【Official髭男dism / パラボラ】の歌詞の意味を徹底解釈 |夢を持っていたことを思い出させてくれる歌詞を徹底解釈!
編集: ひいらぎ最終更新: 2023/5/28
パラボラという曲名の意味を考察
この歌詞から、曲名「パラボラ」は、目標や理想を目指して進んでいく様子を表現していると考えられます。
"パラボラ" とは放物線のことであり、この曲名には、未来へ向かって前進するという想いが込められているようです。
進むべき道がまだ明確ではなく、不確かな状況でも前へ進む強さや希望を持つことが大切だと伝えたいのではないでしょうか。
パラボラという歌詞の意味を徹底解釈
片付かない部屋
ダンボールだらけから幕開けた日々は
想像よりも少しだけ忙しく過ぎていってる
片付くことを知らない この部屋はなんだか
他の誰かの暮らしから借りてきたみたいだ
パラボラ -Official髭男dism
ダンボールで満たされた部屋で生活を始めたことから物語が始まります。
"ダンボールだらけ”という言葉からは、引っ越してきたばかりであることが伺え、片付ける暇もなく忙しいのでしょう。
毎日慌ただしく過ぎていき、疲れて帰ってくるので部屋はまだ片付けられていないままであり、その様子を客観的に見て他人が暮らしていたみたいだな、と思っているようです。
始まりのシンフォニー
まっさらなノートの上
ひと文字目を書き出すようにして
期待感と不安感が混ざったインクに浸した心で
パラボラ -Official髭男dism
心の世界が表現されるこの歌詞は、新たな始まりやチャレンジに対する気持ちに焦点を当てているようです。
”まっさらなノート”というフレーズは、未来への期待や可能性を表しているのでしょう。
しかし、同時にその未知なる道に対する不安感もあるようです。
この歌詞は新しいスタートに立つ際に感じる複雑な感情を描写しているのではないでしょうか。
その先へ
たがいちがいに歩き出した僕の両足は
どんな未来のアスファルト踏み締めていくんだろう?
靴底を擦り減らして ドアの向こう側
まだ遠くて 不確かで ぼやけてる理想像も
追い越すような軌跡を描いてみせるよ いつかきっと いつかきっと
パラボラ -Official髭男dism
この部分は、アスファルトに足を踏みしめ、未来に向かって歩き出す主人公の気持ちを描いているようです。
”靴底を擦り減らして”という言葉からは、日々仕事に追われている様子が伺えます。
忙しい毎日はそれなりに充実しているけれど、本当にそれでいいのか?と主人公は疑問に感じているのでしょう。
ですが主人公が追い求める「理想像」は具体化しておらず、まだぼやけているようです。
理想とはなにか、と考えつつも自信を持って未来に歩き進んでいくことを誓っており、”いつかきっと”という言葉は、主人公の決意を感じます。
どんな未来が待っているのか
思い違いだらけのめちゃくちゃな過去を
振り返る度 未熟さにむず痒くなるけど
定規で書いたような将来の雛形を知らぬ強さに
なぜだか僕らは不可思議に救われたりする
パラボラ -Official髭男dism
過去の自分自身の思い違いや誤解に満ちた状況を振り返ると、未熟さに辟易してしまうようです。
未来についてもまだ描くことができてないようですが、逆にひな形があるような未来では意味がない、と考えているのでしょう。
これから先、どんな未来が待っているのか、と考えるだけでも今の状況から救われた気がして、少しずつでもいいから進もうと思えるようです。
夢をかなえるために
暗い部屋に鳴り響いた 誰かの鼻歌
声ですぐに分かったよ ずっとここに居たんだろう?
君が僕に歌い継いだ いつかのララルラ
胸ポケットで密かに呼吸をしている夢ならば
必ず僕がちゃんと叶えておくよ 堅い誓いを今立てよう
パラボラ -Official髭男dism
”暗い部屋に鳴り響いた 誰かの鼻歌”という歌詞は、誰かが心の中でひとり歌っている様子を描写しているようですが、誰か、とは主人公自身のことを指すのではないでしょうか。
主人公はずっと叶えたい夢があるのでしょう。
密かに夢を叶えたいという強い願いが、胸に響いている様子を思い起こさせます。
自分が夢を叶えるために決してあきらめず、努力していくことを決意しているのではないでしょうか。
輝く軌跡
たがいちがいに歩き出した 僕の両足は
どんな未来のアスファルト踏みしめていくんだろう?
靴底を擦り減らして ドアの向こう側
まだ遠くて 不確かで ぼやけてる理想像も
追い越すような軌跡を描いていけるよ
そして遥か先をゆく
どっかの僕が迷わないように
眩い光放ってみせるよ いつかきっと いつかきっと
パラボラ -Official髭男dism
まだしっかりと歩むことはできないけれど、少しずつ前へと進んでいる、と主人公は感じているようです。
これから先どんな出来事が待ち受けているのだろうか、と期待と不安な気持ちが入り混じっているのでしょう。
夢にはまだほど遠いけれど、いつかきっと必ずその理想が叶う、と思っており自分の夢を見失わないように自分自身が輝いて見せるという決意が垣間見えます。
まとめ
今回はOfficial髭男dismの「パラボラ」の歌詞の意味を徹底解釈しました。
「パラボラ」は、生活や将来についての混乱と不安について歌われているようです。
毎日頑張って生きているが時には正しい道を見失ったり、未来がぼやけて見えたりすることもあると記しており、それでも自分の夢や目標を追い求めることが重要であると伝えています。
”いつかきっと”というフレーズからは、その希望と夢が叶うことをを信じ、努力し続けたいという想いが感じ取れました。
歌詞を聞いて、深く共感する人も多いのではないでしょうか。
これからもmusic.branchwithではOfficial髭男dismを追って行くのでぜひチェックしてみてください!