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美波 ホロネスサムネイル

【美波/ホロネス】の歌詞の意味を徹底解釈 | 最後の英語の歌詞の解釈によって結末が分かれる曲!

ひいらぎ(編集)最終更新:
目次
歌詞
美波のホロネスのジャケット

曲名:ホロネス

アーティスト:美波

作詞:美波

作曲:美波

君は言う“もう楽になれるよ”と
今思えばそれが甘い罠になっていたんだ

今日も人の理想で私は具現化されていく
虚構 虚言 虚像 虚心で作り上げた自分で

正直者は狼少年
嘘つきはそろそろ被害者面で嘘泣き始める時間だ 否
こんな3次元なんて逃げたくなるに 決まってんだろ

To virtualize a lie
非科学的現状と架空的言論
何でもよかったよ
愛をくれよ 愛してくれよ
言葉はもう私を癒せやしない
もうちょっと側にいてよ
足りない生きてきた証は傷 傷 代わりになって
お願い鏡の中のDoppelganger

ずっとなんてほど儚いものはなかった
全部、そう、フィクションでいい
そりゃあ瞳も閉じたくもなるだろう?

LaLaLa……

傾いてしまった
天秤の横で 私に笑った
もう君の場所はないと
帰りたくても もう帰れなくなって
言葉1つの重さも 知らなかったんだ
私の犠牲になってくれよ 理想鏡はどこへ消えた

変わり果てた姿で
私に偽りの笑みを浮かべていた

また嘘を吸い込んで
君は新しい偽を作って吐くのでしょう?
器にすぎない あいつにはなれない
全て作り上げた理想鏡

壊したかったが
壊せなかった
私の理想鏡はここしかなくて
意味もなく手を差し伸べてしまった
鏡の奥へ

To virtualize a lie
非現実的現状
ありもしない鏡像
消えていく境界線を
返してくれよと 帰してくれよと
もう一度やり直させて欲しくて
本物はここいるんだ それは違う 違うんだ
幻影の私を愛さないで 忘れないで お願い
想いを馳せて誓うよ

“I won't lie to you again. You have my word”

ホロネスという曲名の意味を考察

Loopicon

曲名のホロネスとは、日本語で「虚ろ」という意味です。
そして、「虚ろ」とはぼんやりした心でいるように見える、また、受ける感じが空しい、有様。という意味を持ちます。

「虚」という文字は、空虚や虚心など どこか寂しげな感情を我々に抱かせますが、この曲中ではどう言った意味で使われているのでしょうか。

歌詞の意味を考察していきましょう。

ホロネスの歌詞の意味を徹底解釈

1番


君は言う“もう楽になれるよ”と
今思えばそれが甘い罠になっていたんだ

美波 -ホロネス

解釈

「もう楽になれるよ」と君が言った。
今思えばそれが甘い罠だったんだ。


「もう楽になれるよ」と君が言った。とありますが、「君」とは誰なのでしょうか。この部分の歌詞ではわからないので次の歌詞を見てみましょう
今日も人の理想で私は具現化されていく
虚構 虚言 虚像 虚心で作り上げた自分で

美波 -ホロネス

解釈

虚構、虚言、虚像、虚心で作り上げた自分が今日も他人の理想の私がこの世界に存在している。


虚構とは、実際にはない、作り上げたこと。

虚言とは、他人をあざむく言葉。

虚像とは、真実を伝えてはいない人物像

虚心とは、わだかまりを持たない心。

という意味があります。

そんな「虚」で作られた主人公(私)。ここから連想できるのは「空虚」という言葉です。

ここの歌詞がが伝えたいのは、「主人公が他人の理想だけで作られた空虚な人間」ということなのでしょう。

正直者は狼少年
嘘つきはそろそろ被害者面で嘘泣き始める時間だ 否
こんな3次元なんて逃げたくなるに 決まってんだろ

美波 -ホロネス

解釈

正直者は損をする。
嘘つきはそろそろ天罰が下る頃だろう。いや、そんなはずがない。
こんな嘘をつくことが正解な3次元なんて逃げたくになるに決まってんだろ。


狼少年とは童話のオオカミ少年のことでしょう。知らない人はほとんどいないと思いますが、オオカミ少年のお話の紹介を。オオカミ少年というお話は、嘘をついて楽しんでいた少年が、いざ、嘘ではない時に信用してもらえなかったというお話です。

そこから嘘つきは天罰が下ると解釈できます。

しかし、この3次元の現実は嘘をついて他人が喜ぶ考えや、思想、外見の外面を作り上げることが正解であると主人公は考えてるようですね。つまり嘘をつくことが正解であると。

だからこの3次元から逃げたいと歌詞にしているのでしょう。

To virtualize a lie
非科学的現状と架空的言論
何でもよかったよ
愛をくれよ 愛してくれよ
言葉はもう私を癒せやしない
もうちょっと側にいてよ
足りない生きてきた証は傷 傷 代わりになって
お願い鏡の中のDoppelganger

美波 -ホロネス

解釈

ウソを仮想化する
もうなんでもいいんだよ。
愛をくれよ。愛してくれよ。
どんな言葉も私を埋めることはできないから、もうちょっとだけ側にいてよ
まだ足りない。生きてきた証は自分でつけたこの傷だけ。
お願い、代わりになってくれよ私の鏡の中のドッペルゲンガー。


メンヘラ臭が漂う歌詞ですね。

先ほどの歌詞で3次元から逃げたいと強く願っていた主人公。そこで鏡に映る自分をドッペルゲンガーとして代わりに生きて欲しいと懇願しているのでしょう。

「生きてきた証は傷」とは自分で自分につけた傷のことでしょうか。

精神的な傷なのか物理的な傷なのかはこの歌詞からはわかりませんが、どちらにせよ、嘘をついて他人が喜ぶ考えや、思想、外見の外面を作り上げてきた主人公にはこの3次元で唯一の生きた意味は自分の傷だけということなのでしょうね。

なんとも切ないというか、やるせない気持ちになりますね。

2番

ずっとなんてほど儚いものはなかった
全部、そう、フィクションでいい
そりゃあ瞳も閉じたくもなるだろう?

LaLaLa……


美波 -ホロネス

解釈

「ずっと」なんてありえもしない言葉は儚かった。
全部フィクションでいいじゃないか。
そりゃあ現実逃避もしたくなるだろ?


「ずっと」という歌詞が少し引っかかりますね。

MVでは女の子が描かれていますから、「ずっと」とは大好きだった彼氏との永遠の愛でしょうか。歌詞から読み取ることはできませんが、少なくとも主人公は永遠というものが儚いものでしかなかったと気づき、現実逃避したようです。

傾いてしまった
天秤の横で 私に笑った
もう君の場所はないと
帰りたくても もう帰れなくなって
言葉1つの重さも 知らなかったんだ
私の犠牲になってくれよ 理想鏡はどこへ消えた

美波 -ホロネス

解釈

傾いてしまったドッペルゲンガーと私の優位。
ドッペルゲンガーが「もう君の場所はない」と嘲笑った。
現実世界に戻りたくても戻れなくて
「代わりになって」という言葉の重さを知らなかったんだ。
「私の犠牲になってくれよ」とドッペルゲンガーがいう。
私の理想郷はどこへ消えた?


ここの歌詞をあらすじを軽く解釈してみます

1番サビで鏡に映るドッペルゲンガーに「代わりになって」と頼んだ主人公。ここで、ドッペルゲンガーと主人公の優位が入れ替わり、3次元世界でドッペルゲンガーが活動するようになり鏡の中の2次元世界に主人公が閉じ込められてしまいます。

そして、思ってた以上に2次元世界は3次元世界よりも最悪で、3次元世界から逃げることで理想郷に行けると思っていた主人公は「私の理想郷はどこへ消えた?」と嘆くところで終わります。

ここで思い出させられるのは、一番の「正直者は狼少年」という歌詞ですね。私はこの歌詞を「正直者は損をする」と解釈しましたが、主人公も「3次元世界は苦痛だから代わりになって」と正直に打ち明けたばかりに損をしていますよね。

もしかしたら「正直者は狼少年」という歌詞とリンクしているのかもしれません。

変わり果てた姿で
私に偽りの笑みを浮かべていた

美波 -ホロネス

解釈

ドッペルゲンガーは私とはかけ離れた姿で偽りの笑みを浮かべていた。


説明するところがないので割愛します。
また嘘を吸い込んで
君は新しい偽を作って吐くのでしょう?
器にすぎない あいつにはなれない
全て作り上げた理想鏡

美波 -ホロネス

解釈

またウソを吸い込んでは吐いて
君(ドッペルゲンガー)は偽りの自分を作るのでしょう?
私の理想を映した鏡のドッペルゲンガーはあいつにはなれない


「あいつ」とは嘘をついて他人が喜ぶ考えや、思想、外見の外面を作り上げた自分のことを言っているのだと思います。つまり、この曲には「主人公」と「ドッペルゲンガー」と「他人の理想で作り上げられた自分」が登場していることになりますね。
壊したかったが
壊せなかった
私の理想鏡はここしかなくて
意味もなく手を差し伸べてしまった
鏡の奥へ

美波 -ホロネス

解釈

鏡を壊したかったが壊せなかった。
私の理想はこの鏡にしかなくて
鏡の奥へ意味もなく手を差し伸べてしまった。


ここでは主人公の後悔が歌われていますね。今までスルーしていましたが理想郷が「理想鏡」になっていることに気づいていましたでしょうか?

ここの「郷」が「鏡」になっているのは鏡の中に主人公の理想があったということを表現したいのかもしれませんね。
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To virtualize a lie
非科学的現状
ありもしない鏡像
消えていく境界線を
返してくれよと 帰してくれよと
もう一度やり直させて欲しくて
本物はここいるんだ それは違う 違うんだ
幻影の私を愛さないで 忘れないで お願い
想いを馳せて誓うよ

美波 -ホロネス

解釈

ウソを仮想化する
ありもしない鏡像
元に世界に戻してくれよともう一度やり直したくて。
本物は私なんだ。ドッペルゲンガーの私を愛さないで。私を忘れないでお願い。


ドッペルゲンガーが周りに受け入れられて愛されている様子を見て、主人公が後悔する様子が歌われていますね。

ここでも「正直者は損をする」という歌詞が頭をよぎりますね。

“I won't lie to you again. You have my word”

美波 -ホロネス

解釈

私はもう嘘をつかない。そう約束する。


この歌詞はどちらが言った言葉なのでしょうか?

もし、主人公が言ったと解釈するなら「私はもう現実世界がいやだなんてウソをつかない」と解釈できますし、ドッペルゲンガーが言ったと解釈するなら「もう私はウソをつかない。ありのままの自分で生活する」と解釈できます。

2重の意味で取れる歌詞ですが、皆さんはどちらで解釈しますか?