【ずっと真夜中でいいのに。/サターン】の歌詞を徹底解釈 | ACAねさんが込めた惑星の意味とは

ずっと真夜中でいいのに。

どうもこんにちは、ひいらぎ(@music_bWith)です。

このページでは、ずっと真夜中でいいのに。(ずとまよ)から2018.11.14に発売されたMiniAlbum「正しい偽りからの起床」収録曲である「サターン」の歌詞について徹底的に解釈をしていきます。

是非「サターン」を聴きながら読んでください!

関連楽曲の歌詞解釈
  • ずっと真夜中でいいのに。
  • ずっと真夜中でいいのに。
  • ずっと真夜中でいいのに。
  • ずっと真夜中でいいのに。
  • ずっと真夜中でいいのに。
  • ずっと真夜中でいいのに。(ずとまよ)って何者?

    ずっと真夜中でいいのに。をもっと知る

    「サターン」の基本情報

    ロック
    ずっと真夜中でいいのに。

    2018.11.14に発売されたMiniAlbum「正しい偽りからの起床」に収録された楽曲。何処かで聞いたことのあるような曲ですが、何回か聞いているときっと、ずとまよワールドにどっぷり浸かってしまうことでしょう。もっと詳しくサターンの紹介を見たい方は下の記事からどうぞ!

    サターンの紹介記事はこちら!

    収録アルバム

    「サターン」と言う曲名の意味

    歌詞などから考察すると、「サターン」と言うのは、ローマ神名のSaturnのことで間違い無いでしょう。

    このサターンと言うのは、太陽系の中の土星に当たる神で、他の惑星の神はマーキュリー(水星)、ビーナス(金星)、テラ(地球)、マーズ(火星)、ジュピター(木星)、ウラヌス(天王星)などがあります。ゲームなどでも擬人化されていたりしますので聞いたことのある名前もあるのでは無いでしょうか。

    ちなみに、ACAねさんはツイッターで

    このようなことを言っています。「遠距離、届けない祈り」と言う部分。この部分からACAねさんがこの曲に込めた想いを汲み取れそうですね…

    この「サターン」と言う曲は、この「土星」と言う惑星が太陽系内でどういった位置付けにあるかが歌詞を解釈する上で重要になってきます。
    そこも含めて解釈していきましょう。

    「サターン」の歌詞解釈

    もっと私だけを求めて

    私といるより楽しまないで
    心に傷を負った君がいい
    不安にさせるの得意だよね
    口下手な好きが欲しいの
    こなれないで こわしてみてよ

    ACAね -サターン

    ひいらぎの解釈

    私のいないところで、私といるより楽しまないで。
    心に傷を負っていて私だけを求める君がいい。
    私を不安にさせてばっかだよね。
    どんな言葉より口下手でもいいから「好き」って言って欲しい。
    今の関係に満足しないでもっと私を求めてよ。

    どうやら登場人物は「私」と「君」のようです。ACAねさんもツイッターで遠距離と言っていますし、歌詞でも「私のいないところで、私といるより楽しまないで。」と言っていますから、おそらくこの二人は遠距離恋愛をしているのでしょう。そう捉えると、曲中で「君」は「地球」。「私」は「土星(サターン)」と言った感じに比喩されているのでしょうか。

    自分自身、現在進行中で遠距離恋愛をしているのでわかるのですが、会っていない時って本当に不安なんですよね。少し冷たくされただけで気分が落ち込んだり…連絡が少し滞っただけで心配になったり…。主人公もきっとそんな心情なのでは無いでしょうか。
    もっと、私に依存して欲しい。もっと私だけを見て欲しいとそう願っているから「今の関係に満足しないでもっと私を求めてよ。」と願っているのでしょうね。

    心のこもっていない言葉なんて聞き飽きたよ

    肝心なタイトルも 思い出せないまま
    何回も回したレコード
    積み重なっては隠した
    今日だって真っ白な地球
    目を瞑ったけど知りたくない
    あの子と彼との空間中継
    目に焼き付いてる

    相槌を覚えたせいで 逸らした気温とか
    終わりを告げてくデータとコードと
    酸素を飲み込んでく
    私だって今更無重力の
    おやすみもごめんねも飽きたけど

    ACAね -サターン

    ひいらぎの解釈

    本当に君に伝えたいこともわからないまま何回も君に連絡した。
    昨日だって今日だって空っぽな自分。何も満たされていない。
    あの子と君が楽しそうにしている場面が目に焼き付いている。

    君に合わせることを覚えたせいで、君への熱だとか
    終わりを告げていくLINEや慣習や君が消えていってしまうことに目をそらしている
    君もだろうけど、私だって心のこもっていない「おやすみ」も「ごめんね」も聞き飽きたよ。

    何回も回したレコードの部分を何回も君に連絡したと解釈しました。そのレコード(連絡)のタイトルがわからないまま連絡したと言うことは、きっと主人公は「君」に用事がなくても連絡しまくったのでしょうね。そして、連絡しまくってしまった理由が後の歌詞で歌われています。その理由というのが、「あの子と君の空間中継」つまり、「あの子と君が楽しそうにしている場面を目撃してしまったから」なんでしょう。曲の冒頭でも「私といるより楽しまないで」と歌っているので間違い無いでしょうね。

    相槌という言葉の意味は「相手の話に調子を合わせる」という意味がありますよね。なので「君に合わせること」と解釈してみました。そんな「君に合わせること」を続けているうちに徐々に君への熱だとか、終わりを告げていくLINEや慣習や君が消えていってしまうことに目をそらしてしまいます。ここの慣習というのは、「君」との約束事やルールのことだと思ってください。規則の方がイメージ的に近いかもしれません。

    言わなきゃ

    言わなきゃ でもやっぱやだ
    それじゃ何も始まらないのだから
    言わなきゃ なんかこのまま
    気づかないふりしあいっこでいいのかな

    ACAね -サターン

    ひいらぎの解釈

    君に合わせることを覚えたせいで、君への熱だとか、終わりを告げていくLINEや慣習や君が消えていってしまうことから目をそらしていることを言わなきゃ
    でも、やっぱりやめとこうかな
    でもそれじゃ何も変わらないし始まらないよね
    言わなきゃ。でもこのまま気づかないふりし合っててもいいのかも

    ここの部分は主人公の葛藤が描写されています。
    本当は「君」のことが大切だけど、少しずつ「君」から気持ちが離れていってしまっている。このままだと音信不通になってしまうけれど。でも、いうのもやっぱ嫌だな。でも…でも…と葛藤していますね。さて、いったいどうなってしまうのでしょうか?サビを解釈していきましょう。

    一年に一度だけあなたに近づく

    いびつでもいい 今日も照らし続けるよ
    最後に気づいてもらえなくても
    木星も 月も 突き抜けなきゃ
    叶わぬ声も触れられないもん

    少しだけあなたの住む世界
    まわりまわって近づけたときは
    震える声に耳澄まして
    気まずいくらいで返さないでよ
    この距離だって乗り越えられるよね
    なんて強気じゃいられないよ

    ACAね -サターン

    ひいらぎの解釈

    君との関係が正常じゃなくてもいい。今日もあなたを想い続けるから
    たとえ最後の最後に気づいてもらえなくても
    君とのかなり遠い距離を近づかなきゃ君に声を届けられないよね。
    少しだけあなたの住む世界(地球)に近づけた時に、緊張して声が震えてしまうかもだけど気まずいって言葉だけで終わらせないで。
    君はこんなに遠くにいるけれど、きっと乗り越えられるよね…なんて強気でいられる距離じゃ無いよ。。。

    ここはたくさん説明したい部分があります。少し長くなるかもしれませんが暇な方はお付き合いください。

    この部分で一番きになる部分は『木星も 月も 突き抜けなきゃ』(ACAね -サターン)の部分ですよね。この木星と月はなんなのでしょうか。
    最初に考察したように「君」は「地球」。「私」は「土星(サターン)」だとし、今までの歌詞を考慮すると、この木星と月はなんなのか見えてきます。では、説明していきましょう。
    まず、太陽系内での地球、月、木星、土星の位置を画像で確認してみましょう。

    引用:wikipedia

    上記の画像から確認できるように、太陽系内側から順に「地球」「月」「木星」「土星」の順で並んでいます。そう、地球(君)と土星(私)の間に月と木星があるわけです。この位置関係から考えると、月と木星は「君」と「私」が近づくことの障害なのでは無いでしょうか?
    障害と考えると「月」は「地球」の近くにずっといますから、今の「君」の近くにいる「あの子」となります。そして、「木星」は…そう。サビ前でも描写されていた、君に言うという行為へのためらいなのです。

    ちなみに「木星」と言うのは、太陽系の中で太陽の次に大きく、月の約30倍の大きさがあります。この「月と木星の大きさ」の観点から見ると、いかに、君に言うという行為へのためらいが私にとって大きいものかわかりますね。ACAねさんが「木星」を「火星」と歌詞にしなかった理由もここにあると思います。

    「まわりまわって近づけたとき」の部分。地球と土星が最も近づけるのは公転の関係上単純計算で一年に一回です(正確には違いますが)。つまり「まわりまわって君に近づけたとき」は年に一回しか来ないわけです。ここの部分でいかに「君」と「私」は会えないのかわかりますね。そして、こんな会える回数じゃ「この距離だって乗り越えられる」なんて強気ではいられないと主人公は思っているようですね。

    やばい…熱が入りすぎてこの時点で3000字超えてる。。。

    君との距離が離れていく

    会うための約束も
    タイミング見計らってばかり
    君の匂いも あれ
    いつのまに変わってた

    ACAね -サターン

    ひいらぎの解釈

    会うための約束もタイミングを見計らってばかりでなかなかできない。
    あれ?君の雰囲気いつの間に変わってた?

    ここの部分は特に解説することがありませんが、ここの部分から読み取れることは、「君」と会う回数が減り君が変わったことに気づかなかった。つまり、「君の存在が薄れていった」と言うことを表しています。

    逃げちゃダメだ

    超えなきゃ 逃げちゃダメだ
    どう思われるが気にしてばかりだ
    会わなきゃ 会って聞かなきゃ
    目を逸らしたがるのずっと気づいてたよ

    ACAね -サターン

    ひいらぎの解釈

    君に伝えることから逃げちゃダメだ。
    君にどう思われるかだけを気にして会えないけれど
    あって言わなきゃ
    この問題から目を逸らしたがるの気づいてたよ

    ここの「超えなきゃ」の部分。ここの超える対象はきっと木星で比喩されている「ためらい」なのでしょうね。そこを越えれば君に近づける。そんな思いが歌われています。

    誰よりも最初に私を見つけて

    いびつでもいい 今日も照らし続けるよ
    最後に気づいてもらえなくても
    木星も 月も 突き抜けなきゃ
    叶わぬ声も触れられないもん

    少しだけあなたの住む世界
    まわりまわって近づけた時は
    あなたが最初に私を見つけてほしい
    なんて言えないけど

    ACAね -サターン

    ひいらぎの解釈

    君との関係が正常じゃなくてもいい。今日もあなたを想い続けるから
    たとえ最後の最後に気づいてもらえなくても
    君とのかなり遠い距離を近づかなきゃ君に声を届けられないよね。
    少しだけあなたの住む世界(地球)に近づけた時に、君が誰よりも最初に私を見つけてね?
    なんて言えないけど

    『あなたが最初に私を見つけてほしい』(ACAね -サターン)これは、何を表しているのか。実は、土星の観察シーズンって7月~10月ごろだけなんですよね。つまり、太陽の周りを回り回って(一年に一度)、「君」(地球)から「私」(土星)が見えた時は、夜空で一番最初に見つけてね?と歌っているのです。そんな主人公の心理状況で主人公の心情は一つ。そう、「私が一番君を思っているんだから、気づいてよ」です。

    余談ですが、土星って0等級なので、月や周りの星から比べると少し暗いんです。こう言うとこでも主人公はちっぽけで「君」にとって明るくない=「君」にとって重要な存在ではない言うことがわかりますね。

    なんのために私は存在しているの?

    まだ起きてる? 今日は誰をみているの
    何の為に私 照らしているの?
    太陽も 月も 突き抜けなきゃ
    叶わぬ声も触れられないもん

    少しだけあなたの住む世界
    まわりまわって近づけた時は
    震える声に耳澄まして
    気まずいくらいで返さないでよ
    この距離だって乗り越えられるよね
    なんて困らせたりしないよ

    ACAね -サターン

    ひいらぎの解釈

    まだ起きてる?今日はどの星を見ているの?
    なんのために私は光って見えるの?
    君とのかなり遠い距離を近づかなきゃ君に声を届けられないよね。
    少しだけあなたの住む世界(地球)に近づけた時に、緊張して声が震えてしまうかもだけど気まずいって言葉だけで終わらせないで。
    君はこんなに遠くにいるけれど、きっと乗り越えられるよね?なんて君を困らせたりしないよ。

    木星は他の星のように一年のうち数週間、夜に肉眼で観測することができます。この事実から推測すると、前半部分は主人公は「君」にどの星を見ているの?=どんな人を見ているの?と、伝えていると解釈できます。そして、この部分で一番注目するべきなのが、1番で「木星」であったところが「太陽」に変わっているところです。「太陽」に変わることによって、太陽系の惑星や「月」の順序が左から順に「土星」「太陽」「月」「地球」となっていることがわかります。イメージとしては「土星」「太陽」「地球」が太陽系上で一直線になっている感じですね。この状態になってしまうと「地球」から「土星」は太陽に阻まれて見ることが不可能になります。つまり、ACAねさんは回り回って「君」から遠ざかった=距離が縮まるどころか遠ざかってしまったということをこの部分で伝えたかったのでしょうね。

     

     

    La fin…

     

     

    「サターン」という曲のまとめ

    今回は、ずっと真夜中でいいのに。(ずとまよ)のサターンという曲の個人的解釈をご紹介しました。
    「サターン」という曲の意味は土星のことで、主人公の比喩表現だと解釈しました。こうやって太陽系の惑星に主人公や登場人物を比喩することによって遠距離恋愛の女の子の想いを歌うという発想はすごいと思います。
    今後も当サイトではずっと真夜中でいいのに。(ずとまよ)を追って行くのでぜひチェックして見てください!

    コメント