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【Kanaria / 酔いどれ知らず】の歌詞の意味を徹底解釈 |酔っぱらった状態での恋を描いた歌詞を紐解く!

編集: ひいらぎ最終更新: 2023/3/7

目次
酔いどれ知らずという曲名の意味を考察
酔いどれ知らずという歌詞の意味を徹底解釈
夜明け前の混沌
酔いどれの幸せ
ミリグラムの愛情
無題の幻想曲
染める幸せ
泥酔の日々
まとめ

酔いどれ知らずという曲名の意味を考察

「酔いどれ知らず」という曲名は、アルコールに酔って正しい判断力を失った状態での行動を描いたものと思われます。

歌詞中では酔っ払っているうちに何かを決めたり言ったりしてしまい、その結果トラブルが起きることを表現しています。

また、自分自身が屈してしまい自分の意志を失ってしまったことも表現されています。

曲名の「酔いどれ知らず」は、酔っ払っている状態で正しい判断をできないことを表現しているのでしょう。

たった一度きりの酔いどれ時間を楽しむ「酔いどれ知らず」。そこには夢も現実も関係なく、ただ心地よい酩酊感があります。誰もが思わず歌いたくなる、物語も歌も織り交ぜた魅惑の世界を紡ぐ「酔いどれ知らず」の歌詞を紐解いていきましょう!

ひいらぎ

酔いどれ知らずという歌詞の意味を徹底解釈

夜明け前の混沌

夢が覚めた 酔いどれ知らず
争いごとは 夜が明けるまで
くたびれては 酷く見える
一千の声は 声が枯れるまで

酔いどれ知らず -Kanaria

「夢が覚めた 酔いどれ知らず」という歌詞は、酔っ払っているため自分自身の状況が把握できていないことを表現していると思われます。

また、「くたびれては 酷く見える」とは、酔いが回った状態で物事を見たり判断したりすると、本来の姿とは違って酷く見えてしまうことを表しているでしょう。

そして、「一千の声は 声が枯れるまで」という歌詞は、多くの人たちが騒いでいる状態が、時間が経つにつれて消えていく様子を描写しているのかもしれませんね。

酔いどれの幸せ

うっちゃる幸せ ずっと醒めないで
あなたの声に耳を貸す時まで
屈する態度で 言葉さえなくて
体を染めて

酔いどれ知らず -Kanaria

「うっちゃる幸せ ずっと醒めないで」とは、酔っぱらってしまってもこの感覚がずっと続いてほしいということでしょう。

ここでは、自分が気持ちの赴くままに過ごしている様子が描かれています。

「あなたの声に耳を貸す時まで」は、誰かと会話している時にも、その相手の言葉を真剣に聞き入りたいという思いが込められています。

「屈する態度で言葉さえなくて」は、相手に対して敬意を払いながらも、言葉を探し求めることができないほど酔いつぶれてしまう状況を表しています。

ミリグラムの愛情

そして
泥泥 はられあられ ホウライ そう 悪くないわ
屈する 先まで ミリグラム
酩酩 重ね重ね 存外 そう 悪くないわ
酔いどれ知らずの恋敵 だから

酔いどれ知らず -Kanaria

前半では「泥泥」と「はられあられ」という擬音語が繰り返されており、どこかふわっとした雰囲気が感じられます。

また「ホウライ」という言葉が挿入されることで、ある程度の停滞感が生まれています。

「何もかも上手くいかなくても、最終的には意外とうまくいくかもしれない」というポジティブな気分が込められていると考えられます。

後半では「屈する」という言葉が登場し、一転してマイナスな感情が現れます。

しかし、実際にはメンタル的にものごとを踏み外しているわけではなく、「ミリグラム」のような単位の言葉が挿入され、理性的な判断もできる立場にあると考えられます。

後半は「つらい状況に陥っても、自分にはきちんと理性がある」という自信が込められていると考えられますね。

無題の幻想曲

ウタの声は 数知らず
迷い込んだら そこは君の××
ねぇ見てきれい 白昼夢ロンド
一千を隠して 十を吐けるだけ

酔いどれ知らず -Kanaria

「ウタの声は 数知らず」という歌詞は、歌には数えられないほど多くの声が込められていることを表しています。

そして「迷い込んだら そこは君の××」という歌詞は、歌によって私たちは特定の場所に置かれることがあることを表していますが、「××」はその場所を隠しているため、実際にどこかは分かりません

そして、「ねぇ見てきれい 白昼夢ロンド」という歌詞は、「白昼夢ロンド」という美しい夢の中にいることを表現しています。

「一千を隠して 十を吐けるだけ」という歌詞は、過去の過ちを隠しながら自分の気持ちを吐き出すことができるように、自己防衛をすることを意味しています。

染める幸せ

いっかの幸せ きっと晴れないで
あなたのそばに 耳を貸す時まで
屈する態度で 言葉さえなくて
心を染めて

酔いどれ知らず -Kanaria

ここの歌詞は幸せだと感じていつつも、それはずっと続かないかもしれないし、相手に近づくこともできないかもしれない、という内省的な気持ちが表現されています。

自分自身を抑えつつ相手に自分の気持ちを伝えたいけれど、言葉に詰まってしまい心が揺れ動いている様子を表現しているのでしょう。

泥酔の日々

それは
泥泥 はられあられ 将来像 悪くないわ
屈する 私は 生きている
酩酩 重ね重ね 存外 そう 悪くないわ
酔いどれ知らずの物語

酔いどれ知らず -Kanaria

泥泥とは、淀みがちな心境や人生を表現する言葉であると解釈できます。

流れるように過ぎていく日々に苦悩を感じることもあるけれど、このままじゃいけないという気持ちになっているのでしょう。

「屈する私は生きている」という歌詞は、前向きに生きていくためには人生に苦難がつきものだと受け止め、それでも立ち上がっていく姿勢が重要だということを伝えたいと考えられます。

酩酩とは、酒に酔った状態を表現した言葉であり、何度も言葉を繰り返すことで酒に酔う感覚やどんどん酔いが深まっていく様子が表現されています。

若さゆえの衝動から、何かに流されてしまうこともあるかもしれませんが、それでもこれまでにない新しい自分に出会えるチャンスととらえると、存外にも悪くないと肯定的にとらえることができます。

まとめ

今回はKanariaの「酔いどれ知らず」の歌詞の意味を徹底解釈しました。

この曲は、酔っぱらった状態での恋を描いていましたね。

物語の中では主人公が自分自身に自信を持ち、将来への希望を見出すようになる様子が描かれていました。

全体的に一見混沌とした状況でも、人間の本質や自分自身に向き合うことの大切さが描かれたいい歌詞だと感じます。

歌詞を聞いて、深く共感する人も多いのではないでしょうか。

これからもmusic.branchwithではKanariaを追って行くのでぜひチェックしてみてください!

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