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【Official髭男dism(ヒゲダン)/宿命】の歌詞の意味を徹底解釈 | 夏の甲子園応援ソングを考察する!

ひいらぎ最終更新:
目次

歌詞

Official髭男dismの宿命のジャケット

曲名:宿命

アーティスト:Official髭男dism

作詞:藤原聡

作曲:藤原聡

心臓からあふれ出した声で
歌うメロディ 振り向いた未来
君から あふれ出した声と
合わさって響いた 群青の空の下

夢じゃない 夢じゃない 涙の足跡
嘘じゃない 嘘じゃない 泥だらけの笑顔
夢じゃない 夢じゃない 肩を組んで叫びたい
僕らの想い 届け!

奇跡じゃなくていい 美しくなくていい
生きがいってやつが光輝くから
切れないバッテリー 魂の限り
宿命ってやつを燃やして 暴れ出すだけなんだ

沈黙が続いたイヤフォン
自分の弱さに遠ざかってく未来
「大丈夫」や「頑張れ」って歌詞に
苛立ってしまった そんな夜もあった

夢じゃない 夢じゃない あの日の悔しさと
忘れない 忘れない 掌の爪痕
無駄じゃない 無駄じゃない それも全て讃えたい
もうあと少し

願いの熱さに 汗まみれになったり
期待背負って立って 重さに臆病になるけど
僕らの背番号 それは背中じゃなく 瞳の奥のアンサー
重なって 照らし合ってくFOREVER

緊張から不安が芽生えて
根を張るみたいに 僕らを支配する
そんなものに負けてたまるかと
今 宿命ってやつを燃やして 暴れ出す

届け!
奇跡じゃなくていい 美しくなくていい
生きがいってやつが光輝くから
切れないバッテリー 魂の限り
宿命ってやつを燃やして 暴れ出すだけなんだ

ただ宿命ってやつをかざして 立ち向かうだけなんだ

宿命という曲名の意味

宿命とは前世から定まっている運命。避けることも変えることもできない運命的なもの。という意味がありますが、どう言った意味で曲名として使われているのでしょうか?

この曲は楽曲の紹介でも触れたように、2019年夏の高校野球応援ソングに起用されているんですよね。つまり、「高校野球」のイメージに沿って歌詞が作られ、曲名が決められていると考えられます。

高校野球といえば毎年数々のドラマが生まれ、世間を沸かせますよね。9回裏ツーアウト満塁で逆転サヨナラホームランなんて打った選手がいたら、まるで生まれた瞬間から運命的に決まっていたんじゃないかなんて思ってしまうものです。

そんな、まるで運命的に決められていたかのような高校野球のドラマをイメージして「宿命」と曲名にしたのかもしれませんね。

つまり、「前世から定まっている運命(=高校野球のドラマ)」という意味が「宿命」という曲名の意味だと思います。

宿命の歌詞の意味を徹底解釈

1番

心臓から溢れ出した声で
歌うメロディ振り向いた未来
君から溢れ出した声と
合わさって響いた
群青の空の下

Official髭男dism(ヒゲダン) -宿命



解釈

無意識のうちに胸の奥から溢れ出してくる想いで
未来に突き進んだ。
君の想いも合わさって一緒に前に進んだんだ。
青い夏の空の下。


夏の群青の空。どこまでも透き通っているかのような夏の青は、選手たちの清々しい心を表現しているかのように感じますよね。この歌詞だけで青春を感じさせてくれて、ぐっと曲に引き込まれる気がします。

心臓から溢れ出した声。これは高校野球の選手の甲子園に行きたいという純粋な想いを表現しているのではないでしょうか。混じりっけのない純粋な想いだからこそ数々のドラマが生まれるのかもしれませんね。

 
夢じゃない夢じゃない
涙の足跡
嘘じゃない嘘じゃない
泥だらけの笑顔
夢じゃない夢じゃない
肩を組んで叫びたい
僕らの想い 届け

Official髭男dism(ヒゲダン) -宿命



解釈

うまくいかなくて泣いた涙は夢じゃない。
泥だらけの笑顔という努力の結晶も夢じゃない。
みんな一丸になって「僕らの想いが届け」って叫びたい。


ここの歌詞は、努力して時には泣いて。野球を通してチームが一丸となっていくという清い青春の一面を歌っているのでしょう。

そもそも、別に野球でなくても青春なんてできるのですから、野球が好きでないならやめて他のことをすればいいわけです。

それでもここに残ったチームの一員だからこそ、みんな同じ方向を向いて歩めるのかもしれませんね。

 
奇跡じゃなくていい
美しくなくていい
生きがいってやつが
光り輝くから
切らないバッテリー
魂の限り
宿命ってやつを
燃やして暴れ出すだけなんだ

Official髭男dism(ヒゲダン) -宿命



解釈

奇跡じゃなくてもいい。
美しく勝てなくてもいい。
君と一緒に野球ができるということが何よりも価値があるから
僕らは絶対に裏切らないバッテリーなんだ。
魂が尽きるまで宿命を信じるだけなんだ。


ここの説明をする前に前提知識として、藤原さんの歌詞に込めた想いを見ておきましょう。
美しいものばかりじゃなくてもいいし、奇跡みたいなことばかりが起こらなくてもいい、という歌詞がサビの部分にあるのですが、これは僕が伝えたかった思いです。試合の中にドラマや奇跡のようなことがなくても、選手や応援団も含めた「勝ちたい」「戦いたい」「応援したい」という両チームの思いに、言葉が必要ないぐらいのすばらしい奇跡がすでに起こっている。そんな思いを込めたつもりです。

引用:Official髭男dism、新曲「宿命」が『熱闘甲子園』テーマソングに決定

つまりインタビュー は、仲間とともに今試合にいるだけで、すでに奇跡が起きてるんだということを伝えたいのだと思います。

その藤原さんの想いが「生きがいってやつが光り輝くから」という歌詞で表現されているのでしょうね。

Official髭男dism(ヒゲダン)の歌ってなんというか、歌詞の伝えたいことがびしっと一本、筋が通っていて訴えかけてくるものがありますよね。

2番

沈黙が続いたイヤホン
自分の弱さに
遠ざかってく未来
大丈夫や頑張れって歌詞に
いらだってしまった
そんな夜もあった

Official髭男dism(ヒゲダン) -宿命



解釈

音がなっていることにも気づかないほど悔しかった日もあった。
自分の弱さに未来が遠ざかっていくような気がした。
「大丈夫」「頑張れ」って励ましてばっかくる曲が嫌になる夜もあった。


ここは主人公の「挫折」を歌っている部分なのだと思います。「沈黙が続いたイヤホン」という歌詞がより主人公の余裕のなさを印象付けますよね。

甲子園ではキラキラしている球児も、影ではこうやって何度も挫折を繰り返して成長していっているのかもしれませんね。

そんな努力があるからこそ、あの晴れ舞台に立てるのかもしれません。

 
夢じゃない夢じゃない
あの日の悔しさと
忘れない忘れない
手のひらの爪痕
無駄じゃない無駄じゃない
それも全てたたえたい
もうあと少し

Official髭男dism(ヒゲダン) -宿命



解釈

あの日の悔しさは絶対に忘れない。
手のひらの豆は無駄じゃない。
今までの小さな努力だって讃えたい。
あと少し。


夢じゃない夢じゃない、忘れない忘れないと繰り返し歌詞にすることで、主人公が自分に言い聞かせているかのように聞こえますね。

ものすごく不安な様子が想像できます。

手のひらの爪痕とは、手のひらの豆のことを言っているのだと思います。

高校時代ではありませんが私自身野球をやっていた経験があるんですが、バットを素振りしているとすぐ手のひらに豆ができてしまうんですよね。

普通なら、痛くて嫌な物のはずなんですけど、なんだか努力が認められた気がしてすごく嬉しい物なんです。

主人公もそうだったのではないでしょうか?

自分の無力さに挫折したくなってしまうけれど、今までの努力の結晶を見てもう少し頑張ってみようかなと思う。そんな想いが手に取るようにわかります。

 
願いの熱さに
汗まみれになったり
光背負ってたって
重さに臆病になるけど
僕らの背番号
それは背中じゃなく
瞳の奥のanswer
重なって照らし合ってくforever

Official髭男dism(ヒゲダン) -宿命



解釈

勝ちたいという願いの強さに
汗まみれになって努力しても、期待に押しつぶされるそうになる。
僕の選手という証は、背中じゃなく、僕の瞳の奥にあるんだ。


甲子園に出ることになれば、いくら努力して積み上げてきても、周りからの期待で押しつぶされそうになってしまうのかもしれません。

そんな時に、チームのみんなと力を合わせて乗り切ろうということをこの歌詞は歌っているのだと思います。