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【あいみょん/ハルノヒ】の歌詞の意味を徹底解釈 | クレヨンしんちゃんの主題歌を徹底考察!

編集: ひいらぎ最終更新: 2020/9/19

目次
ハルノヒという曲名の意味を考察
ハルノヒの歌詞の意味を徹底解釈
1番
2番

ハルノヒという曲名の意味を考察


ハルノヒという曲名はどういった意味を持つのでしょうか。

個人的な解釈でいうと、ハルノヒを漢字変換して「春の日」。つまりのどかな春の一日という意味を持ちます。

ただ、この楽曲は、クレヨンしんちゃんの映画の主題歌でもあるので、春の日→春日(部)と解釈することもできそうですね。

では、この曲名の意味がどういった風に曲に作用してくるのか詳しく見ていきましょう。


ハルノヒの歌詞の意味を徹底解釈

1番

北千住駅のプラットホーム
銀色の改札
思い出話と 想い出ふかし
腰掛けたベンチで


僕らは何も見えない
未来を誓い合った

あいみょん -ハルノヒ

ひいらぎの解釈北千住駅のプラットホーム。銀色の改札が見えるベンチに腰掛けて
思い出話に花を咲かせ、先の見えない未来でも一緒にいようと誓い合った。

「北千住駅のプラットホーム」という歌詞。

一見なんの意味もないように思えますが、前述した通り、この曲はクレヨンしんちゃんに登場するひろしがみさえにプロポーズするという内容の映画に沿って書かれた歌です。そしてこの「北千住駅のプラットホーム」というのはクレヨンしんちゃんの設定ではひろしがみさえにプロポーズした場所とされています。

つまり、「北千住駅のプラットホーム」という歌詞は、ひろしがみさえにプロポーズしているという情景を1単語で表現しているわけです。

また、プロポーズしたのは「ひろし」ですから、この一節はひろし目線で歌われていることになります。

 

寒さにこらえた木々と猫が
まるで僕らのことで
蕾を咲かせようと実を揺らしてる
素敵に笑っている


焦らないでいい
いつか花束になっておくれよ

あいみょん -ハルノヒ

ひいらぎの解釈寒さにこらえた木々は俺。猫は君。
二人ともまだまだ若く不安定だけど、いつか幸せになるために頑張っている。
そして、笑い合っている。

焦らなくてもいいじゃないか。いつか幸せにさせてみせるから。

ここの部分はひろしのプロポーズの言葉でしょうか。真相は定かではありませんがそれっぽさがありますね。

ひろしが「寒さにこらえた木々」と自分を例えたのは、厳しい寒さにも耐えてたくましく立っている→どんな嫌なことでも耐えて自立している自分という理由があるからだと思われます。

また、みさえを「猫」と例えたのは、猫が帰る先を探しているというイメージから「幸せ(帰る先)を探している」と連想したものだと思われます。


それまで待っていてね
これからの展開をふたりで
飽きるまで過ごしてみるからね
最低限の愛を伝えながら
あいみょん -ハルノヒ

ひいらぎの解釈絶対幸せにさせるから待っていてね。
これからの人生を二人で最低限の愛を伝えながらずっと過ごしていこう。

先ほどのプロポーズの続きでしょうか。

また、「これからの展開」というのは、歌詞の流れからして、「これからに人生」と解釈するのが妥当かと思います。

 

どんな未来が
こちらを覗いてるかな
君の強さと僕の弱さをわけ合えば
どんな凄いことが起きるかな?
ほら もうこんなにも幸せ
いつかはひとり いつかはふたり
大切を増やしていこう
あいみょん -ハルノヒ

ひいらぎの解釈どんな未来がこれからくるのだろうか。
君と僕が一緒にいればどんなことが起こるのだろうか。
こんな妄想をしているだけでもうこんなに幸せじゃないか。
子供が何人増えようとも少しずつ大切なものを増やしていこう。

「愛する人との未来を想像するだけで幸せになれる」なんて、とっても素敵なことですよね。ひろしのみさえへの深い愛がひしひしと伝わってきます。

「いつかはひとり いつかはふたり」この部分は「しんのすけ」と「ひまわり」のことを言っているのだと考えられます。そんな「大切な」子供を少しずつ作っていこうと誓い合っているわけですね。


2番

北千住駅をフワっと歩く
藍色のスカート
いつになく遠く遠くに見える
加速する足音


素直じゃないと
いけないような気がしたよ

あいみょん -ハルノヒ

ひいらぎの解釈北千住駅を歩く藍色のスカートを履いた君。
いつになく遠く離れていく...

素直に謝るべきだったかな。

1番では未来を想像する前向きな歌詞だったわけですが、ここで一転不穏な空気が漂い始めますね。

2行目に出てくる藍色のスカートをみさえのことを言っていると解釈すると、その後に続く歌詞からひろしとみさえが喧嘩してみさえが怒って先に帰ってしまうという場面が想像できますね。

果たしてどうなってしまうのか続きを見ていきましょう。

 

優しさに甘えすぎて
怯えすぎた男の背中に
掌を添えてくれるのはもう
前を歩く君じゃなきゃダメだから
あいみょん -ハルノヒ

ひいらぎの解釈君の優しさに甘えて怒らせてしまった。
そんな優しい君を失うことに怯えた俺に寄り添ってくれるのは君じゃないと嫌だから。

先ほどの喧嘩は全面的にひろしが悪かったのでしょうか。

自分が悪いと素直に認め、みさえに謝ろうとするひろしが容易に想像できますね。

男はどうしても付き合っている女性の「優しさ」に甘えてしまうものです。女性もイヤイヤ「優しさ」を我々男性に与えているわけではないので、優しさに甘えることは決して悪いわけではありません。

ただ、「優しさ」を与えられたら、相手に伝わるように感謝することが大切なのかもしれませんね。

 

どうか未来が
こちらに手を振ってほしい
日々の辛さと僕の体が
だらしなく帰る場所を探し続けている
ほら もうこんなにも夕焼け
いつかの灯り思い出すとき
大切に気づくのでしょう
あいみょん -ハルノヒ

解釈どうか俺らの未来が明るい未来になりますように。
仕事終わりで疲れた僕の体が帰る場所を探している。
ほらもうこんなに夕焼け。
我が家の明かりを見た時、大切なものに気づかされている。

ここで「仕事終わりで疲れたひろしが、夕暮れの中、とぼとぼと歩いてみさえたちの待つ家に帰宅する」という情景が描かれています。

明るい未来のために人知れず頑張って働くひろし。そんなひろしも我が家の明かりを見た時、ほっこりするというか、どこか安心感を感じているのでしょうね。

 

焦らないでいい
いつか花束になっておくれよ
僕らは何も見えない
未来を誓い合った
あいみょん -ハルノヒ

解釈焦らなくてもいいじゃないか。いつか幸せにさせてみせるから。
そうやって、先の見えない未来でも一緒にいようと誓い合った。

間奏部分の歌詞です。

1番と同じような歌詞が歌われていますが、繰り返し歌うことによって「先の見えない未来でも一緒にいようと誓い合った」という事実を聞き手に再認識させていますね。

 

どんな未来が
こちらを覗いてるかな
君の強さと僕の弱さをわけ合えば
どんな凄いことが起きるかな?
ほら もうこんなにも幸せ
いつかはひとり いつかはふたり
いや もっと もっと
大切を増やしていこう?
あいみょん -ハルノヒ

解釈どんな未来がこれからくるのだろうか。
君と僕が一緒にいればどんなことが起こるのだろうか。
こんな妄想をしているだけでもうこんなに幸せじゃないか。
子供が一人二人...いやもっともっと増えようとも少しずつ大切なものを増やしていこう。

1番サビと同じような歌詞になっています。

1番のサビと違うところといえば、ラスト2行になりますが、この歌詞を入れることによって「しんのすけ、ひまわりの他に子供ができようとも大切なものを増やしていこう」という未来を彷彿とさせる効果がありますね。

 

住み慣れた駅のプラットホーム
水色に挨拶
「お帰りなさい」と
小さく揺れる影を踏む幸せ
あいみょん -ハルノヒ

解釈いつしか当たり前のように感じる春日部駅のプラットホーム
今日も青空に挨拶。
「お帰りなさい」と小さく揺れる影を踏む幸せを感じるために。

今までの歌詞では「駅のプラットホーム」といえば、北千住駅のプラットホームのことが書かれていましたが、ここでは住み慣れた駅のプラットホームとなっています。ここから考察すると、場面は春日部に引っ越した後に移ったようです。

そして、「水色に挨拶」の部分。ここの部分は解釈が人によって変わってきますが、私は「青空に挨拶」としました。そうすることで、最後の3行は「お帰りなさい」と小さく揺れる影を踏む幸せを感じるために、今日も青空に挨拶するという解釈ができますよね。

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