music.branchwith

【マカロニえんぴつ / リンジュー・ラヴ】の歌詞の意味を徹底解釈 |100万回言えばよかったの主題歌の切ない曲を紐解くのサムネイル

【マカロニえんぴつ / リンジュー・ラヴ】の歌詞の意味を徹底解釈 |100万回言えばよかったの主題歌の切ない曲を紐解く

編集: ひいらぎ最終更新: 2023/3/2

目次
100万回 言えばよかったってどんなドラマ?
リンジュー・ラヴという曲名の意味を考察
リンジュー・ラヴという歌詞の意味を徹底解釈
1番
フェイド・アウェイ・ラブ
運命の別れ道
後悔のラブソング
2番
失われたリンジュー・ラヴ
最後の叫び
約束のカセット
最後の夜、あなたと共に
まとめ

100万回 言えばよかったってどんなドラマ?

「100万回 言えばよかった」は、井上真央さんと佐藤健さんが共演する感動のラブストーリードラマです。

幼馴染だった二人が偶然再会し、改めてお互いを運命の相手と確信したところから物語が始まります。

しかし、プロポーズを決意した直木が突然失踪してしまうという事件が起こります。

なんと、直木は自分が死んだとわからないまま魂となって現世をさまよっていたのです。

そんな彼の声が届かない悠依を、直木の存在を認識できる刑事役の松山ケンイチさんが支えます。

恋人同士だった二人が死別してしまったことによって、「ありがとう」「さようなら」「愛している」という言葉を伝えることができなかった直木が、その「思い残し」を果たすため、彼ら3人は奮闘します。

このドラマは、誰もが感じる「思い残し」というテーマに焦点を当てており、どのキャラクターもその思い残しに向き合っています。

愛する人との別れに向き合った時に感じる悲しみや、それでも生きていかなければいけないという強い意志、一つ一つの日常を大切に生きていくことの大切さを教えてくれる感動作品です。

リンジュー・ラヴという曲名の意味を考察

「リンジュー・ラヴ」は、恋愛の終わりに対する哀愁や切なさを表現した言葉です。

「リンジュー」とは、フランス語で「別離」や「別れ」を意味する「retrouvailles(ルトゥルヴァイユ)」をカタカナ表記したものです。

このことから、「リンジュー・ラヴ」は、別れた恋人との愛について歌いあげた曲のタイトルと考えられます。

歌詞の中で何度も繰り返される「まだ死ねない!抱き合って感じたい」というフレーズから、この曲は切なくも愛を求める人物の心情を描いたものであると解釈できますね。

ノスタルジックな感じがして聞いてて飽きない楽曲です。歌詞もとっても切なくて、聴くと心が暖かくなる感じがします。暖かさも寂しさも感じさせてくれる歌詞を紐解いていきましょう!

ひいらぎ

リンジュー・ラヴという歌詞の意味を徹底解釈

1番

フェイド・アウェイ・ラブ

最後の夜になりそうな気がして
あなたの背中に手を振ってた
どうかこのまま、お願い、振り返らないで
痛くて優しい最初の愛が抜けない

リンジュー・ラヴ -マカロニえんぴつ

「最後の夜になりそうな気がして」という歌詞は、別れが近づいていることを感じているということを表現しています。

そして、「あなたの背中に手を振ってた」という歌詞は、相手に自分の気持ちを伝える機会を逃してしまったということを表しています。

続く、「どうかこのまま、お願い、振り返らないで」という歌詞は、相手が振り向いて自分を見てしまうことを恐れているという意味があると考えられます。

そして、最後に「痛くて優しい最初の愛が抜けない」という歌詞でこの一節が締めくくられます。

これは、最初の恋愛がとても痛かったけれども、その痛みと同時に優しさも感じたという主人公の思いを表現しているのでしょう。

そんな初恋の思い出が今でも心から抜けないという思いが込められているのかもしれませんね。

運命の別れ道

Oh my goodness かつてないほどフィットです
もう触れられない。そんなリンジュー・ラヴ

リンジュー・ラヴ -マカロニえんぴつ

「Oh my goodness」は、驚きや興奮を表現する英語のフレーズです。

この歌詞では、感動的な出来事があり、それによって心が弾むような感覚があることを表現しているのでしょう。

「かつてないほどフィットです」というのは、「自分自身や相手との関係が非常にうまくいっている」という意味で、今までにないほどの親密さや一体感を表現しています。

しかし、「もう触れられない。そんなリンジュー・ラヴ」という文は、その関係が遠くなってしまったことを示しています。

つまり、この歌詞は、その過去の関係を振り返って、今はもう戻れないことを嘆いているようにも受け取ることができますね。

後悔のラブソング

何度もあなたの名前を 届かない声でも呼びたい
まだ死ねない!抱き合って感じたい
「愛していたんだよ」って今さら遅いよなぁ
哀愁のフォークロックも、ディスコなユーロビートも
泣き止んだ夜にまた聴かせて?

リンジュー・ラヴ -マカロニえんぴつ

「何度もあなたの名前を 届かない声でも呼びたい」という歌詞には、彼のことを思い出し、声に出して呼びたいけれど、その声は彼には届かないという主人公の強い思いが込められています。

「まだ死ねない!抱き合って感じたい」という部分は、まだ恋人と一緒にいたいという主人公の気持ちが表現されています。

最後の「哀愁のフォークロックも、ディスコなユーロビートも」という表現で、様々な音楽を聴いても彼との別れや寂しさから逃れられない気持ちをうまく表現しています。

「泣き止んだ夜にまた聴かせて?」は、泣き疲れて眠れない夜に、音楽に救われたいという願いが込められているのでしょう。

2番

失われたリンジュー・ラヴ

Hey, god bless you! おれのせいだとブレず言う
もう見つけ合えない。そんなリンジュー・ラヴ

リンジュー・ラヴ -マカロニえんぴつ

「Hey, god bless you!」は、相手に神のご加護を祈るような言葉です。

「おれのせいだとブレず言う」は、自分の過ちや責任を認めて相手を傷つけないようにするということを表しています。

「もう見つけ合えない」という歌詞は、二人は今後出会うことができないという意味で、それによって結ばれた感情が「リンジュー・ラヴ」と呼ばれるような愛になってしまったことを表現しているのでしょう。

最後の叫び

最後の夜だとするなら ふざけない声で叫びたい
まだ消えない!燃えたって残る想い
「愛していたんだよ」って今さら遅いよなぁ

リンジュー・ラヴ -マカロニえんぴつ

ここでは、最後の夜のようなときに、突然ふざけた声で強く叫びたくなる主人公の気持ちを表現しています。

また、もう終わってしまった恋や想いでも、まだ自分の心の中で消えていかない燃えるような感情が残っていることを表現しているのでしょう。

約束のカセット

ブランコの星空 ベタベタの鍵穴
淋しそうなアパート 渡せなかった約束のカセット
「ごめんね、もう待てないや」
何度もあなたの名前を…

リンジュー・ラヴ -マカロニえんぴつ

ここの歌詞の冒頭には、ブランコに乗って星空を眺めたり、鍵穴がベタベタとしていたりと、静かで寂しい情景が描かれています。

次にアパートで約束したカセットを手渡せずに、謝罪のメッセージを送る場面が描かれています。

最後に「何度もあなたの名前を…」というフレーズがありますが、これは、別れた相手に対する思いを歌っていると考えられます。

最後の夜、あなたと共に

最後の夜にはやっぱりあなたの声で呼ばれたい
まだ死ねない!抱きしめて伝えたい
ありがとうぜんぶ。どうかずっと元気でいてね
僕のロックは 忘れた頃にまた聴かせてあげる
どうかこのまま、お願い、振り返らないで
あなたの背中に手を振ってた。

リンジュー・ラヴ -マカロニえんぴつ

この歌詞は「主人公」と「君」との別れを歌ったものです。

最後の夜には相手に声で呼ばれたいと思っているようです。そして、「まだ死ねない、抱きしめて伝えたい、ありがとうぜんぶ、どうかずっと元気でいてね」という歌詞が続くことで、相手に対する想いが伝わってきます。

最後の一節では、別れる相手の背中を見送っている様子が描写されています。この歌詞は、別れを受け入れつつも、相手への感謝や想いを伝えたいという気持ちが反映されているのでしょうね。

まとめ

今回はマカロニえんぴつの「リンジュー・ラヴ」の歌詞の意味を徹底解釈しました。

別れを思わせる切ない歌詞が特徴的でしたね。

主人公は、相手に「振り返らないで」とお願いしつつ、別れを迎えようとしているように感じます。

一方でもう一度抱きしめ合いたいという想いがあり、もうすぐ離れ離れになることへの悲しみや後悔が歌われていました。

歌詞を聞いて、深く共感する人も多いのではないでしょうか。

これからもmusic.branchwithではマカロニえんぴつを追って行くのでぜひチェックしてみてください!

トップ
noimage
JASRAC許諾第9023463001Y38026号
各ページに掲載されている、ジャケット写真、アーティスト写真、サムネイル画像等の画像及び歌詞の著作権は、各レコード会社、各アーティスト、各著作権者に帰属します。Copyright © 2018-2023 music.branchwith All Rights Reserved.