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【須田景凪(バルーン)/パレイドリア】の歌詞の意味を徹底解釈 | 本来ないはずのものが見える世界

ひいらぎ(編集)最終更新:
目次

歌詞

須田景凪のパレイドリアのジャケット

曲名:パレイドリア

アーティスト:須田景凪

作詞:須田景凪

作曲:須田景凪

揺れるカーテンと有り触れた映画が心地好かったから
消えゆくままの群青を横目に映した
募る哀情と移り気な愛慕に身体を預けては
過ぎ行くだけの生活を幸せと呼んだ

下らない理想で笑い合っていた
この日々の終わりを見据えたくないもんな

不確定 深夜 変わらない関係
もっと夢を見ていたいのに
ほら夜は沈んでいくんだね

目が回る様な絶え間ない堂々
ずっと此処にいてもいいかな
この愛は溢れていくんだね

来たる安定と擦り切れたアイボリー 針の止まった時計
過ぎ行くだけの生活を手離せなかった

日に日に徒然暮れてく今日は
常々僕らにまとわりついて
嗚呼 つまらない毎日だ どうか救ってくれ

干涸びた希望で許し合っていた
この日々の仕組みを認めたくないもんな

不関係 前夜 移り行く造形
もっと夢を見ていたいのに
この夜も滲んでいくんだね

身を焦がす様な鮮やかな群青
きっと間違えてはいないよね
繋がった手に尋ねていた

これから君とふたりで 覚束ない夢を語るの
それから君とふたりで 終わらない歌を歌うの

下らない理想で笑い合っていた
この日々の終わりに隣にいたいもんな

不確定 今夜 変わらない関係
もっと夢を見ていたいのに
ほら夜は沈んでいくんだね

目が回る様な絶え間ない堂々
ずっと此処にいて欲しいから
この愛を重ねていくんだね

パレイドリアという曲名の意味

パレイドリアという歌詞にはどのような意味が込められているのでしょうか?調べてみると、同じ名前の「パレイドリア現象」という言葉が出てきました。

これは、月にウサギや蟹や人の顔などの模様が見えたり、木の陰などが人の顔に見え、心霊写真のようになる現象のことで、本来そこにないはずのものがパターンとしてみえる心理現象の事です。

しかし、これは妄想や創造のようなもので、超常現象のことではありません。

つまり、日常に含まれる不気味さを表しているといえます。

パレイドリアの歌詞の意味を徹底解釈

1番

揺れるカーテンと有り触れた映画が心地好かったから
消えゆくままの群青を横目に映した

揺れ動く気持ちとありふれた日々が心地よかったから
消えていく自由な気持ちを自覚してみないふりをした。

カーテン、には夢占いで「あなたの心を覆うもの」という意味があります。故にここでは、なにか隠している気持ち、という風に解釈をしました。

ありふれたという言葉がついているので、映画も日々と解釈。

また、群青、空色は、夢占いにて自由や発展を意味します。消えていく自由、と解釈し、横目にちらりと見た、という解釈としました。

 

下らない理想で笑い合っていた
この日々の終わりを見据えたくないもんな

くだらない理想で笑いあっていた
この日々の終わりを考えたくないな

ありふれた日常の中で、くだらない理想を笑いあっている。

そんな日々が終わってほしくない、という意味の歌詞ですね。

 

不確定 深夜 変わらない関係
もっと夢を見ていたいのに
ほら夜は沈んでいくんだね

須田景凪 -パレイドリア

解釈

不確定で開放的な、そんな変わらない関係を続けていたいのに、それは終わっていく。


夜には「開放的、自由」という意味があります。

そんな変わらない関係を夢みたい、いつまでも続けていきたい、でも夜は沈んで終わっていく。前フレーズと同じような、そんな解釈です。

 

不確定 深夜 変わらない関係
もっと夢を見ていたいのに
ほら夜は沈んでいくんだね

須田景凪 -パレイドリア

解釈

不確定で開放的な、そんな変わらない関係を続けていたいのに、それは終わっていく。


夜には「開放的、自由」という意味があります。

そんな変わらない関係を夢みたい、いつまでも続けていきたい、でも夜は沈んで終わっていく、そんな解釈です。

 

目が回るような絶え間ない堂々
ずっと此処にいてもいいかな
この愛は溢れていくんだね

須田景凪 -パレイドリア

解釈

目が回るほど絶え間ない堂々巡り
ずっとここにいてもいいかな、問いかけるけど
愛はあふれ、受け止め先を失っていく


ここの堂々は今までの文脈、そして目が回るような、という点から「堂々巡り」と解釈。

ずっとここにいてもいいかな、と誰かに呼び掛けているように聞こえます。その呼び掛けている対象こそが愛を受けとめる側でしょう。

然し、その愛はあふれ、受け止めきることはできませんでした。

2番

来たる安定と擦り切れたアイボリー
針の止まった時計
過ぎ行くだけの生活を 手離せなかった

須田景凪 -パレイドリア

解釈

再び来た安定、失った導き、止まってしまった時間。
過ぎていくだけの生活を手放せなかった。


「アイボリー」とは象牙、それからの派生で象牙色という意味の言葉です。つまり、これは象牙色の何かが擦り切れているということです。

また、象牙には自らを導いてくれるひと、という意味もあります。

針の止まった時計ともありますし、今までの安定とは違うということが分かります。

そして、最後の歌詞で、今までの生活を変えることができなかった、その結果が前2つの歌詞、という風にとることができます。

となると来たる安定、というより、変えることのできなかった安定、と解釈できるわけです。

 

日に日に徒然暮れてく今日は
常々僕らにまとわりついて
嗚呼 つまらない毎日だ
どうか救ってくれ

須田景凪 -パレイドリア

解釈

日に日に変化のないまま暮れていく僕たちの今日はつまらないから、どうか救ってほしい。


「徒然」とは、変化のない環境で感じる退屈のことです。

そんな退屈な日々がつまらなく、どこかに救済を求めているフレーズです。

 

干涸びた希望で許し合っていた
この日々の仕組みを 認めたくないもんな

須田景凪 -パレイドリア

解釈

望みの薄い希望にすがっていた
このつまらない日々の現実をみたくない


干からびた、ということでその希望には意味がない、という風に解釈。

その希望で日々を生きてきたというのが最初の歌詞で、その日々の「仕組み」を見ないふりしている…という歌詞です。

 

不関係 前夜 移り行く造形
もっと夢を見ていたいのに
この夜も滲んでいくんだね

須田景凪 -パレイドリア

解釈

今と関係のない昔のことを思い出す。しかし思い出は変わっていき思いだせない。
もっと思いだしたいが、この瞬間も終わっていってしまう。


この夜も、という歌詞から、1番の時系列からずれていることが分かります。

そして、今までの歌詞から「愛を受けとめてくれる人がいなくなった直後」ととるのが一番しっくりくるでしょう。

不関係というのを、今とは関係のない、ととります。

前夜とは一番の沈んでいった夜、愛を受けとめてくれた人の存在を失う直前の事でしょう。

夢を見ていた、しかし、造形が変わってしまう。思い出せなくなっていっている、と解釈しました。

 
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身を焦がす様な鮮やかな群青
きっと間違えてはいないよね
繋がった手に尋ねていた

須田景凪 -パレイドリア

解釈

手に入れた自由。しかし残す身を焦がすような思い。
きっと間違えてないよね、つないだ手に尋ねた。


いちばんでも出てきた群青がまた出てきました。

前の愛を受けとめてくれた人をうしない、より強い自由を手に入れた。しかし、それに対してなにか身を焦がすような思いがする。

そして、新しくできた人に対して、手をつなぎながら「間違っていないよね」と念を押しているところですね。

 

これから君とふたりで 覚束ない夢を語るの
それから君とふたりで 終わらない歌を歌う

須田景凪 -パレイドリア

解釈

これから新しい人と夢を語り、終わらない歌を歌う。


この「君」は、文脈から最初の愛を受けとめてくれた人ではありません。

前のフレーズから、手をつないでいた人物であると考えられます。

その人物と、これから夢を語り、歌を歌い続けるのです。

 

下らない理想で笑い合っていた
この日々の終わりに 隣にいたいもんな

須田景凪 -パレイドリア

解釈

くだらない理想で笑いあっていた日々、それに終止符をうった時、君の隣にいたい


一番のくだらない理想で笑いあっていた瞬間、その日々の終わりに、新しくできた人のとなりにいたい、という意味でしょう。

 

不確定 今夜 変わらない関係
もっと夢を見ていたいのに
ほら夜は沈んでいくんだね

須田景凪 -パレイドリア

解釈


この歌詞は、一度解釈しているので割愛します。

 

目が回るような絶え間ない堂々
ずっと此処にいて欲しいから
この愛を重ねていくんだね

須田景凪 -パレイドリア

解釈

目が回るような堂々巡り
ずっと一緒にいてほしいから、この愛を重ねていくんだ。


前の受けとめてくれた人と同じような堂々巡り、しかし今回は違い、ずっと一緒にいてほしい。

だから、前を乗り越えて愛を重ねていく、という歌詞です。