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【DAOKO×MIYAVI/千客万来】の歌詞の意味を徹底解釈 | 映画「Diner ダイナー」の主題歌を徹底考察!

ひいらぎ最終更新:
目次

歌詞

DAOKO × MIYAVIの千客万来のジャケット

曲名:千客万来

アーティスト:DAOKO × MIYAVI

作詞:DAOKO

作曲:MIYAVI・DAOKO・Lenard Skolnik・Taku Inoue

千客万来 プレイバック
人の影に隠れ生きていた
最低限な暮らしの中
最低な気持ちだが楽な生き方を選んだ
卑怯か?

「壊されたい」なんて願っていたって
だってガキのまんまじゃ 足も竦んでさ
逃げ出したい 脱出する己から
駆けてよ今 ほら Dash

あてもなく飛び出して驚いた
アンラッキーなんて嘘 空は高く
明るいさ 眩しいがいまならばわかるんだ
あのひとの言葉の意味

あてもなく飛び出して驚いた
アンラッキーなんて嘘 空は高く
明るいさ 眩しいがいまならばわかるんだ
あのひとの言葉の意味

安楽浄土 そんなのあるの?
私のことは私が一番わかってるんだから
ねえ 勝手でしょ 損するのは私なんでしょう

「愛されたい」だけ願って居たんです
なんて口答えを 君も誰も
果てを知りたい 発掘する己から
急げよ 今なら Rush

生きてても死んでるの
運勢がアンラッキーなら明日は 楽しそうね
気づいたら笑ってた 上手じゃない下手だけど
まっさらな私だった

生きてても死んでるの
運勢がアンラッキーなら明日は 楽しそうね
気づいたら笑ってた 上手じゃない下手だけど
まっさらな私だった

ほら立ってよ 勇往邁進
やめたいと思ってやめられるもんか

あてもなく飛び出して驚いた
アンラッキーなんて嘘 空は高く
明るいさ 眩しいがいまならばわかるんだ
あのひとの言葉の意味

あてもなく飛び出して驚いた
アンラッキーなんて嘘 空は高く
明るいさ 眩しいがいまならばわかるんだ
今の私 永遠だわ

千客万来が主題歌の映画「Diner ダイナー」ってどんな映画?


DAOKOとMIYAVIの千客万来が主題歌に起用された、「Diner ダイナー」という映画はどんな映画なのでしょうか。
Wikipediaに原作のあらすじが紹介されていたので、簡単にご紹介します。

金に困ったごく普通の女性「オオバカナコ」は、ある裏社会の仕事に関わってしまったがために監禁され、殺し屋たちが通い詰める会員制ダイナー「キャンティーン」のウエイトレスをさせられることになる。
カナコはそこでダイナーのシェフの「ボンベロ」や、殺し屋たちの人間模様に触れていくことになる。

引用: Wikipedia「DINER ダイナー」

どうやら、殺し屋のお話のようですね!映画でも俳優さんたちが軒並み殺し屋として登場するようです。
殺し屋といえばなんだかミステリアスで少し危険なイメージがありますが、DAOKOとMIYAVIの千客万来も、どこかミステリアスな雰囲気がありますし、型にはまらない独特な雰囲気があるので、主題歌にぴったりかもしれませんね!

千客万来という曲名の意味

千客万来とは「たくさんの客が次から次へと来ること。」という意味ですが、どういう意図で曲名に使われているのでしょうか。
この曲は、映画「Diner ダイナー」の主題歌に起用されているので、曲名も映画の内容に沿ってつけられたと考えるのが妥当です。なので、客というのは「暗殺を依頼しに来る人」を指すのだと思います。

暗殺を依頼しに来る人が次から次へと来るということは、そのぶんだけ人を暗殺してしまっているということですよね。
つまり、この曲は、千客万来の主人公がたくさん暗殺をする中で感じた心情を歌った曲なのかもしれません。

そう解釈すると、千客万来という曲名に込められている意味は主人公の心情そのものになるわけですが、曲名だけでは主人公の心情を考察することができないので、歌詞の考察に移りたいと思います。

千客万来の歌詞の意味を徹底解釈

1番

千客万来 プレイバック
人の影に隠れ生きていた
最低限な暮らしの中
最低な気持ちだが楽な生き方を選んだ
卑怯か?

DAOKO×MIYAVI -千客万来



解釈

暗殺をしたシーンを思い出す。
社会から隠れ最低限な暮らしができればと、「暗殺者」という楽な道を選んだ。
こんな僕は最低な人間なのだろうか?
(主人公を仮に「僕」と表現しています)


プレイバックとは記録した映像や音声などを再生すること。そこから記憶を思い出すと解釈しています。

たくさんお客が来てたくさん暗殺をした主人公は、いくら仕事とはいえ「暗殺」をすることで生計を立てていても良いのだろうかと疑問を持ち始めたのでしょう。

私たちが住む日本では「暗殺」とは無縁ですから想像することは容易ではないですが、やはり、殺人で生計を立てていると聞いていいイメージは持ちませんよね。

 
「壊されたい」なんて願っていたって
だってガキのまんまじゃ 足も竦んでさ
逃げ出したい 脱出する己から
駆けてよ今 ほら Dash

DAOKO×MIYAVI -千客万来



解釈

「殺されたい」と願ったって
ガキのまんまじゃ殺される前に逃げたくなっちゃうから
逃げたくなる自分を変えよう。


竦む(すくむ)とは驚きや恐れ、極度の緊張などのためにからだがこわばって動かなくなることを言います。曲中では、死の恐怖からからだがこわばって動かなくなるという意味で使われています。

「ガキ」という歌詞。これは単に子供という意味で使われているのではなく、「暗殺者なのに、死の恐怖にすら打ち勝てない未熟者」というようなニュアンスで使われているのだと思います。

 
あてもなく飛び出して驚いた
アンラッキーなんて嘘 空は高く
明るいさ 眩しいがいまならばわかるんだ
あのひとの言葉の意味

DAOKO×MIYAVI -千客万来



解釈

あてもなく社会に飛び出した。
社会に属するのが不幸だなんて嘘。
社会に出た今ならばわかる「あの人」の言葉の意味が。


「あのひと」とは誰のことを指すのでしょうか。主人公の師匠でしょうか。それとも暗殺者を先にやめた人でしょうか。

この曲の歌詞を見ただけではわかりませんが、映画を見ればわかるのかもしれませんね。

2番

安楽浄土 そんなのあるの?
私のことは私が一番わかってるんだから
ねえ 勝手でしょ 損するのは私なんでしょう

DAOKO×MIYAVI -千客万来



解釈

極楽浄土なんてあの世にあるのだろうか?
自分のことは自分の責任なんだから好きにさせてよ。


ここで1番の人物とは違う人物の視点に変わっていますね。ここからは2番の視点の人物を主人公と書かせていただきます。

「自分の責任」とは、暗殺をして人を殺すことを指すのだと思います。つまり、この部分の歌詞は、「人を殺めている自分はきっと極楽浄土には行けないけれどそれは自分の責任なんだからほっといてよ」というようなことを歌っているのでしょう。

 
「愛されたい」だけ願って居たんです
なんて口答えを 君も誰も
果てを知りたい 発掘する己から
急げよ 今なら Rush

DAOKO×MIYAVI -千客万来



解釈

ただ愛されたかっただけなんだ。
自分の行く末を知りたい。自分の可能性を見出せ。


特に解説することがないので割愛します。

 
生きてても死んでるの
運勢がアンラッキーなら明日は 楽しそうね
気づいたら笑ってた 上手じゃない下手だけど
まっさらな私だった

DAOKO×MIYAVI -千客万来



解釈

生きているけど心は死んでいる。
今日が不幸なら、明日はいい日になるかもね。
気づいたら下手くそな愛想笑いばかりをしていた。
自分は空っぽだ。


1番の主人公とは真逆の人生を歩んでいるように感じます。

隠と陽が正反対ですし、社会に出ることと暗殺者として生きていくことも正反対です。そんな、1番の主人公とは真逆の人生を歩んでいる2番の主人公は、1番の主人公がどんどんプラス思考になっていくのに対し、どんどんマイナス思考になっていっています。

隠と陽という2種類の人生を歩んでいく二人の主人公を、一曲の中で表現していて非常に面白いですよね。

作詞のDAOKOさんにとって暗殺者は楽な生き方という概念があるようなので(1番冒頭で歌詞になっている)、楽な方に逃げるといい人生は送れないよというようなメッセージをこの曲に込めているのかもしれませんね。

 
あてもなく飛び出して驚いた
アンラッキーなんて嘘 空は高く
明るいさ 眩しいがいまならばわかるんだ
あのひとの言葉の意味

あてもなく飛び出して驚いた
アンラッキーなんて嘘 空は高く
明るいさ 眩しいがいまならばわかるんだ
今の私 永遠だわ

DAOKO×MIYAVI -千客万来



解釈

あてもなく社会に飛び出した。
社会に属するのが不幸だなんて嘘。
社会に出た今ならばわかる「あの人」の言葉の意味が。

あてもなく社会に飛び出した。
社会に属するのが不幸だなんて嘘。
社会に出た今ならばわかる。今の私ならなんでもできる気がする。


前半の部分が1番の主人公視点で、後半の部分が2番の主人公視点で歌われています。

隠と陽という2種類の人生を歩んでいく二人の主人公を描いたこの曲は、二人とも社会に出てハッピーエンドで終わりましたね。

独特な雰囲気の曲で、結末が想像できませんでしたが、最後は映画の主題歌らしくハッピーエンドで終わってよかったと思います。