【米津玄師 / LADY】の歌詞の意味を徹底解釈 |CMソングに起用された優しく温かな歌詞を徹底解釈
編集: ひいらぎ最終更新: 2023/4/5
LADYという曲名の意味を考察
「LADY」の曲名は恋人をレディーと呼んでいることから来ているようです。
歌詞では恋人と一緒にいるだけで幸せを感じ、恋人と一緒に過ごす時間を大切にしたいと思っていることが描かれているので、曲名も優しく呼びかける意味でもあるのでしょう。
恋人とのストーリーを描き、恋人と一緒にずっと過ごしたいという想いを歌っているようです。
LADYという歌詞の意味を徹底解釈
何もない日常だけど
例えば僕ら二人 煌めく映画のように
出会いなおせたらどうしたい
何も謎めいてない 今日は昨日の続き
日々は続くただぼんやり
LADY -米津玄師
最初のフレーズは、もしも映画のように劇的に再び出会うことができたら、どんな風にしたい?と問いかけているようです。
現実には何も特別なことは起こらず、ただ淡々と過ぎていく日々なのでしょう。
退屈に思いつつも大切な人とは一緒にいたいと考えているようです。
映画のような華やかな恋愛や人生を願う反面、現実の淡々とした日常を受け入れ、大切な人と共に過ごすことの尊さや愛おしさを歌っているようです。
愛おしくてたまらない
微かな足音 シーツの置く場所
それだけで全てわかってしまうよ
見え透いた嘘も隠した本当も
その全て愛おしかった
LADY -米津玄師
このフレーズは、大切な人をあたたかな目で見ている主人公の姿が描かれているようです。
微かな足音とシーツの置かれている場所を見るだけで、大切な人がどこにいるのかがわかる。すぐにわかる嘘や隠された真実も、それら全てが愛おしいものなんだ、という想いが込められているのでしょう。
大切な人との繋がりや共に過ごす日常の小さな瞬間が、何よりも愛おしく感じられるような、深い絆や感情を歌っているようです。
純粋な想いを伝えたい
レディー 笑わないで聞いて
ハニー 見つめ合っていたくて
君と二人 行ったり来たりしたいだけ
ベイビー 子供みたいに恋がしたい
書き散らしていく僕らのストーリーライン
LADY -米津玄師
主人公が大切な人に向けてに話しかけている様子が描かれいるようです。
主人公は大切な人に向かって、”笑わないで聞いて”と呼びかけ、見つめ合っていたくて、ただと二人でいたいという気持ちを歌っているのでしょう。
また、”子供みたいに恋がしたい”という部分は、主人公が熱狂的で純粋な恋愛を求めていることを表しているようです。
大切な人と別れたくない
例えばどっちか一人 ひどい不幸が襲い
二度と会えなくなったら
考えた矢先に 泣けてしまうくらい
日々は続く一層確かに
LADY -米津玄師
このフレーズは、人生において不幸があっても、それでも時間は止まらずに流れ続けることを記しているようです。
誰しもが不幸に見舞われる可能性がある中で、もし大切な人が突然いなくなってしまったら、そのことを考えただけで泣いてしまうほどの切なさを感じるでしょう。
それでも、この世界は止まることなく回り続け、日々は確実に続いていくと伝えているようです。
なんでも伝わっているよ
いつもの暗い顔 チープな戯言
見過ごすようにまた優しいんだろう
見え透いた嘘も隠した本当も
その目から伝わってきた
LADY -米津玄師
この歌詞は、主人公と大切な人との関係について歌っているようです。
相手が自分を裏切ったり嘘をついたりしたら、そのことを見過ごすことはできなくなりますが、大切な人が自分に優しく接してくれると、許したくなる気持ちも生まれると記しているようです。
このフレーズは、大切な人の目から自分に伝わってくる感情や意図を示しており、その目の表情には、見え透いた嘘や本当の気持ちが映し出されているように描かれています。
そばに居たいからこそ
引っ張ったり噛み付いたり 傷ついたふりしてみたり
明日の朝に持ち越したり 浮ついたりして
思いきり傷つきたい いつまでもそばにいたい
今すぐ行方をくらまそう
LADY -米津玄師
引っ張ったり噛み付いたりといった行動や、傷ついたふりをすることで、大切な人の注意を引こうとする気持ちが表現されているようです。
”思いきり傷つきたい”というフレーズには、大切な人に愛されることに憧れる気持ちが込められているのでしょう。
いつまでも一緒にいたいけれど、心配させるために今すぐいなくなろうかな?と主人公は考えているのかもしれません。
大切なのは君だけ
レディー 何も言わないで
ハニー 僕の手を取ってくれ
君以外に 考えられないだけ
ベイビー あの頃みたいに恋がしたい
書き散らしていく 踊り続ける
LADY -米津玄師
このフレーズは、大切な人との関係を求める主人公の心情を表現しているようです。
主人公は大切な人に呼びかけて、何も言わずに手をつないでほしいと願っているようです。
大切な人以外には考えられないと感じているため、一緒に過ごすことで、かつての恋愛感情を取り戻したいと望んでいるのでしょう。
また、この関係を長く続けることを望んでおり、踊り続けるように愛を育みたいと願っているようです。
僕たちの恋物語
レディー 笑わないで聞いて
ハニー 見つめ合っていたくて
君と二人 行ったり来たりしたいだけ
ベイビー 子供みたいに恋がしたい
書き散らしていく僕らのストーリーライン
LADY -米津玄師
最後のフレーズです。
主人公が女性に向かって話しかけている部分であり、主人公はレディー(女性)に”笑わないで聞いて”と話しかけ、彼女と見つめ合っていたいと願っているようです。
そして、いつまでも一緒にいたいと願い、子供のように純粋に恋がしたいと思っているのでしょう。
最後に、自分たちの恋の物語が展開されることを期待していることが伝わってきます。
まとめ
今回は米津玄師の「LADY」の歌詞の意味を徹底解釈しました。
「LADY」の歌詞は、愛する人の想いを温かく伝えているようでした。
レディーやハニー、ベイビーという愛称を多く使っており、直接語りかけるような表現のため、より一層優しさのようなものが感じられます。
また、引っ張ったり噛み付いたりというフレーズでは、繊細な感情表現とともに、大切な人への想いが伝わり、この恋を終わらせたくないという想いも強く伝わってきました。
歌詞を聞いて、深く共感する人も多いのではないでしょうか。
これからもmusic.branchwithでは米津玄師を追って行くのでぜひチェックしてみてください!