歌詞解釈

【米津玄師/クランベリーとパンケーキ】の歌詞の意味を徹底解釈 | 女子力高めな曲名の一曲を考察!

クランベリーとパンケーキ

Lemon(Single)に収録されている一曲。パンケーキと曲名に入っていることから女子力高めに思われがちですが、全く曲の内容は違います。そんなクランベリーとパンケーキの歌詞の意味を徹底解釈していきます。

クランベリーとパンケーキをもっと知る


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クランベリーとパンケーキの基本情報

クランベリーとパンケーキ作曲に携わった人

作詞
作曲
編曲
vocal

収録アルバム

Lemon(Single)

米津玄師

MV

「クランベリーとパンケーキ」という曲名の意味


この曲は、米津玄師さんご本人がYoutubeラジオ『米津玄師 ■■■■■■と、Lemon。』で二日酔いの気分を表した曲だと語っています。曲名の「クランベリーとパンケーキ」は散々酔った翌朝の食事として曲中に登場します。

栄養価の高い「クランベリー」は、いかにもエネルギッシュな色合いと、目の冴える酸味が特徴です。花言葉が「癒し」「天真爛漫」などである点も興味深く感じられます。
朝食の王道「パンケーキ」は、材料やトッピングを変えることで自由にアレンジを楽しむことができ、また子供のおやつの定番でもありますから童心を蘇らせるにも適したメニューだと言えます。

米津さんはラジオ内で、過敏になった神経を静めるためにお酒を飲むと説明しています。
わざと理性をふやかして子供のように馬鹿になってみる、大人にもそんな瞬間は必要です。

「クランベリーとパンケーキ」の歌詞の意味を徹底解釈

1番

不意に見かけたブロンズの女神の お臍に煙草擦り付けて笑う
思い返せば馬鹿げている 大体そんな毎日
その日限りの甘い夜を抜け
今じゃ彷徨う惨めなストーリーライター
誰かわたしと踊りましょう なんてその気もないのに

米津玄師 -クランベリーとパンケーキ

ひいらぎの解釈

ふと目についたブロンズの女神像、その臍に煙草を擦りつけて笑う。
思い返せばほとんど毎日、馬鹿げたことばかりしている。
一時的な快楽に酔っては
途方に暮れる惨めなアーティスト。
誰かわたしと踊りましょう、なんて、心にもないことを。

主人公が夜の街を徘徊している様子が描かれています。

公共物に悪戯をし、「思い返せば馬鹿げている」と反省していることから、主人公が相当に酔っていることがわかります。「大体そんな毎日」と言っていますから、毎晩のように飲みに出かけているのでしょう。

理性を鈍らせて「甘い夜」に浸る一方、自身を「彷徨う惨めなストーリーライター」と表現しています。「ストーリーライター」は表現者と読み替えることができ、米津さんご本人を指していると解釈できます。「彷徨う惨め」さは、夜の街を行く彼の姿を描写した言葉とも、自己像の表れとも捉えられます。

「その気もないのに」「誰かわたしと踊りましょう」と言っているところから、主人公は高揚しても自分を客観できる程度にはクールで、腹の底ではおどけた自分に対して冷めた視線を向けていることが感じられます。

 

ヒッピヒッピシェイク ダンディダンディドンで
クランベリーのジャムでも作ろうね
パンケーキと一緒に食べようね ほら丁寧に切り分けて
ヒッピヒッピシェイク ダンディダンディドンで
全部頬張って隠してしまえ
やがて熱さにも耐えかねて
嗚呼きみは吐き出した

米津玄師 -クランベリーとパンケーキ

ひいらぎの解釈

ヒッピヒッピシェイク、ダンディダンディドン。
クランベリーのジャムでも作って
パンケーキと一緒に食べよう。丁寧に切り分ける。
ヒッピヒッピシェイク、ダンディダンディドン。
何もかも頬張って忘れてしまえ。
結局熱くて飲み込めず
吐き出してしまった。

一行目は酔った心持を表現した擬音、あるいはご機嫌に流れる鼻歌や気まぐれのダンスと考えられます。同時に、“Hippy Hippy Shake”は洋楽のタイトルでもあり、ビートルズを含む複数のアーティストによって演奏されています。”dang””ding””dong”はそれぞれ、激しく音を打ち鳴らす様子を表した英語であり、汚い意味で使われることもあります。

冷ややかにも浮かれた一夜を過ごした後、「パンケーキ」が登場します。添えられるのはお手製の「クランベリーのジャム」です。

昨晩の出来事も心地も、食事と一緒に「全部頬張って隠」そうとしますが、「熱さに」「耐えかねて」「吐き出し」てしまいました。ここで唐突に現れた「きみ」は、主人公が客観視している自分自身だと考えられます。酔って奔放になった自分も、それを斜に眺める素面の自分も、主人公はあまり肯定的に捉えていないように感じられます。

 

2番

戯れ哀れハメ外すあまり 足滑らせて砂を噛むばかり
憶えちゃいない痣だらけ 大体そんな毎日
廃墟だらけのメルヘン市街じゃ マセガキ達が隠れてキスする
涙交じりの恋になりませんように

米津玄師 -クランベリーとパンケーキ

ひいらぎの解釈

哀れなほどにハメを外して、転んでは砂を噛む。
原因不明の痣がたくさん。大体そんな毎日だ。
煌びやかな空虚に満ちた街ではマセガキ達が隠れてキスしている。
彼らの恋がうまくいきますように。

酔った勢いの遊び心は誰にでも身に覚えのあるものでしょうが、主人公の場合は少々度を越してしまっているようです。転んだり怪我をしたりしています。

「廃墟だらけのメルヘン市街」と言う言葉は、表面上は満ち足りているのに本質は空虚な場所と読み替えることができ、都会の夜を連想させます。「マセガキ達」は文字通りにも捉えられますが、主人公と同じように「ハメ」を外した大人とも捉えられます。

彼らの「恋」が悲しみを呼び起こさないようにと主人公が祈っている様子からは、彼の優しさが感じられますが、同時に悲観的感性も伺えます。

 

ヒッピヒッピシェイク ダンディダンディドンで
ランドリーまで歩いてこうね
汚れたシーツを洗おうね ほら丁寧に取り分けて
ヒッピヒッピシェイク ダンディダンディドンで
もう一度浮かれた祈りの方へ
こんな馬鹿な歌ですいません
嗚呼毎度ありがたし

米津玄師 -クランベリーとパンケーキ

ひいらぎの解釈

ヒッピヒッピシェイク、ダンディダンディドン。
ランドリーまで歩いて行こう。
汚れたシーツを洗わなくちゃ。丁寧に取り分ける。
ヒッピヒッピシェイク、ダンディダンディドン。
もう一度酔っぱらおう。
こんな馬鹿な歌ですいません。
嗚呼毎度ありがたし。

「汚れたシーツ」は「パンケーキ」を「吐き出し」て汚してしまったものでしょう。「ランドリーまで歩いて」行くことで、地に足着いた感覚を取り戻そうとしているようです。

しかし間もなく「もう一度浮かれた祈りの方へ」方向転換しています。後悔と失敗を繰り返しながらもアルコールの高揚感を求めてしまうのでしょう。あるいは、そうでもしないとやっていられないと感じるような苦痛が彼の日常には溢れているのかもしれません。

最後の二行は作詞者の本意だと思われます。曲を聴く人々への生のメッセージと捉え、文字通りに解釈しています。

 

微睡んでいたい きみみたいに この宇宙が 終わるまで
微睡んでいたい きみと一緒に この世界が 終わるまで

米津玄師 -クランベリーとパンケーキ

ひいらぎの解釈

きみみたいに永遠にぼんやりしていたい。
きみと一緒に死ぬまでぼんやりしていたい。

素面の主人公が酔い心地を思い出し、その浮ついた状態へ近付きたいと願っています。

「微睡んで」いる時には嫌なことの大部分を忘れることができます。「宇宙」「世界」は共に主人公が感知している現実と解釈され、それらが「終わるまで」と言うことは、彼が死ぬまでとの意味だと考えられます。

自省が絶えない主人公ですが、壮絶な自己嫌悪に駆られているわけではない様子です。そうでなければ、酔っぱらった自分である「きみ」に共感することも、必要性を感じることもないはずです。

 

ヒッピヒッピシェイク ダンディダンディドンで
クランベリーのジャムでも作ろうね
パンケーキと一緒に食べようね ほら丁寧に切り分けて
ヒッピヒッピシェイク ダンディダンディドンで
全部頬張って隠してしまえ
やがて熱さにも耐えかねて
嗚呼きみは吐き出した

米津玄師 -クランベリーとパンケーキ

ひいらぎの解釈

ヒッピヒッピシェイク、ダンディダンディドン。
クランベリーのジャムでも作って
パンケーキと一緒に食べよう。丁寧に切り分ける。
ヒッピヒッピシェイク、ダンディダンディドン。
何もかも頬張って忘れてしまえ。
結局熱くて飲み込めず
吐き出してしまった。

一度解釈したので割愛します。

 

こんな馬鹿な歌ですいません
嗚呼毎度ありがたし

米津玄師 -クランベリーとパンケーキ

ひいらぎの解釈

こんな馬鹿な歌ですいません。
嗚呼毎度ありがたし。

一度解釈したので割愛します。

 

 

La fin...

 

 

まとめ

今回は、米津玄師のクランベリーとパンケーキの歌詞の意味を徹底解釈しました。

今後も当サイトでは米津玄師を追って行くのでぜひチェックして見てください!

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