【Superfly / 春はグラデーション】の歌詞の意味を徹底解釈 |ゆっくり自分の人生を歩めばいい…と感じることができる歌詞を紐解く!
編集: ひいらぎ最終更新: 2023/5/17
春はグラデーションという曲名の意味を考察
「春はグラデーション」という曲名は、春が段階的に街を染めて変化していく様子を表現していると考えられます。
また、人生も段階的に変化していくことを歌っており、それぞれの段階において自分たちらしい美しい花を咲かせていこうというメッセージが込められているようです。
春はグラデーションという歌詞の意味を徹底解釈
心の共鳴

油断しちゃうと泣きそう
同じこと感じてた
深夜一時 長電話 奇跡ね
シンクロニシティ
春はグラデーション -Superfly
”油断しちゃうと泣きそう”というフレーズは、少しでもうまくいかないと涙が出てしまいそうな気持ちを表しているようです。
そんな気持ちは相手もまた、感じていたのでしょう。
深夜に長い時間をかけて話し合うことができたことが奇跡的だという感覚があり、多くの言葉はなくともお互い気持ちが伝わると考えたようです。
季節の扉

昨日も今日も慣れない
社会人になったとて
ボタン押せば切り替わる そんな機能ないよね
花香り 風おどり 私たち 次の季節へと誘って
どうかお手柔らかに
春はグラデーション -Superfly
この部分の歌詞は、新社会人になった主人公が、日々不安を感じ戸惑っている様子がうかがえます。
学生から社会人へと変わったけれど、急に気持ちを変化させるのは難しいのでしょう。
次の季節に向かっていく中で、自分も成長していきたいという気持ちが込められているようです。
花の香りや風の舞いに包まれ、少しゆっくりと進んでいけるようになるといいな、と感じているのではないでしょうか。
薔薇色のステップ

春はグラデーションで
だんだん街を染めてくからさ
それでいい
心は(ほら)今(まだ)つぼみでも
泣いちゃう夜もalright
満開じゃない私たちなら これからさ
焦らず歩いていこう
春はグラデーション -Superfly
春になり、徐々に街が鮮やかに染まっていくのを感じているようです。
街はどんどん鮮やかになっていきますが、主人公たちはまだ完璧ではなく、まだ成長途中だと自覚しているのでしょう。
夜中に泣いてしまうこともあるし、語りつくすこともあるけれど、それでも大丈夫。
自分たちはまだ満開になっていないのだから、焦らずに歩き続けようと思ったのではないでしょうか。
焦らずゆっくり進めば、自分たちだけの美しい花を咲かせることができると考えているようです。
特別な存在

真逆な性質で
たまにぶつかっていた
しばらく絶交したことも
今はもう懐かしいね
春はグラデーション -Superfly
真逆の性格を持つ友人とはたまにぶつかったり、しばらくは距離を置いたりしたこともあったようです。
それでもやはりお互い特別な存在なのでしょう。
社会人になりお互いに悩みを語り合ううちに、さらに絆が深まったのではないでしょうか。
君と共に

どちらともなく 体から飛び出した気持ち
分かり合えること なんてスペシャルだ
一人きり 辛い日々 帰り道 後悔だなんて言いたくない
なんだそっくりだったね
春はグラデーション -Superfly
主人公は自分の中に芽生えた感情が、抑えられなくなり、どうしていいかわからない気持ちを抱えているのでしょう。
自分だけがこんな風に思っていて苦しんでいると思っていたけれど、実際にはほかにもそう思っている人がいた。
同じような経験ができる人と出会うことができたとき、それは特別なことであり、幸せなことなんだ、と感じたようです。
孤独や辛い日々を過ごすこともありますが、自分と同じような思いをした友達がいれば、なんとなく救われる気持ちになると記しているようです。
人生のグラデーション

人生グラデーションで
じっくり日々を育んでみよう
それがいい
心は(ほら)いま(まだ)脆くても
そうだグラデーションで
ゆっくり変わる景色を愛そう
美しい
光も(見て)蝶も(みんな)踊り出す
曖昧な日もalright
綺麗な花になるまで そばにいよう
大嫌い でも大好き かけがえのない私たち
春はグラデーション -Superfly
このフレーズは「人生という旅をもやもやせず、ゆっくりと歩んでみよう」というメッセージが込められているのではないでしょうか。
日々をじっくりと育んでいくことが大切であり、変化していく景色を感じ、ゆっくりと時間をかけて変化していく過程を楽しもう、と伝えているようです。
自分たちが綺麗な花になるまで、一緒にそばにいて支え合おう。
曖昧な日々でも構わない、それでも光や蝶が踊り出すように、人生を楽しみながらゆっくりと成長していこうというポジティブなメッセージが込められているようでもあります。
時に大嫌いと思うこともあるけれど、それでもやっぱり大好き、と主人公は思っているようであり、相手に信頼を寄せているのが伝わってきます。
素直になれる

毎回毎回遅刻してくるの 反省なしでイラっとするけど
子供のように無邪気になれる なんだかんだでありがとう
なんでもかんでもハッキリ言うし ファッションチェックも辛口だけど
会えばなぜか素直になれる かけがえのない私たち
春はグラデーション -Superfly
相手の行動にイライラしつつも、その人を受け入れているということを歌っているようです。
さらに、相手の子供のような無邪気さや、些細なことでもはっきりと口にする率直さに愛着を感じているのでしょう。
”会えばなぜか素直になれる かけがえのない私たち”という部分は、相手との関係性が特別で、出会いに感謝しているということを表しているようです。
また、素直に自分を出せる相手がいることが大切だということを伝えているのではないでしょうか。
まとめ
今回はSuperflyの「春はグラデーション」の歌詞の意味を徹底解釈しました。
この曲の歌詞は、社会人になって慣れないことやつらい、悲しいと感じることがあるけれど、春のようにゆっくりと変わっていく景色や自分自身を愛して生きていこうというメッセージが込められているようです。
また、大事な友人たちとの関係性や、お互いの違いを認め合うことも大切であると歌われています。
自分ひとりだけではない。
だからこそ仲間たちと共に成長していくことが大切だと感じられました。
歌詞を聞いて、深く共感する人も多いのではないでしょうか。
これからもmusic.branchwithではSuperflyを追って行くのでぜひチェックしてみてください!