゆくえ】の歌詞の意味を徹底解釈 |心にいろいろな想いを秘めながら進んでいく『ONE PIECE FILM RED』挿入歌の歌詞を紐解く!
編集: ひいらぎ最終更新: 2023/3/26
ONE PIECE FILM REDってどんなアニメ?
『ONE PIECE FILM RED』は、前作から3年ぶりに公開される、劇場版『ONE PIECE』の第15作です。
物語は音楽の島「エレジア」で展開し、ウタという神秘的な歌手が主人公です。
彼女の歌声は「別次元」と称され、世界中の人々を魅了します。
しかし、世界政府や海軍が彼女の力を危険視し、ウタの討伐に動き始めてしまいます。
物語は、ルフィと他の海賊たちがウタを救出したり、彼女が持つ不思議な能力を駆使して海賊たちを拘束する様子が描かれます。
ウタが持つ大きな「計画」とはなにか、なぜ世界政府と海軍がウタを危険視するのか…。
謎が徐々に解き明かされていきます。
風のゆくえという曲名の意味を考察
「風のゆくえ」は、何かに向かって進む勇気や夢を実現するための願いを表現しているようです。
曲名には、大海原を駆ける「新しい風」という意味が込められていると考えられ、この曲は、自分自身を超えるために向かって進み続ける決意や、新しい世界を見つけるための旅への憧れを表現しているのではないでしょうか。
風のゆくえという歌詞の意味を徹底解釈無音の風
この風は どこからきたのと
問いかけても 空は何も言わない
問いかけても 空は何も言わない
-
自然現象である風が吹いているが、その風がどこから来たのか謎めいている。
問いかけても、空や自然は答えを返してくれない…歌詞ではそう伝えているようです。
この歌詞が表すのは、人生や社会との向き合い方を考えさせるメッセージであり、難しい問題への答えは外部からではなく、内面から見つけることが必要だということを示唆しているのではないでしょうか。
未知の航路
この歌は どこへ辿り着くの
見つけたいよ 自分だけの答えを
まだ知らない海の果てへと 漕ぎ出そう
-
このフレーズは、映画の主人公「ウタ」の気持ちを歌っているようです。
自分自身がまだ見つけられない答えを探し求め、未知の海を航海する旅に出るのでしょう。
どこに向かうのか分からない旅の中で、答えを見つけるために自分自身に問いかけ続けるようです。
最初に「この歌は」というフレーズが使われたことで、この歌が自分自身の内面に向き合うためのものであることが暗示されます。
また、一つの答えに決着をつけることを目指すのではなく、自分自身が納得できる答えを見つけ出す旅を続けることが描かれているようです。
帆を揚げて新しい風になろう
ただひとつの夢 決して譲れない
心に帆を揚げて 願いのまま進め
いつだって あなたへ 届くように 歌うわ
大海原を駆ける 新しい風になれ
風のゆくえ -Ado
この歌詞は、夢や希望を持って前進することの大切さを表しているようです。
心に帆を揚げて進むことで、自分たちの願いを実現し、成し遂げることができるのでしょう。
そのためには、誰かを思い、愛を歌うことも大切だと伝えているようです。
新しい風のように、前向きな気持ちで大海原を駆け抜けていく勇気を歌っているのではないでしょうか。
永遠の希望
それぞれに 幸せを目指し
傷ついても それでも 手を伸ばすよ
風のゆくえ -Ado
それぞれに幸せを追い求める中で、傷ついてしまうこともある。
それでも自分たちは前に進んでいこう、と踏み出していく強さや勇気を歌っているのではないでしょうか。
映画の中でもウタはみんなの幸せを願い、みんなもまたそれぞれに幸せを願っていました。
そんな様子を表現しているようにも感じます。
風の道標
悲しみも強さに変わるなら
荒れ狂う嵐も越えていけるはず
信じるその旅の果てで また 会いたい
風のゆくえ -Ado
このフレーズでは、悲しみを乗り越えて、強さに変えることができれば、時には荒れ狂う嵐も乗り越えることができるはず。
未来を目指すその旅は困難が多いかもしれないけれど、でも会いたい人や待ち望む場所があると信じて、目的地を目指していこう、という思いが込められているようです。
あなたのもとへ
目覚めたまま見る夢 決して醒めはしない
水平線の彼方 その影に手を振るよ
いつまでも あなたへ 届くように 歌うわ
大きく広げた帆が 纏う 青い風になれ
風のゆくえ -Ado
水平線は遠くの彼方を示すものであり、多くの人々にとって目標とされています。
夢の中で水平線の向こうに自分の居場所を見つける人もいます。
この歌詞は、夢の中で見た景色が現実にも伝わっているように感じた、ということを伝えているのではないでしょうか。
また、帆船は自由で平和的な象徴とされており、青い風は自由な風を表しているようです。
この部分では、夢を現実に引きずり込むように、青い風の中を自由に飛び回るような心を表していると言えるのではないでしょうか。
永遠に響く声
ただひとつの夢 誰も奪えない
私が消え去っても 歌は響き続ける
どこまでも あなたへ 届くように 歌うわ
大海原を駆ける 新しい風になれ
風のゆくえ -Ado
この歌詞は、自分が持つ夢を追いかけ辿り着いた先で、その夢が誰かに奪われるかもしれないかもしれないという不安を歌っているようです。
しかし、歌を歌っていればそれは永遠に響き続けると自身を励ましており、その歌が誰かの耳に届くようにと、大海原を新しい風となって駆け抜けていくことを表現しているのでしょう。
このフレーズでは、自分が持つ夢を大切にすることや、その夢を共有することが大切であることを示唆しているようです。
また、自分自身の存在が消え去っても、歌という形で自己表現を続けられることも伝えているのではないでしょうか。
まとめ
今回はAdoの「風のゆくえ」の歌詞の意味を徹底解釈しました。
「風のゆくえ」は、強い決意と希望を表現しているようであり、夢を守り、誰にも奪わせないという強い意志が伝わってきます。
また、歌が永遠に残り続けることで、人々の心に響き続けることを望んでいるように感じます。
全ての人に届くように、大海原を駆ける新しい風になるという願いも表現されているようです。
歌詞を聞いて、深く共感する人も多いのではないでしょうか。
これからもmusic.branchwithではAdoを追って行くのでぜひチェックしてみてください!