【miwa/リブート】の歌詞の意味を徹底解釈 | 生き方に苦しむ人に送るメッセージに戦慄!
編集: ひいらぎ最終更新: 2020/9/19
リブートという曲名の意味を考察
「リブート」(reboot)とはパソコンを再起動させることという意味が主な意味になりますが、一体どういった意味で曲名として使われているのでしょうか?
この曲は、TBS系金曜ドラマ『凪のお暇』の主題歌に起用されているのですが、
ドラマの内容がパソコンに関する内容ではないですし、パソコンを再起動させる・・・と言われても意味がわかりませんよね。
では、歌詞の意味を考察するために、少し歌詞を見てみましょう。
愛してる 愛してる 愛してる
なんて 本音さえ言えないでいるなら
複雑な感情 全部捨てちゃえ
一番サビのラストの部分です。
ここで注目していただきたいのは、最後の「複雑な感情 全部捨てちゃえ」という歌詞。
この歌詞にmiwaはこの曲を通して伝えたいことを込めたのだと思います。
つまり、曲名の「リブート」には、
「愛しているなんて本音が言えないならそんな関係終わらせてしまえ」というmiwaの想いが込められているのだと思います。
では、曲名の意味の考察はこのくらいにして、歌詞の意味を紐解いていきましょう。
リブートの歌詞の意味を徹底解釈
ああすれば こうすれば
こうしたら なんて考えて
進めないでいるなら
複雑な感情 全部捨てちゃえ
ああすれば・・・こうすれば・・・なんて後悔して
前に進めないなら、そんな後悔全部捨ててしまえばいい。
「複雑な感情 全部捨てちゃえ」という歌詞。曲中を通して何度も出てくる歌詞です。
何度も出てくるということは・・・miwaさんが聴いている人に一番伝えたい言葉ということなのでしょう。
前に進めず落ち込んでいる人に送る励ましのメッセージなのかもしれませんね。
求めたのは ユートピア
あなたからは ノーリプライ
求めたのは理想の世界。
大切なあなたからは返信がこない。
ユートピアとはイギリスの思想家トマス・モアが1516年にラテン語で出版した著作『ユートピア』に登場する架空の国家の名前のことで、転じて「理想的社会」という意味でも使われます。
後に続く歌詞が「あなたからは ノーリプライ」と続くことから、「ユートピア」とは、「この曲の主人公にとっての理想の世界」という意味で使われていると考えられます。
どこにいるの マイマエストロ
あなたじゃないの プライオリティ
嫌なことはもう デリート
いますぐ リセット
復活の メソッド
私に美しい生き方を教えてくれる人はどこにいるの?
主導権を握っているのはあなたじゃない。
嫌なことは忘れて、気持ちを切り替えよう。
マエストロとは日本語で「師匠」という意味です。師匠とは、「学問・技術・遊芸を教える人。」という意味ですから、そこからマエストロを「生き方を教えてくれる人」と解釈しています。
また、プライオリティーとは、英語で優先順位、または、先取権を意味します。そこから、主導権と解釈しています。
サビ前の歌詞で、生き方に迷い苦しんでいる人間を描いていますね。先ほども説明しましたが、やはり、この曲は「生き方に迷い苦しんでいる人間」に対して励ましの歌なのでしょうね。
ああすれば こうすれば
こうしたら なんて考えて
時間まで無駄でしょ
胸の痛み 蹴飛ばし舞い上がれ
愛してる 愛してる 愛してる
なんて 本音さえ言えないでいるなら
複雑な感情 全部捨てちゃえ
ああすればよかった。こうすればよかった。
って考えて後悔している時間が無駄でしょ?
その胸の痛い後悔を、思いっきり吹っ切ってとびたとう。
「愛している」なんて本音が言えないなら
そんな感情忘れてしまえ。
先ほど、この曲は「生き方に迷い苦しんでいる人間を描いている」と考察しましたが、ここで「愛しているのに言えない」という苦しみを抱えているという具体例が歌詞にされていて、「生き方に迷い苦しんでいる人間」がより具体的に表現されていますね。
「愛している」と伝えたいのに、何らかの理由で伝えられない。。。たとえ伝えられない理由が「親友の好きな人だから伝えられない」だとしても辛いものですよね。
そんな辛いことを吹っ切るなんて簡単にできるわけないですし、miwaさんが歌っているように、何も考えずに「蹴飛ばし舞い上がる」ように忘れてしまうのがいいのかもしれませんね。