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【DECO*27/サイコグラム】の歌詞の意味を徹底解釈 | MVとカラオケ情報

ひいらぎ最終更新:
目次

歌詞

DECO*27のサイコグラムのジャケット

曲名:サイコグラム

アーティスト:DECO*27

作詞:DECO*27

作曲:DECO*27

初めては決まっていたの
触れたから染まってるでしょ?
開いた口から顔を出す
甘い甘いサイコグラム

「僕には見せないその顔は何ですか?」
ほらチクッとしましょ
「諦めて仲良くするのはいつですか?」
ほらチクッとしましょ

汚い言葉だらけだ
僕は呑み込まれてしまったんだ
わかるよわかるよ だってそうだ
そもそも愛は足りてるの

ねえ君が好きだよ
素敵すぎて 渡したくない
ねえ僕じゃないならば 誰を選ぶんだい?
ほら怖くないよ
例え話、もしも話
答えられないのなら 君は要らないや

重いほどビビッと来るの
キツくほら縛ってくれよ
お残しはダメよ ちゃんと食べて
甘い甘いサイコグラム

「すぐに返事してよ ねえ今どこですか?」
ほらチクッとしましょ
「嘘憑きはキスでお祓いしてあげましょう」
ほらチクッとしましょ

「ごめんなさい」はいいからさ
君は変わらずに笑っていて
心配させないで ツラいさよならは
二度と来ないんだ

ねえ君が好きだよ
二人きりを 夢見てたの
もう逃げたりしないで 僕が守るから
邪魔する形は
ひとつひとつ おもちゃにしよう
すべては君のため 誰も要らないや

ねえ君が好きだよ
素敵すぎて 渡したくない
ねえ僕じゃないならば 誰を選ぶんだい?
ほら怖くないよ
例え話、もしも話
答えられないんだよね? 君は汚いや

ほら怖くないよ
もう離さないよ

サイコグラムという曲名の意味

主人公(男性)とその彼女との歪んだ恋愛関係をうたった曲です。

恋愛関係といっても、恐怖や暴力・束縛で支配した、恐怖の主従関係と言ってもおかしくないでしょう。恐怖でマインドコントロールされる女性と、女性が他の異性に心を奪われるのを恐れ力で支配してく主人公の様子が描かれています。

サイコグラムとは心理学用語で、性格や心理・行動などを表やグラフで図示したものを言いますが、今回の歌詞の内容から解釈するに、サイコパス(主人公)の様子を解説した歌、と思っていいのではないでしょうか。

サイコグラムの歌詞の意味を徹底解釈

1番

初めては決まっていたの
触れたから染まってるでしょ?
開いた口から顔を出す
甘い甘いサイコグラム

DECO*27 -サイコグラム



解釈

君と出会う事はもう決まっていたことなんだ
僕と出会ってしまったのだから君はもう僕に染まってるでしょ?
君の言葉はみな心理学的に君の心を映し出す


主人公の男性と、男性の好意を寄せる女性の二人の関係を一方的な男性目線で歌われています。

主人公は女性をかなりの熱量を持って愛しており、その愛は束縛に近いものを感じます。

 
「僕には見せないその顔は何ですか?」
ほらチクッとしましょ
「諦めて仲良くするのはいつですか?」
ほらチクッとしましょ

DECO*27 -サイコグラム



解釈

「僕には見せない君のその表情は何?」
「諦めて僕の元へ戻ってくるのはいつだい?」


女性が自分以外の異性に笑顔を向けようものなら、主人公は嫉妬で苛立ちます。

たとえ、女性が異性に向けるものが笑顔ではなくとも、女性が自分以外に表情や感情を向け表す時点で嫉妬の対象になるのです。

“チクッとしましょ”のフレーズについて、これは注射の際針を入れるときのチクッと痛む表現なのか、自分の所有物であるかのようにキスマークをつける際のチクッと感じる表現なのか、どちらともとらえることができます。

どちらにせよ、主人公は女性が自分の意にそぐわないことをした場合行き過ぎた束縛によって女性を縛り上げます。

 
汚い言葉だらけだ
僕は呑み込まれてしまったんだ
わかるよわかるよ だってそうだ
そもそも愛は足りてるの

DECO*27 -サイコグラム



解釈

世の中は汚い言葉だらけだ
僕はそんな世界に呑み込まれてしまった
君もそうなんだろ?その気持ちよくわかるよ
そもそも愛は足りているのにね


主人公は世の中の人間にうんざりしており、やがてそんな社会によって主人公は心を病んでしまいました。また、現在は克服しているものの過去そういった経験があったのでしょう。

なので女性が社会に困憊している様子を当時の自分と重ね合わせて、過剰に労い守ろうとします。

 
ねえ君が好きだよ
素敵すぎて 渡したくない
ねえ僕じゃないならば 誰を選ぶんだい?
ほら怖くないよ
例え話、もしも話
答えられないのなら 君は要らないや

DECO*27 -サイコグラム



解釈

君が好き過ぎて素敵すぎて誰にも渡したくない
君は僕じゃないならいったい誰を選ぶんだ?
そんなに僕のことを怖がらなくてもいいんだよ
でも、仮にもしも君が誰を必要としているのか
答えられないのなら、君は僕には必要ないよ


主人公の瞳には女性が非常に美しく気高く魅力的に映ります。

この女性は主人公だけでなく、世間一般からも美しいと認知される容姿をしているかもしれません。そんな容姿だから、主人公は女性が誰かほかの男性のものになってしまうのが怖くて仕方ありません。

女性を誰にも渡したくないという気持ちを強く持つ主人公ですが、一方で女性が自分以外を選ぶ可能性についても否定します。自分以外を選ばないだろう=自分以外の異性は決して選ばせない。という恐怖や束縛から女性の選択肢をなくしているのです。

女性には主人公しかいないと思い込ませ、かつ女性が主人公を裏切った(他の異性に目を向けた)場合すぐに女性を切り捨てると言っています。

必要ないとは、単に「別れる」ではなく、暴力などの可能性もあります。いずれにしても主人公は女性をマインドコントロールしている状態ですね。

2番

重いほどビビッと来るの
キツくほら縛ってくれよ
お残しはダメよ ちゃんと食べて
甘い甘いサイコグラム

DECO*27 -サイコグラム



解釈

束縛や愛情が重いほど僕は嬉しくなる
僕の愛はあますことなく受け取ってね


主人公自身、あたたかな愛情表現と言うものを知らない人間なので、自分と同じような愛の示し方で相手からの愛情の度合いを測ります。

なので、女性からも重すぎる愛情表現や束縛を望み、そのことがわかると愛されていると心が満たされていきます。

 
「すぐに返事してよ ねえ今どこですか?」
ほらチクッとしましょ
「嘘憑きはキスでお祓いしてあげましょう」
ほらチクッとしましょ

DECO*27 -サイコグラム



解釈

「今どこにいる?返事はすぐに返してほしい」
「僕に嘘をつくなんて、お仕置きが必要だ」


束縛はエスカレートしていき一日に何度も何度も連絡を取りたがり、女性がいつ・どこで・誰と・なにをしているのか逐一の報告を強要します。

少しでも連絡が途絶えたり、ほんの少し嘘をついた場合は、主人公からの制裁が待っています。

 
「ごめんなさい」はいいからさ
君は変わらずに笑っていて
心配させないで ツラいさよならは
二度と来ないんだ

DECO*27 -サイコグラム



解釈

謝らなくたっていいから、君には笑っていてほしい
別れの言葉を言われるなんて、そんな心配はしたくない


主人公の意にそぐわないことをしてしまった場合、ひどい目に合うことは女性自身、身をもって知っているのです。

また、極度のマインドコントロールから、主人公と女性の関係がDVにあたることも、世間一般の恋愛と大きくかけ離れていることも、女性は気付けない状態に陥っているのです。

恐怖から女性はなにかあるとすぐに主人公に謝罪をします。男女の関係はすでに崩壊していて、恐怖で支配した主従関係のようなものになってしまっていますね…。

主人公の愛し方のせいで女性がこのような状態になってしまったにもかかわらず、主人公は女性に恐怖で支配された愛ではなく、ただ自分に笑っていてほしい・幸せでいてほしいことも望みます。矛盾した感情です。

いつか女性がこの関係のおかしさに気づき、別れを望むことに怯えますが、その恐怖はさらに主人公に極度の束縛をさせるようになっていきます。

 
ねえ君が好きだよ
二人きりを 夢見てたの
もう逃げたりしないで 僕が守るから
邪魔する形は
ひとつひとつ おもちゃにしよう
すべては君のため 誰も要らないや

DECO*27 -サイコグラム



解釈

君が好き
二人きりの世界に行きたいよ
僕が君を守るよ
邪魔者はみんな消してしまおう
すべては君のためにすることなんだ


女性の周りに異性がいるから自分は束縛をしてしまうんだと考えた主人公は、女性と二人きりの世界へ行きたいと望みます。主人公は自分の嫉妬心に疲労し、また女性がいつか自分から離れて別の男の元へ行ってしまう未来にも怯えているので、そんな夢のような場所を思い描いてしまいます。

そんな世界は実際にあるわけはないのですが、主人公はそれならばと女性の周囲を自分の思い描く理想の環境にしてしまおうと考えます。主人公にとっての邪魔者(主人公と女性の関係をおかしいと指摘するもの・女性の周りの異性など)をすべて自分の都合のいいように消してしまおうと考えます。

主人公はこの行動を「君のためだよ」と言いますが、これはまぎれもなく主人公自身の精神状態を安定させるためのものなのです…。

 
ねえ君が好きだよ
素敵すぎて 渡したくない
ねえ僕じゃないならば 誰を選ぶんだい?
ほら怖くないよ
例え話、もしも話
答えられないんだよね? 君は汚いや
ほら怖くないよ
もう離さないよ

DECO*27 -サイコグラム



解釈

君が好き
誰にも渡したくないんだ
君は僕じゃないならいったい誰を選ぶんだい?
こわくないから、言ってごらん
もしかして答えられないの?
応えられないんだよね?
君はとても汚らわしいよ

僕はなにも怖くないよ
でも、君のことは一生離さないから


やがて主人公の心は不安と嫉妬に蝕まれ、女性の言葉さえも信じられなくなっていきます。同時に女性への束縛や暴力もエスカレートしていき、主人公のもとめている女性の心からの言葉すら聞けなくなっていきます。

女性の本当の声が聞こえなくなり、ますます主人公の心は孤独と恐怖に支配されてき、二人は最悪の悪循環に陥るのです。女性の自分を守るためだけの保身の愛の言葉を主人公は嘘の言葉と判断し、ついに女性を「汚い」と思うようになります。

しかし、そんな女性すら愛おしい気持ちとここまでくればもう誰のものにもならないだろうという二つの気持ちが芽生え、主人公は女性を一生離さないと笑うのでした。

最後までお読みいただきありがとうございました

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