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【須田景凪/Veil】の歌詞の意味を徹底解釈 | 炎炎ノ消防隊のEDを考察する!

ひいらぎ最終更新:
目次

歌詞

須田景凪のveilのジャケット

曲名:veil

アーティスト:須田景凪

作詞:須田景凪

作曲:須田景凪

笑えない日々を辿ったって
変わらない今を呪ったって
宙に舞った言葉じゃ
あなたを救えないのだろう

届かないままの景色と
温まることない痛みと
肩を寄せ合って歩いていた
遠いところへ行けるように

あなたの言う希望だとか
夢に見た理想ならば
どんなに冷たくたって愛してみせるよ

笑えない日々を辿ったって
変わらない今を呪ったって
宙に舞った言葉じゃ
あなたを救えないのだろう

不甲斐ない声で叫んだって
熱を持つ夜に変わっていく
この手が離れても
また歩いて行けるように

分かち合うことない言葉が
ふと気付く度に増えていた
今と向き合って変わっていく
その姿を見ていて欲しい

あなたの言う未来は
ただ、この手に収まらなくて
どんなに繕ったって
その笑みの奥を疑ってしまうだろう

終わらない日々の向こうだって
救えないくらいの憂だって
この指がもがくほど
遠く滲んでしまうのだろう

触れない思いの色なんて
知りたくはないと思っていた
あなたが居なくても夢を見ていたいのに

象ったような不幸があなたを襲うなら
この手の平で触れていたいな
繕って吐いた言葉が誰かを呪うなら
口をつぐんでさ

笑えない日々を辿ったって
変わらない今を呪ったって
宙に舞った言葉じゃ
あなたを救えないのだろう

不甲斐ない声で叫んだって
熱を持つ夜に変わっていく
この手が離れても
また歩いて行けるように
さよならは言わずに
何処かでまた会えるように

veilという曲名の意味

Veilとはおおって見えなくするものや、見せかけ、口実、仮面などの意味がある単語ですが、一体どう言った意味で曲名として使われているのでしょうか?

この「Veil」という曲は、TVアニメ『炎炎ノ消防隊』エンディングテーマに起用されています。つまり、アニメの内容に沿って曲名がつけられている可能性が高いわけです。
まずは、『炎炎ノ消防隊』がどんなアニメか知るために、Wikipediaの紹介を引用してみます。

ある日を境に突然始まった人体自然発火現象によって全身が炎に包まれ変異し暴れ出すようになった「焔ビト」と呼ばれる怪物や、それによって引き起こされる脅威と戦う特殊消防隊の活躍を描いた消防士SF漫画作品。サスペンスやバトルアクションの要素を取り入れたサイエンス・ファンタジー作品でもある。

Wikipedia -炎炎ノ消防隊

どうやら、消防士SF作品のようですね!ということは、Veilとは消防服のことを指しているのでしょうか?それとも「焔ビト」の炎のことを指しているのでしょうか?

どちらのことを指しているのかはわかりませんが、どちらにしても、Veilは「おおって見えなくするもの」という意味で曲名として使われていそうですね!

ただ、歌詞を見てみないとなんとも言えないので、歌詞をしっかりみていきましょう!

veilの歌詞の意味を徹底解釈

1番

笑えない意味を辿ったって
変わらない今を呪ったって
宙に舞った言葉が
あなたを救えないのだろう

須田景凪 -Veil



解釈

笑えない理由を探したって、何も成長しない自分を責めたって

そんな精神状態で発した言葉があなたの救うはずがないから。


心から笑えない自分が嫌で憂鬱になって、成長しない自分を見るたびに悔しくなる。

そんな「負」の感情に支配されているこの曲の主人公では、あなた(誰だかわかりませんが)を救うことができないのかもしれませんね。

あなたを言葉で救いたいのなら、この曲の主人公は納得のいかない「今」から目をそらして、前に進むしかないのかもしれませんね。

 
届かないままの景色を
温まることない痛みと
肩を寄せ合って歩いていた
遠いところへ行けるように

須田景凪 -Veil



解釈

まだみたことがない景色(希望)を見るために

まだ癒えない痛みとともに前に進んできた。

想像もできないほど強くなるために。


この部分の歌詞ではまだ「希望」という言葉は出てきてはいませんが、次に続く歌詞で「希望」という歌詞があり、景色=希望であると思ったのでそう解釈しています。

「温まることない痛み」という歌詞。この曲はバトルもののアニメのEDですから、傷の痛みという意味が込められているのでしょう。加えて、「笑えない意味を辿ったって 変わらない今を呪ったって」という歌詞からもわかるように、「心の痛み」という意味も込められているのだと思います。

いろんな痛みを抱え、ボロボロになりながら前に進む主人公。まさに正統派主人公と感じさせるような人物ですね。

 
あなたの言う”希望”だとか
夢に見た理想ならば
どんなに冷たくたって
愛してみせるよ

須田景凪 -Veil



解釈

あなたがよく口にする「希望」という言葉。

あなたが口にした言葉なら、たとえどんなに悲しい希望だって愛してみせるよ。


希望とは、未来に望みをかけること。こうなればよい、なってほしいと願うこと。また、その事柄の内容。という意味を持つ言葉です。

「希望」と聞けばいい未来を想像しがちですが、「希望」という言葉の意味からもわかるように必ずしもいい未来を願っているとは限らないんですよね。

たとえ、悲しい未来を願ったとしても君が願うなら愛してみせるという場面によっては告白の言葉にすら聞こえる想いをここでは歌っているのかもしれませんね。

 
笑えない意味を辿ったって
変わらない今を呪ったって
宙に舞った言葉が
あなたを救えないのだろう

須田景凪 -Veil



解釈

笑えない理由を探したって、何も成長しない自分を責めたって

そんな精神状態で発した言葉があなたの救うはずがないから。


曲の冒頭と全く同じ歌詞ですが、先ほどの歌詞の後に続くとなんだか言葉の重みが違うように感じますね。

 
揺るがない声で叫んだって
熱を持つ夜に変わっていく
この手が離れても
また歩いていけるように

さよならは言わずに
届かぬまま終わらぬように

須田景凪 -Veil



解釈

揺るがない想いを口に出していれば、冷たい夜も熱を持ってくるだろう。

そうしたら、手を繋がなくても歩けるはずだから

「さよなら」と言えずにあなたと別れたくないから。


夜とは、しばしば冷たいと表現されます。面白いことに、多くの歌手が夜を冷たいと表現するんですよね。もしかしたら、なんだか物悲しい感じがするから冷たいと表現するのかもしれません。

そんな冷たい夜が熱を持てば手が離れても歩いていける。つまり、手を繋がなくても一人で前に進めるということでしょうか。

なんだか、失恋ソングに聞こえてきますね。失恋ソングだと仮定すると、先ほどの歌詞の「あなたの希望」というのは別れることを指すのかもしれませんね。そして揺るがない声というのは別れる決断をするということなのかもしれません。

曲名のVeilも「おおって見えなくするもの」という意味ではなく、「(本当は別れたくないけれど、あなたが別れたいというから別れるという)別れる口実」という意味で使われているのかもしれませんね。

アニメに沿った解釈と、Veilという曲単体での解釈の2通りの考察ができて面白い歌詞ですね。