【King Gnu/飛行艇】の歌詞の意味を徹底解釈 | 常田大樹が歌詞に込めたエネルギーとは?
編集: ひいらぎ最終更新: 2020/9/19
飛行艇という曲名の意味を考察
飛行艇とは、水面でも離着水できるような機体のうち、胴体が船のようになっている飛行機のことを言います。
この曲の飛行艇というタイトルには、
去年までの常識が今年には古くなっているような、この変化が激しくて移ろいゆく時代の中を空を飛べるだけではなく、
海の上も進めるような仕様の飛行艇のように、様々な変化をしながら周りに適応して、どんな時代になっても生き延びられるように強く生きていこうというメッセージが込められているのではないかと感じました。
飛行艇の歌詞の意味を徹底解釈
1番
どんな夢を見に行こうか
正しさばかりに恐れ戦かないで
どんな人生を歩もうか
正しいと思われてる道を外れることを怖がらないで
ここでの夢とは寝ている時に見る夢ではなく、現実世界での夢。未来のことだと考えられます。なので、これからどんな未来。人生を歩もうか。という意味に解釈しました。
正しさとは、周りの期待から作られた、自分の中での正しいと思う道のこと。恐れ戦かないで。と言っているので、その道から外れることを考えている自分に対しての言葉でしょうか。
自由自在に飛び回って
ステップ・バイ・ステップ
ビートを刻んで
果ての無いパーティーを
続けようか
世界を自由自在に飛び回って
一歩一歩
楽しみながら
果てのない人生を
味わおうか
自由自在に飛び回ってとは、この広い世界を自由に味わってということだと解釈します。
ステップ・バイ・ステップとは、一歩一歩という意味です。
ビートを刻んでとは、リズムに乗るという意味なので、リズムに乗りながら楽しんでという意味でしょう。
果てのないパーティを続けようかとは、この歌では自分の生き方。人生について歌っているので人生のことだと解釈します。
この時代に飛び乗って
今夜この街を飛び立って
大空を飛び回って
命揺らせ 命揺らせ
この時代の波に乗って
今新しい世界に飛び立って
広い世界を味わって
自分の人生を生きろ
この時代とは、次々と移り変わる時代。その時代の波に飛び乗って行くことだと考えます。
この街とは今までの自分の世界。その世界を飛び立って、次の新しい世界に行くということでしょう。
大空とは広い世界のことで、その世界を飛び回るということは広い世界を味わうことだと解釈します。
命を揺らすということは、心が揺れるほどの体験をするということ。そういう体験をするために、自分で自分の人生を生きろということでしょう。
この風に飛び乗って
今夜台風の目となって
大空を飛び回って
命揺らせ 命揺らせ
この時代を動かす風に乗って
今時代を動かす中心になって
一度解釈したので割愛します。
この風とは、次々と移り変わる時代を動かす風のことです。その風に飛び乗って行くことだと考えます。
台風の目とは、台風の中心のこと。時代を動かす風の中心になりたいのだと解釈できます。
一度解釈したので割愛します。
2番
代わり映えしない日常の片隅で
無邪気に笑っていられたらいいよな
代わり映えしない平和な日常の片隅で
何も心配事などなく無邪気に笑っていられたらいいよな
先程までの時代の波に乗って、時代を動かす中心になるという生き方とは真逆の生き方です。代わり映えしない日常とは、特に何も変化がなくゆったりと平和な日々。その片隅で、何も気にかけることもなく平和に笑って暮らせたらいいよな。こういう生き方もありだよな。と考えているのでしょうか。
無意味な旅を続けようか
ワン・バイ・ワン
一歩ずつでいいさ
歓声も罵声も
呑み込んで
無意味な人生を続けようか
一歩一歩
一歩ずつでいい
歓声も罵声も
受け止めて
無意味な旅とは、特に生まれたことに理由はない人生のことだと考えます。
ワン・バイ・ワンとは一歩一歩という意味です。
一歩ずつでいいさとは、少しずつでいいさということです。
歓声も罵声も受け止めてとは、自分に対して浴びせられるどちらも受け止めてという意味でしょう。
この時代に飛び乗って
今夜愚かな杭となって
過ちを恐れないで
命揺らせ 命揺らせ
一度解釈したので割愛します。
今、打たれるとは分かってても出る杭となって
失敗を恐れないで
一度解釈したので割愛します。
一度解釈したので割愛します。
愚かなとは、周りから叩かれることが分かっているのに飛び出して行く様(杭)を愚かだと言っているのだと考えます。
過ちを恐れないでとは、挑戦して失敗することを恐れるなと言っているのでしょう。
一度解釈したので割愛します。
この風に飛び乗って
今夜名も無き風となって
清濁を併せ呑んで
命揺らせ 命揺らせ
一度解釈したので割愛します。
この時代を動かす風に乗って
今名も無き風になって
きれいなものも汚いものも受け止めて
一度解釈したので割愛します。
一度解釈したので割愛します。
今夜名も無き風になってとは、台風程の規模ではないけれど、時代を変える風のような存在になってということだと解釈します。
清濁を合わせ呑んでの清とは綺麗なもの。濁とは汚いもの。どちらも合わせて受け止めてという意味でしょう。
一度解釈したので割愛します。
大雨降らせ
大地震わせ
過去を祝え
明日を担え
命揺らせ
命揺らせ
大雨を降らせて
大地を震わせ
過去を祝って
明日を担う
一度解釈したので割愛します。
大雨を降らせ、大地を震わせ、とは世界に影響を与える事象。また、過去を祝って明日を担うとは、世界のことを知らないとできないことなので、世界のことを知り、世界に影響を与えられるような存在になれということだと解釈します。
一度解釈したので割愛します。
この時代に飛び乗って
今夜この街を飛び立って
大空を飛び回って
命揺らせ 命揺らせ
一度解釈したので割愛します。
一度解釈したので割愛します。
この風に飛び乗って
今夜台風の目となって
大空を飛び回って
命揺らせ 命揺らせ
一度解釈したので割愛します。
一度解釈したので割愛します。
貴女の期待に飛び乗って
今夜この羽根で飛びたくて
この大空を飛びたくて
命生まれ 命生まれ
貴女の期待に応えたくて
今自分の力で味わいたくて
この広い世界を味わいたくて
僕は生まれた
誰か自分に期待を寄せてくれている人がいて、その人の期待に応えたいようです。
この羽根でとは、自分の力のことで、自分の力で飛びたい。世界に自分の力で挑戦したいのだと思います。
この大空を飛びたくてとは、この広い世界を味わいたくてという意味です。
命生まれとは、僕自身が生まれてきたということです。
この風に飛び乗って
今夜名も無き風となって
清濁を併せ呑んで
命揺らせ 命揺らせ
一度解釈したので割愛します。
一度解釈したので割愛します。
まとめ
代り映えのない毎日を平和に過ごすのもいいけれど、勇気を出してこの広い世界を自分の思い通りに生きてみよう。
そのように背中を押された気がしました。
これから広い世界に飛び出そうとしているけれども勇気がないという方にオススメの一曲です。