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【スピッツ/優しいあの子】の歌詞の意味を徹底解釈 | NHK連続テレビ小説「なつぞら」の主題歌を考察する!

ひいらぎ最終更新:
目次

歌詞

スピッツの優しいあの子のジャケット

曲名:優しいあの子

アーティスト:スピッツ

作詞:草野正宗

作曲:草野正宗

重い扉を押し開けたら 暗い道が続いてて
めげずに歩いたその先に 知らなかった世界
氷を散らす風すら 味方にもできるんだなあ
切り取られることのない 丸い大空の色を
優しいあの子にも教えたい ルルル…

口にする度に泣けるほど 憧れて砕かれて
消えかけた火を胸に抱き たどり着いたコタン
芽吹きを待つ仲間が 麓にも生きていたんだなあ
寂しい夜温める 古い許しの歌を
優しいあの子にも聴かせたい ルルル…

怖がりで言いそびれた ありがとうの一言と
日なたでまた会えるなら 丸い大空の色を
優しいあの子にも教えたい ルルル…

優しいあの子という曲名の意味

「優しいあの子」という曲名にはどんな意味があるのでしょうか。自分はこの曲名には2つの解釈の仕方があると思いました。

まず1つ目はこれを聞いた時にあなたはどう解釈しましたか?私はこの曲を聞きこの曲名を読んだときに昔の恋人を思い出しました。
あなたも誰か知り合い思い出したはずです。つまりこの曲を、曲名を聞いた人の心の中にいる誰かに当てはまるようにできていると解釈しました。
あの子というとてもぼやけた表現の仕方がこの曲名を読んだ人が自分の中の誰かに当てはめやすくなっていると解釈できるからです。

そして二つ目の解釈の仕方はNHK連続テレビ小説「なつぞら」の山田天陽が奥原なつに、奥原なつが山田天陽に送りたい曲と解釈できるのです。
「なつぞら」では奥原なつがアニメーターを志して東京に上京してしまい、山田天陽は北海道におりお互い恋心を抱いているような描写がありながらも口にできず離れ離れになってしまいます。そういった二人の交差する感情を描いた歌だと思います。
歌詞にもあの子と共有したいというような内容があることからもそう解釈できると思います。この楽曲は「なつぞら」の主題歌ということもあり、後者の解釈の仕方で歌詞も解釈していきたいと思います。

優しいあの子の歌詞の意味を徹底解釈

1番

重い扉を押し開けたら 暗い道が続いてて
めげずに歩いたその先に 知らなかった世界
氷を散らす風すら 味方にもできるんだなあ

スピッツ -優しいあの子



解釈

酪農かアニメーターかで悩んだ末にアニメーターを選んだら 一筋縄ではいかなくて
それでもなんとか頑張っていたら アニメーターや漫画映画の業界に入れた
最初は敵のように見えた人たちでも 味方になってくれることもあるんだな


解釈の「悩んだ末」という部分ですが、なつのおじいさんの夢をとるか自分の夢をとるかという葛藤を歌詞の「重い扉」という部分から解釈しています。

また、解釈の「敵のように見えた人たち」という部分はなつのアニメーターの先輩であるまこさんや、川村屋のマダムなどのことだと歌詞の「氷を散らす風」つまり、氷すらも吹き飛ばしてしまう荒々しい風という部分から解釈しています。

 

 
切り取られることのない 丸い大空の色を
優しいあの子にも教えたい ルルル…

スピッツ -優しいあの子



解釈

いつもそこにある このきれいな空を
妹の千春にも見せてあげたいなあ


解釈の「妹の千春」という部分は今なつが見ている空を見れているかどうかが東京に来てわからなくなったことから「優しいあの子」を「妹の千春」と解釈しました

 
口にする度に泣けるほど 憧れて砕かれて
消えかけた火を胸に抱き たどり着いたコタン
芽吹きを待つ仲間が 麓にも生きていたんだなあ

スピッツ -優しいあの子



解釈

酪農が夢と嘘を言うたびに泣けてしまうほど アニメーターに憧れてでも無理で
諦めそうになった夢を抱いていたら 東京でたどり着いた夢の業界
同じ夢をかなえたい人が 初心者でも何もわからなくてもいるんだなぁ


解釈の「酪農が夢と嘘を言うたびに」という部分は「なつぞら」ではアニメーターが夢と必死に言ってこなかったことと、「酪農が夢」と何度も嘘を口にしてきたので歌詞の「口にするたびに泣けるほど」から解釈しました。

歌詞の「コタン」ですが、アイヌ語で集落という意味なので人が集まる場と解釈し、「業界」としました。

歌詞の『芽吹きを待つ」はまだ芽吹いていないということからまだアニメーターになれていない人やなつが試験会場で出会った人たちのことだと解釈し、歌詞の『麓」はまだ山に登っていない人、つまり、まだ挑戦できていない人たちのことだと解釈し、「初心者でも何もわからなくても」としました。

 
寂しい夜温める 古い許しの歌を
優しいあの子にも聴かせたい ルルル…

スピッツ -優しいあの子



解釈

東京で一人の寂しい夜の心を温かくする 自分を許してくれる古い歌を
奥原なつにも聴かせてあげたい


歌詞の「寂しい夜」は東京で孤独に頑張っている奥原なつのことだと解釈し「東京で一人の寂しい夜の心を温かくする」とし、「古い許しの歌」はなつが妹を救えなかった自分のことを許しておらず自分を許してほしいというなつに対する歌だと解釈し「自分を許してくれる歌」と記述しました。

この歌は山田天陽と奥原なつの交差する感情の曲なので山田天陽の視点だと解釈し、「奥原なつにも聴かせてあげたい」と記述しました。

 
怖がりで言いそびれた ありがとうの一言と
日なたでまた会えるなら 丸い大空の色を
優しいあの子にも教えたい ルルル…

スピッツ -優しいあの子



解釈

まだ臆病で言えなかった ありがとうというただ一言と
あの北海道のひなたでまた会うことができるなら なにもない丸い大空の色を
今のこの景色を奥原なつにも教えたい


歌詞の「怖がり」というのは山田天陽が恋愛感情を持っていたけれどありがとうと言うと終わりになってしまうようで臆病なってしまって言えなかったと解釈し、「臆病」としましたまた、「日なたでまた会えるなら」は山田天陽が奥原なつに北海道に戻ってきてまた同じ日を浴びて同じ大空を見たいと解釈したので「あの北海道のひなたでまた会うことができるなら」と記述しました。

歌詞の「優しいあの子」というのは今北海道にいない奥原なつに対して山田天陽が今見ている北海道の空を見せてやりたいという意味だと解釈して「今のこの景色を奥原なつにも教えたい」と記述しました。