王様ランキングってどんなアニメ?

「王様ランキング」は、王様たちの強さを総合的にランキングした「王様ランキング」を舞台にした冒険ファンタジーアニメです。

主人公のボッジは、生まれつき耳が聞こえないために王の器ではないと蔑まれていました。

自信を失っていたところに初めての友達であるカゲが現れます。

小さな勇気によってボッジの人生は大きく動き出し、王様ランキングを駆け上がるため、友達たちと共に冒険を繰り広げます

勇気や友情、成長をテーマにしながら、魔法や戦闘などの要素も盛り込まれているアニメです。

裸の勇者という曲名の意味を考察

「裸の勇者」という曲名は、アニメの世界観を受けてつけられたようでもあり、強い意志を持った勇者の姿を表現したものであると考えられます。

力だけでなく自分の感情や愛情を大切にし、それらを背負って立ち向かっていく姿勢が描かれており、他人の苦しみや悲しみにも気づき、それに立ち向かっていく姿勢から「勇者」とつけられたのではないでしょうか。

「裸の勇者」は『王様ランキング』第2クールのオープニング曲です。アニメのために作られた楽曲であり、勇者とは何か、と考えさせられる歌詞なんですよ!アニメの世界を感じることができる歌詞を紐解いていきましょう!

結衣

裸の勇者という歌詞の意味を徹底解釈

勇気を届ける少年

誰かが今涙を飲み込んでいる。
力が伴う
悪意振り解いて
耳は聞こえちゃいない
だが勇者は今
力はいらない
身に任せて
小さなこの手は今

裸の勇者 -Vaundy

誰かが涙を呑み込んでいることに、気付いたようです。

力強い気持ちを持ち悪意を取り払っているものの、聞こえてくるのはただの静けさだけ。

だけど勇者は今、力を必要としておらず、みずからの身を委ねながら、小さな手を天に掲げていているのでしょう。

アニメでは主人公ボッジは生まれつき耳が聞こえず、話すこともできません。

周囲からは王の器ではないと言われていますが、その声すらも聞こえない

歌詞ではそんなボッジの姿を描いているのではないでしょうか。

守りたい思い

愛してしまった
全部
降りかかった呪いも
全部
もう
愛してしまった思いを
全部
守れるほどの光を

裸の勇者 -Vaundy

このフレーズはすべてを前向きに受け入れている様子がうかがえます。

主人公は多くの試練や辛い思いをしてきましたが、移り変わる環境や悪意に負けずに大切な人への思いを護りたいと強く思っているようです。

しかし、その思いを守るためには自分自身に光を手に入れなければなりません。

ここでは光を自分で手に入れるため、自分自身で行動することを意味しているのではないでしょうか。

悲しみが襲う

どこからか
また悲しみが飛び交っている。
失って、また失って、膝を突き
息をしている。

裸の勇者 -Vaundy

主人公は、自分自身や周りの人々との別れ、挫折や困難を繰り返しながらも決して諦めずに生きていこうとしているのでしょう。

たとえ何度も悲しみが襲っても、頭を抱えたり膝をついたりしながら、前を見据えて必死に息を吸い込み、自分の居場所をつかみ取ろうとしているようです。

強くなる心

それは
涙と対になって
悲しみが力となって
愛しさが何かを壊していく

裸の勇者 -Vaundy

”涙と対になって”とは、悲しみや苦しさを感じたときに流す涙と対比して、その悲しみ自体が人を強くする力になっていくということを示唆しているようです。

また、愛を感じたときにそれまで持っていた感情や価値観、考え方などが変化し、新たな何かがそこに生まれると伝えているのでしょう。

愛しさが今までの自分を変化させ、自分自身が勝手に作ってしまった壁や偏見を壊していくと伝えているようです。

勇者の証とは

そこは
涙と対になって
滾りが溢れかえって
この全てを背負った手は

裸の勇者 -Vaundy

胸にくい込むほどの別れと共に涙が溢れ出した時に、対になって現れるのは、強い思いや感情だと伝えているようです。

この歌詞では「涙」と「滾り」を対にして使っており、「滾り」は「湧き立つ」という意味をもつことから、感情が高ぶりすぎて滾りが溢れかえっていると伝えたいのでしょう。

そして、背負いきれないほどの苦しみや悲しみを抱えていることが表現されており、その苦しみや悲しみを力強く正面から受け止めることを示唆しているようです。

勇気の愛

愛してしまった
全部
降りかかった呪いも
全部
もう
愛してしまった思いを
全部
守れるほどの光を

裸の勇者 -Vaundy

このフレーズからは、苦しみや困難を乗り越えるための勇気や力強さが感じられます。主人公はいろいろな困難を乗り越え、それらすべてを受け入れたのでしょう。

苦しいことも切ないこともすべては愛すべき時間だと思っているのではないでしょうか。

支配されない心

誰もが求めた剣は
錆だらけで使えなかった
この誰かが残してった鈍が、
闇を裂いてしまう前に

裸の勇者 -Vaundy

誰かが残していった鈍い剣は、使い物にならず錆びている。

しかし、その剣を求めた多くの人々が、その威力に魅了されたのだろう…とこのフレーズでは伝えているようです。

”鈍”は刃物の切れ味が悪いことや感覚や動作が鈍い意味がありますが、ここでは誰かが残していったもののほうが切れ味があった、と伝えたいのかもしれません。

”鈍”は人間の欲望のようにも感じられ、その欲望に自分が支配されないようにしているようにも感じ取れます。

輝きだした自分

愛してしまった
全部
降りかかった呪いも
全部
もう
愛してしまった思いを
全部
守れるほどの光を

裸の勇者 -Vaundy

”降りかかった呪いも”という表現からは、何らかの災難やトラブルに直面しているようですが、それでも愛情は変わらないという強い決意を持っている様子が感じられます。

そしてその思いを守り抜くほどの強さを持ちたいと思っているのでしょう。

このフレーズは楽曲の中に3回出てきており、アニメ『王様ランキング』の世界を反映しているようでもあります。

闇を断て

力が伴う
悪意振り解いて
耳は聞こえちゃいない
だが勇者は今
力はいらない
身に任せて
カゲは迫る
「お前はなんだ」と

裸の勇者 -Vaundy

ここでは勇者の役割を果たすためには無駄な力を払拭し、自分自身を信じて、迫りくる闇を立ち向かうことが必要だというメッセージが込められているのではないでしょうか。

強さは力だけではなく、悪意に屈しない心の持ち主であることが求められると指摘しており、勇者には無駄な力は必要なく、自分自身に任せることが大切であるということを表現しているようです。

ただし”カゲは迫る”というフレーズからは、そんな風に考えているけれど、本当にそうなのか?と葛藤している様子もうかがえます。

どんなに状況が改善したとしても、自分自身を見つめ直すべきであり、自らが何者であるかを考えなくてはならない、と伝えたいのではないでしょうか。

アニメでは「カゲ」はボッジの唯一の友達であり、どんな時も味方になってくれる存在です。だからこそ、天狗にならないよう主人公を諭しているのかもしれません。

まとめ

今回はVaundyの「裸の勇者」の歌詞の意味を徹底解釈しました。

「裸の勇者」は、悪意や影にさらされながらも、立ち向かっていく様子が描かれているようです。

力だけでなく自分自身を信じることが大切であることが示唆されており、「お前はなんだ」という問いかけがあることから、自分が信じていることがすべてであるのかを、投げかけているのではないでしょうか。

強さだけでなく悪意に屈しない心を持つ者こそ勇者なのだと伝えたいのかもしれません。

歌詞を聞いて、深く共感する人も多いのではないでしょうか。

これからもmusic.branchwithではVaundyを追って行くのでぜひチェックしてみてください!