【Mrs. GREEN APPLE / 僕のこと】の歌詞の意味を徹底解釈 |第97回全国高校サッカー選手権大会&カロリーメイトCM曲に起用された歌詞の意味を徹底解釈!
編集: ひいらぎ最終更新: 2023/5/6
僕のことという曲名の意味を考察
「僕のこと」という曲名は、主人公である「僕」という人物が自分自身を表現するために選ばれたタイトルのように思えます。
歌詞全体を通して、自分自身や他の人々との違いや共通点、さまざまな感情、人生の喜びや苦しみを歌っているようであり、「自分自身を生きてゆく」という強い意志や、今を楽しむことの大切さが歌詞の中に表現されているようです。
僕のことという歌詞の意味を徹底解釈
みんなと違うと不安
僕と君とでは何が違う?
おんなじ生き物さ 分かってる
でもね、僕は何かに怯えている
みんなもそうならいいな
僕のこと -Mrs. GREEN APPLE
この部分は、人間はみんな同じように生きているように思えるが、実際には心や性格が異なることを示唆しているようです。
そのことを主人公も十分にわかっているのでしょう。
ですが他の人と違う点があるととても不安になるようです。
人と違うことに対して不安を抱えているのは、自分だけでなくみんなもそうであればいいのに、と思ったのではないでしょうか。
明日もあるから
がむしゃらに生きて誰が笑う?
悲しみきるには早すぎる
いつも僕は自分に言い聞かせる
明日もあるしね。
僕のこと -Mrs. GREEN APPLE
”がむしゃらに生きて誰が笑う?”という問いかけから始まるこの歌詞は、自分の人生を深く考え込んでいる様子を表しているようです。
誰かに対して自分を証明しようとしたり、比較して上を目指そうとする必要はなく、ただ自分のやり方で生きていくことが大切だと伝えたいのでしょう。
人生にはさまざまな出来事や試練があるものの、それを乗り越えていくことができるという前向きさを表しているようです。
そして最後に、自分に対して”明日もあるしね”と言い聞かせており、辛いことがあったとしても常に前向きに、希望を持って未来を見据えて生きることが大切だ、ということを伝えたいようでもあります。
どんな日であっても
ああ なんて素敵な日だ
幸せと思える今日も
夢敗れ挫ける今日も
ああ 諦めず足宛いている
狭い広い世界で
奇跡を唄う
僕のこと -Mrs. GREEN APPLE
この歌詞は、日々、一生懸命生きることができる喜びと苦しみを表現しているようです。
嬉しい日も悲しい日も、切ない日も楽しい日も、どんな日であっても決して諦めずに前進していくことが大切だと伝えたいのでしょう。
人生は広くも狭くもあり、トラブルや困難に直面することがあるかもしれませんが、それでも自分自身を信じて、自分の道を歩いていくことができるという希望を歌っているようです。
僕の全て
僕らは知っている
空への飛び方も
大人になるにつれ忘れる
限りある永遠も
治りきらない傷も
全て僕のこと
今日という僕のこと
僕のこと -Mrs. GREEN APPLE
ここでは大人になることで忘れがちになることを歌っているようです。
フレーズには”限りある永遠”や”治りきらない傷”など、長い時間をかけても癒えることがないことが記されており、たとえどんな日であってもすべては自分の人生の一部であると伝えたいのではないでしょうか。
悲しく辛い出来事も人生においては大切な経験であると伝えたいのかもしれません。
自分だけじゃない
得ては失う日々 意味はある?
伝わることのない想いもある
だから僕は時々寂しくなる
みんなもそうなら
少しは楽かな
僕だけじゃないと
思えるかな
僕のこと -Mrs. GREEN APPLE
このフレーズでは自分が何かを得ることで何かを失うこともあるし、伝えても伝わらない想いもあると記されています。そんな日々だけれど、その日々には意味があるのか、と疑問に感じたのでしょう。
そのような気持ちが積み重なって、時には自分だけが孤独を感じることもあるようです。
そんな風に思い悩んでいる時、誰かが同じような気持ちを持っていることを知れば、少しは楽になるのではないか、と主人公は思ったのでしょう。
自分だけが孤独を感じているのではなく、みんなもそうだと思えれば少しは救われる、と感じたのかもしれません。
どんな日も自分の日
ああ なんて素敵な日だ
誰かを好きでいる今日も
頬濡らし眠れる今日も
ああ 嘆くにはほど遠い
狭い広い世界で
僕らは唄う
僕のこと -Mrs. GREEN APPLE
このフレーズでも日々の生活を振り返って、幸せな日々を送っているのだ、と主人公が感じている様子が伺えます。
誰かを好きになりドキドキしている今日も、悲しくて泣きながら眠った今日もすべて自分の人生であり、悲しいことがあってもそんな日もあるよね、と思いつつ過ごしたいのでしょう。
広いようで狭く、狭いようで広い世界の中、1日の中で起こることは自分にとってすべてであると伝えたいようです。
未来への足跡
冬に咲く花に
命が芽吹くよ
駆けるは 雪の大地
青すぎた春を
忘れずに居たいと
語るは 友との地図
駆けるは 人の旅路
僕のこと -Mrs. GREEN APPLE
”冬に咲く花に命が芽吹くよ”とは、冬の寒さから逆境を乗り越え、春に向かって新たな生命が芽吹くことを表現しているようです。
これは人生でも同様で、逆境を乗り越えれば必ず新しい可能性が生まれると伝えたいのでしょう。
また青春と言われる時期に、夢を語れる友達と過ごしたことを思い出しているようです。
人生というものが一つの長い旅路であると伝えており、どんなに逆境があっても、前に進んでいくことが大切だというメッセージが込められているのではないでしょうか。
自分の軌跡
僕らは知っている
奇跡は死んでいる
努力も孤独も
報われないことがある
だけどね
それでもね
今日まで歩いてきた
日々を人は呼ぶ
それがね、軌跡だと
僕のこと -Mrs. GREEN APPLE
この歌詞は、人生は苦しいことや努力が報われない日も多いけれど、それでも一歩ずつ前に進んできた日々がある、と伝えています。
苦労した日々こそが人生の軌跡であり、その軌跡こそが自分自身を作り上げるものだということを表現しているようです。
全て僕のこと
ああ なんて素敵な日だ
幸せに悩める今日も
ボロボロになれている今日も
ああ 息をして足宛いている
全て僕のこと
あの日の僕らのこと
僕のこと -Mrs. GREEN APPLE
この部分は、主人公の心情を歌っているようです。
主人公は今日も幸せな気持ちや悩みを抱えながら生きているのでしょう。
何度もしんどくて泣いた日々もあったけど、それでも自分たちは今こうして生きている、ということを感じているようです。
自分を受け入れる
僕と君とでは何が違う?
それぞれ見てきた景色がある
僕は僕として、いまを生きてゆく
とても愛しい事だ
僕のこと -Mrs. GREEN APPLE
このフレーズは、自分と相手との違いや差異を立ち止まって考えることが示されています。
人それぞれ見てきた景色は異なっており、違った景色を見てきたことを受け止めているのでしょう。
主人公は自分自身に対して誇りを持っており、自分を受け入れ、自分自身として”いまを生きてゆく”ことが”とても愛しい”ことだと考えているようです。
まとめ
今回はMrs. GREEN APPLEの「僕のこと」の歌詞の意味を徹底解釈しました。
「僕のこと」の歌詞は、自分たちは同じ生き物であるが、それでも個人個人に違いがある。
困難に立ち向かうために必要なのは勇気と希望であり、どんな日々を過ごしてきたとしてもそれを受け止めて、一歩一歩進んで行くことが大切だ、というメッセージが込められているようです。
「僕のこと」には、人生の喜びや悲しみ、成長の過程が描かれているのではないでしょうか。
歌詞を聞いて、深く共感する人も多いのではないでしょうか。
これからもmusic.branchwithではMrs. GREEN APPLEを追って行くのでぜひチェックしてみてください!