【sumika/Traveling】の歌詞の意味を徹底解釈 | 恋人に浮気されて落ち込んでる心に響く歌詞に戦慄!
編集: ひいらぎ最終更新: 2020/9/19
Travelingという曲名の意味を考察
曲名のTravelingを直訳すると旅行という意味があります。
歌詞中でも親友の元へ旅行に行っていた主人公が改めて「自分の家が落ち着くな」と気づくという内容から始まりますから、曲名は旅行という意味で使われているというのは間違い無いでしょう。
しかし、「旅行」という意味だけで使われているわけでは無いのです。
では、どういう意味で使われているのか。それは、バスケのファウルの一種の「トラベリング」という意味です。
バスケをやったことがある人はわかると思いますが、この「トラベリング」というファウルは複雑でコロコロ条件も変わるので正確に理解している選手は少ないファウルなんです。
つまり、主人公も正確には理解できないファウル=「浮気(=ファウル)を全然いいと思っていないのに許してしまう主人公」を表現しているものと考えられます。では、歌詞を詳しく見ていきましょう。
Travelingの歌詞の意味を徹底解釈
1番
やあ
ただいま
帰りました
疲れました
親友でも3泊はキツい
やっぱり我が家がいいなって
やっぱりあなたとがいいなって
いくら親友だからと言ってもさすがに他人の家に3泊は疲れるな。
やっぱり自分の家がいいなって。
やっぱりあなたと一緒がいいなって思うのです。
他人と生活するのは、たとえ気の合う仲だとしてもストレスがかかるものです。
しかし、恋人は別です。いくら他人と言っても本当に好きな相手だけは一緒に生活しても疲れないと思うものです。この曲の主人公もそうなのかもしれません。3日も「あなた(=恋人)」と合わなかったことで、改めて自分の家と恋人のありがたみを感じているのかもしれませんね。
昼過ぎの3時
チェックアウト直帰
あなたは仕事に出掛けているね
シャワー浴びて綺麗になっておこう
夜から甘える準備をしよう
貴方と早く会いたくてチェックアウトしてすぐ帰ってきたよ。
ああ、まだ貴方は仕事だ。
シャワーを浴びて貴方が帰ってきたら甘えるための準備をしよう。
他人の家に泊まって疲れた主人公は、早く「貴方」の顔を見たくてすぐに家に帰ってきたようです。
「貴方」と早く会いたいという強い思いが感じられる行動ですね。
“排水口に絡まった長い長い髪
亜麻色に染まった新しい髪は
私のものじゃない”
亜麻色のその毛は私の髪の毛じゃないみたい。
亜麻色とは黄色がかった薄茶色の色のことでこのような色の色です。
かなり目立つ色ですから、主人公が気付いてしまうのも仕方がないことですね。自分以外の長い髪の毛が家の排水口にある...一般的に浮気を疑われるような出来事ですがこの後どうなっていくのでしょうか?見ていきましょう。
はじめてじゃない
はじめてじゃない
隠しきれないあなたのトラベリング
私じゃない
私だけじゃない
行く先はきっと3歩目のファール
はじめてじゃない
はじめてじゃない
隠しきれないあなたのトラベリング
隠しきれていない貴方の反則行為。
きっとこの先も浮気を続けるのだろう。
「初めてじゃない」という歌詞から、「あなた(=恋人)」の今回の浮気が初めてじゃないということがわかりますね。
さすがに一度は許せても二度目は許せませんから、主人公は相当怒っていることでしょう。
日が暮れれば
今日もいつもと同じように
世界一愛おしい
あなたは帰ってくるから
いつもと同じように愛おしいあなたは仕事から帰ってくる。
特に説明する部分がないので説明を省きます。
全然
いいと思っていないのに
許しちゃう私は駄目だな
いいと思っていないのに
流しちゃう私はララララ
全然許せないのに見なかったことにしちゃう私は...
旅行からの疲れや、世界一愛おしいあなたと別れたくないという気持ちからでしょうか。
今回も「あなた」の浮気を許してしまうようです。本当に大好きな相手だったら、浮気をしたことに怒るよりも前に、別れたくないという気持ちになってしまうのかもしれませんね。ある種の依存のように感じます。
いいと思っていないのに
許しちゃう私は駄目だな
叱って叱って叱って
ダメだなって
ダメだなって
叱って?私を叱って。
ダメだなって。
「だめ」だと気づいているのにやってしまうことってありますよね。むしろ、ダメだと言われるとやりたくなってしまうという心理現象もあります。もちろん「ダメ」だと言われていることはやらないことが一番なのですが、無意識にやってしまうのは仕方がないことなのかもしれませんね。