【THE BEAT GARDEN / 夏の三角関係】の歌詞の意味を徹底解釈 |淡い恋心を描いた『恋する❤週末ホームステイ 2023春』第5話挿入歌を紐解く!
編集: ひいらぎ最終更新: 2023/5/19
恋する❤週末ホームステイ 2023春~Sweet Orange Memory~ってどんなドラマ?
遠く離れて地方に住む男女が週末だけ集まり、限られた期間のなかで恋に落ちていく恋愛番組『恋ステ』シリーズ。
今回の新シーズンの舞台は“関東”と“関西”。
出会うはずのなかった、遠く離れて暮らす恋をしたい高校生たちが、2週間の特別な週末ホームステイを過ごします。
第5話では、1週目の最終日トライアングルデート後半戦の模様が描かれており、衝撃な事実が発覚。
なんと、同じ学校に通う仲良しコンビの好きな人が被ってしまいます。
限られた時間だけでどう恋する思いを伝えていくのか…。
親友だから、と言っている場合じゃない。
二人の激しい恋バトルが繰り広げられます。
夏の三角関係という曲名の意味を考察
この曲のタイトル「夏の三角関係」とは、夏の風景や海が舞台となり、主人公が自分と相手と異性との三角関係に悩みながら恋をしているという意味が考えられます。
恋愛番組でも三角関係が描かれており、番組の内容を反映しているのかもしれません。
夏の三角関係という歌詞の意味を徹底解釈
ほのかに嫉妬

潮風 アクセル踏んで
サンコイチの友情に恋の香り
またあいつの隣に座るんだね
夏の三角関係 -THE BEAT GARDEN
このフレーズは、夏の海辺での青春を描写しているようです。
主人公は、友達と過ごす中でいつもとは少し違うことに気が付いたのでしょう。
友達は恋をしているようであり、その恋の相手は自分と同じだったようです。
すーっと大好きな人の隣に座る友達を見て、素直に喜べない自分がいるようであり、嫉妬のような感情が芽生えているのではないでしょうか。
知らない横顔

目が合うだけで笑う二人
海が見えたくらいで
大袈裟に近づいて
いちいち胸がねじれそうになるよ
初めて見た君のそんな横顔
夏の三角関係 -THE BEAT GARDEN
主人公と友達、そして思いを寄せる相手の様子が描かれているようです。
友達と好きな人は些細なことで目を合わせ、微笑んでいるのでしょう。
そんな様子を見て、ぎゅっと胸が苦しくなるようです。
いつもは見せない二人の笑顔に、どうしてその笑顔は自分に向けられないんだろう…と主人公は感じたのではないでしょうか。
海辺の恋人たち

君に見つからないままのこの恋
好きな君ばかり見つかるのに
波にはしゃいだその手を
優しくとって惹き寄せ合う
その人は俺じゃないかな
夏の三角関係 -THE BEAT GARDEN
この歌詞は、相手が自分のことを見つけてくれていないという状況を記しているようです。
主人公は、好きな人がどこにいても何をしていても見つけることができるのに、自分が愛していることに気づいてくれない相手に複雑な思いを抱いている様子がうかがえます。
どうして俺じゃないんだろうという思いが募り、ただ友達と好きな人を見守ることしかできないようです。
心がひりひりする

ミラー越し後ろの席で
スタバのコーヒー
当たり前にシェアする二人が
お似合いで肌より妬けそうで
夏の三角関係 -THE BEAT GARDEN
海からの帰り道、主人公はふとバックミラーを見たのでしょう。
そこには後ろの席に座る2人が、スタバのコーヒーをシェアしている様子が映し出されていたようです。
その様子はとても仲が良さそうであり、自然とシェアしている状況に嫉妬の気持ちが芽生えたのでしょう。
夏の日差しを受けて日焼けした肌よりもヒリヒリと痛く、お似合いの二人を認めたいような認めたくないような複雑な感情を抱いたようです。
交錯する想いの行方

帰り道同じ方向だったのも
過去の恋愛に一途にきたのも
あいつじゃなくて
俺の方だったのに
君はまた反対側見つめてる
夏の三角関係 -THE BEAT GARDEN
友達と大好きな人、そして主人公は帰り道も一緒で、その道すがら様々なことを語りあってきたのでしょう。
主人公は友達と違って恋だって一途にきたのに、なぜか大好きな人は友達に惹かれてしまったようです。
自分のほうが誠実であるはずなのに、大好きな人が本当に興味を持っていたのは友達。
3人で歩いていても、大好きな人が見つめているのは自分ではなく友達であり、どうしようもない状況が描かれているようです。
胸に秘めた想い

ひとつだけしか実らないこの恋
君のただ一人になりたい
そばにいて欲しいのも
そばにいて苦しいのも
君だけだってまた気づいてしまう
夏の三角関係 -THE BEAT GARDEN
”ひとつだけしか実らない”とは、この恋愛が三角関係の中にあり、どちらかが大好きな人の恋人になれる、ということを示しているようです。
主人公は胸が張り裂けてしまいそうになるほど、相手のことが好きなのでしょう。
自分のほうに向いてくれたらどんなにかいいのに…と感じているようです。
そばにいるとキュンとする反面、苦しくなってしまうこの想いは、君と一緒にいるときだけなんだよな、と改めて気が付いた、と記しています。
素直に喜べない

付き合うことになったよなんて
もしも言われた時には
どんな顔で頷けばいいかも
わからないし
思い浮かべただけで沈む
夏の三角関係 -THE BEAT GARDEN
この歌詞は、もしも大好きな人が友達と付き合うことになった、と言ったらどうしたらいいのかな、と想像している様子が描かれています。
そんな風に言われたら、自分はいったいどんな顔をしたらいいんだろう。
うまく言葉を返すことができるのだろうか…などあれこれ考えているのでしょう。
そんなことを考えると胸が苦しくなり、立ち直れないかもしれない…と思ったのではないでしょうか。
砂に残した二人の足跡

かけ出した砂浜 振り返るふたり
君の結んだ髪が綺麗で
並んだ後ろ姿も
追いかけるほど眩しくて
君の隣 自分を重ねたけど
夏の三角関係 -THE BEAT GARDEN
砂浜ではしゃいだ夏の日々。
大好きな人の髪がとてもきれいで、そして友達と二人並んだ後ろ姿も素敵で、目が眩むようだ、と思ったようです。
現実問題、君の隣には自分はいないけれど、もし隣にいることができたなら、と想像してみたのでしょう。
想像すればするほど切なくなる様子がうかがえます。
君の隣

君に見つからないままのこの恋
好きな君ばかり見つかるのに
波にはしゃいだその手を
優しくとって惹き寄せ合う
その人は俺じゃないかな
夏の三角関係 -THE BEAT GARDEN
主人公は、波打ち際で手を繋いでいる友達と君を見て嫉妬心を感じたのでしょう。
大好きな人の手を優しく握り返す友達を見て、自分ができないことに何とも言えない気持ちになったようです。
もしかするとこの恋はずっと君には気が付いてもらえないかもしれない。
それでも君の隣にいるのは自分であるといいな、と思ってしまう様子が垣間見えます。
まとめ
今回はTHE BEAT GARDENの「夏の三角関係」の歌詞の意味を徹底解釈しました。
「夏の三角関係」は三角関係の悩みを歌った歌詞のようです。
好きな人がいるけれど、この恋は秘密のまま。それは、相手の好きな人が自分の友達だから…と主人公は思っているようです。
好きな人の隣にいる人が自分であってほしいと思う心情も描かれており、主人公の胸中にある苦悩が伝わってきました。
友達と自分、そして大好きな人の間で揺れる心が描かれていたのではないでしょうか。
歌詞を聞いて、深く共感する人も多いのではないでしょうか。
これからもmusic.branchwithではTHE BEAT GARDENを追って行くのでぜひチェックしてみてください!