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【DECO*27/夜行性ハイズ】の歌詞の意味を解釈

ひいらぎ最終更新:
目次

歌詞

DECO*27の夜行性ハイズのジャケット

曲名:夜行性ハイズ

アーティスト:DECO*27

作詞:DECO*27

作曲:DECO*27

片付けたい 忘れていたい
そんな顔でいつまで戦うの また一人で
愛しても 愛しても
その度に傷口が顔を出す 巻き戻すように

どうして1から10まで
更には100まで呑み込む悲しみだけは
亡くなってくれないの?
総じて逃げ場もないのに -100から始まる動悸の日々も
匿ってくれないや

ちゃんと泣いて 無理もしたら
ここへおいでよ いつだって
これからを沸かせようか

眠たいが寝ない まだ今日が良い
僕ら何度だって思い合って 光っていくんだよ
消せない最低は 理想じゃない
なんかハイなシャイがちょうどいいや
救っていたいのさ

「死にたい」「消えたい」も 異常じゃない
よしよしのシーで秘密会議 ほら吐き出しちゃおう
君は泣いたって 綺麗だよ
さらばアンチビート 前を向いて
笑っていこうじゃない もう

寂しくない 悲しくない
塗り重ねた強がり 深い青洗い流せたら
バイバイを バイバイを
バカみたいな世界にありがとう 探さないでね

そうして僕らは広くも狭くも熱くも寒くもないこの部屋で
抱き合って息するの
常識はずれを外れて 二人だけの愛言葉で鍵をかけたら
さあどんな夜行をしようか

だけど痛い だから痛い
優しさが沁み込んでいく
消毒を始めようか

眠たいが寝ない まだ今日が良い
声を何度だって送りあって 保ってきましたが
やめよう 逃げよう 大丈夫だよ
もう寝たっていいの ちゃんと僕が 守ってあげるから

“おはよう”をしよう また“今日”にしよう
よしよしのシーで秘密会議 ほら吐き出しちゃおう
僕も泣いちゃって やばいから
さらばアンチビート 前を向いて 笑っていこうじゃない

弱虫な僕達は 変わっても変わってない
終わらない 今日もハイズ

光っていく 光っていく
ツライのは ツライけど
二人で乗り越えるさ

夜行性ハイズという曲名の意味

青年とその彼女の二人の閉鎖的な関係を描いた『夜行性ハイズ』。

夜行性とは、夜に活動的になるという意味で、“ハイズ”とは、ハイテンションの“ハイ”と複数形の’sを組み合わせた言葉なのではないかと思います。

どちらも夜になると周囲をシャットダウンし二人きりの世界に籠り愛を深め合います。そんな夜行性な二人と、鬱屈した日中との落差により夜間はハイになる二人のことを歌っていると解釈できます。

青年目線で綴られたこの曲は、彼女を愛し大切に思う気持ちと、大切に思うがあまり彼女を自分の物だけにしておきたいという気持ちが現れています。

愛し合い慰め合う二人の世界を感じてみてはいかがでしょうか?

夜行性ハイズの歌詞の意味を徹底解釈

1番

片付けたい 忘れていたい
そんな顔でいつまで戦うの また一人で
愛しても 愛しても
その度に傷口が顔を出す 巻き戻すように

DECO*27 -夜行性ハイズ

解釈

つらいことをすべて片付け忘れ去りたい
そんな苦しそうな顔でいつまで孤独で戦うの?
いくら愛しても何度もでも傷ついて帰ってきてしまう


主人公(青年)は、毎日傷つきながら生きている彼女を心配に思い、傷ついて帰ってくる彼女を迎え入れ労り慰めます。

どれだけ愛しても彼女は何度だって傷ついて帰ってくるので、主人公は心を痛め非常に心配しています。

 

どうして1から10まで更には100まで呑み込む悲しみだけは
亡くなってくれないの?
総じて逃げ場もないのに -100から始まる動悸の日々も
匿ってくれないや
ちゃんと泣いて 無理もしたら
ここへおいでよ いつだって
これからを沸かせようか

DECO*27 -夜行性ハイズ

解釈

悲しみは際限なくどこまでも大きくなっていくんだ
どうして悲しみはなくなってくれないのだろう
この悲しみから逃げることもなくすこともできない日々がまた始まる
涙が出て、君の体と心が限界になったら
いつだってここへおいでよ


主人公も彼女もまだ若く、学校やあるいは会社というコミュニティのなかに生きているのでしょう。そんな環境で彼女は人間関係が上手くいっておらず、傷つきボロボロになると主人公のもとへ戻り慰めてもらいます。

心も体も癒され復活し彼女は何度だって日常に戻っていくことができるのです。

 

眠たいが寝ない まだ今日が良い
僕ら何度だって思い合って 光っていくんだよ
消せない最低は 理想じゃない
なんかハイなシャイがちょうどいいや 救っていたいのさ

DECO*27 -夜行性ハイズ

解釈

眠たいけど、明日になってほしくないからまだ寝ない
僕らは何度だって慰め合って愛し合う
消したい最悪な過去は、なにも消すことが理想じゃない
ハイになって、それでもそんな自分に照れてしまう、そんな関係が心地いい


彼女は明日がくることを恐れ、疲れ切っているにもかかわらず主人公との時間が終わってほしくないとなかなか寝ようとしません。

昼間の鬱屈とした彼女とは一転、主人公と過ごす夜は安心と喜びから少々ハイテンションになってしまいます。そんな自分が少し恥ずかしいのか彼女は照れているような感じが伺えます。

 

「死にたい」「消えたい」も 異常じゃない
よしよしのシーで秘密会議 ほら吐き出しちゃおう
君は泣いたって 綺麗だよ
さらばアンチビート 前を向いて 笑っていこうじゃない もう

DECO*27 -夜行性ハイズ

解釈

「死にたい」「消えたい」と思う気持ちは異常じゃない
二人だけでこっそり慰め合って、全部吐き出してしまおう
君は泣いていてもとても綺麗なんだ
もうネガティブ思考はやめて、前を向いて行こうよ


彼女は主人公に「死にたい」「消えたい」と気持ちを吐露します。主人公はそんな彼女に「そういった気持ちになるのは決しておかしなことではないよ」と諭して、彼女の気持ちを優しく受け止めようとするのです。

主人公は彼女のことを非常に大切に、またいとおしく思っているのでしょう。彼女の涙する姿すらも“美しい”と褒めてしまうのですから。

2番

寂しくない 悲しくない
塗り重ねた強がり 深い青 洗い流せたら
バイバイを バイバイを
バカみたいな世界にありがとう 探さないでね

DECO*27 -夜行性ハイズ

解釈

「寂しくない」「悲しくない」 なんて嘘をつき強がる
彼女が僕にさよならを言う
今までの幸せだった日々をありがとう
どうか探さないでねと、彼女は言う


曲を通して主人公目線でしたが、ここの一部分だけ彼女の言葉が綴られています。彼女は、自分の気持ちに嘘をつき強がるようになります。

そして、彼女は主人公に「さようなら」と言うようになりました。今まで散々ボロボロな自分を慰め愛してくれてありがとうと、彼女は主人公から自立しなくてはいけないと考えるようになります。

おそらく主人公は彼女を心配し探し出すのではないかということを考え、あらかじめ「私を探さないように」と伝えます。

 

そうして僕らは広くも狭くも熱くも寒くもないこの部屋で
抱き合って息するの
常識はずれを外れて 二人だけの愛言葉で鍵をかけたら
さあどんな夜行をしようか
だけど痛い だから痛い
優しさが沁み込んでいく
消毒を始めようか

DECO*27 -夜行性ハイズ

解釈

そうして僕らはなんの変哲もないこの部屋で
愛を確かめ合い生きる希望を見いだすの
常識を目一杯外れて、二人だけの世界に閉じこもり
今夜はどんな風に愛し合おうか
こんな風に君と二人の世界にいつまで閉じこもれるだろう
不安でしょうがないけど
そんなときにまた君の優しさが沁み込んでいく


主人公はそんな彼女の言動や気持ちはすべて見透かしており、その気持ちすら大きく包み込んでまた深く愛情を与えるのです。

しかし、自立を言い出した彼女に対し、彼女はいつまで自分を必要としてくれるのか、むしろ彼女に依存し彼女なしの生活など考えられなくなっている自分にひそかに気づきます。

そんな未来は不安でしょうがない、いつまで彼女と二人の時間を過ごせるのか、主人公もまた彼女がいなくては生きていけないことを自覚していくのです。

 

眠たいが寝ない まだ今日が良い
声を何度だって送りあって 保ってきましたが
やめよう 逃げよう 大丈夫だよ
もう寝たっていいの ちゃんと僕が 守ってあげるから

DECO*27 -夜行性ハイズ

解釈

眠たいけど、明日になってほしくないからまだ寝ない
僕らは何度だって支え合ってここまで来た
でも、もう逃げてしまおうか
もう明日になっても大丈夫、僕が守ってあげるから


二人はどんなときもこうして夜に愛し合い支え合って日々を乗り越えてきたと自負しています。

しかし、彼女が自分の力で現在の状況を打破し、主人公のことを必要とされなくなる前に、主人公はある行動に出ます。主人公自身が彼女の環境を変えてしまい、自分無しでは生きられないよう彼女をさらってしまおうとしているのです。

 

“おはよう”をしよう また“今日”にしよう
よしよしのシーで秘密会議 ほら吐き出しちゃおう
僕も泣いちゃって やばいから
さらばアンチビート 前を向いて 笑っていこうじゃない

DECO*27 -夜行性ハイズ

解釈

また今日が始まるね
不安だろうけどまた二人でこっそり慰め合って、全部吐き出してしまおう
ついには僕も涙が止まらないよ
もうネガティブ思考はやめて、前を向いて行こうよ


主人公は彼女のいない毎日なんて考えられず、もしそうなったときのことを考えると恐ろしいほどの孤独と絶望、恐怖におそわれます。

どんな毎日が来ても、自分が彼女を一生守っていくのだと彼女に語りかけますが、それは自分自身にも言い聞かせるように錯覚させます。

 

弱虫な僕達は 変わっても変わってない
終わらない 今日もハイズ
光っていく 光っていく
ツライのは ツライけど
二人で乗り越えるさ

DECO*27 -夜行性ハイズ

解釈

弱虫な僕達はいつまでもなにも変わっていないみたいだ
今日もハイテンションで
いつまでも終わらない
つらいけど二人で乗り越えるしかないさ


主人公がいないと「死にたい」「消えたい」と思い日々を生き抜くことができない彼女。

そして、そんな彼女に頼られ求められることに安心と愛情を感じている主人公は、どちらも依存し合って、一人ではどうやっても生きていくことができない関係にありました。

しかし、彼女が嘘でも自立の気持ちをのぞかせたとき、主人公の中で絶望にも似た孤独をひとたび体験してしまいます。

もしかすると、彼女は主人公なしでも生きていくことができる未来もあったのかと思いますが、主人公の弱さからその未来は絶たれます。どんなことでも二人で乗り越えていこうと言う主人公の願望にも似た言葉で、この曲は終わるのでした。

最後までお読みいただきありがとうございました

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