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【DECO*27/妄想感傷代償連盟】の歌詞の意味を徹底解釈 | ニコニコで超有名な一曲を考察する!

編集: ひいらぎ 最終更新:
目次

妄想感傷代償連盟という曲名の意味を考察


この曲の主人公である女の子は未来に対して絶望を抱いていると考えられます。

妊娠してしまったのにもかかわらず、相手の「きみ」はそっけない態度をとり将来の希望が全く持てない状態であるのだと思われます。そういった未来への絶望から逃避するための行為が「妄想感傷代償連盟」です。

「感傷」という言葉には心の痛むような気分になるという意味があり、「代償」という言葉には欲求などが満たされないとき、代わりのもので欲求を満たそうとすることという意味があります。主人公は欲求が満たされず感傷的になっています。

そういった満たされない欲求を代わりのもので満たすために主人公は過去にあったあらゆるより良い「きみ」との関係の可能性を妄想します。

主人公が満たされない欲求を何とかするために自分と「きみ」とのあらゆる可能性を妄想することを「妄想感傷代償連盟」と呼んでいるのではないかと解釈しています。

妄想感傷代償連盟の歌詞の意味を徹底解釈

1番

言っちゃった
もう一時だけ隣りに居たい
いやいやまさか 延長は鬱雑い
御免なさい 帰ってね
二酸化の炭素 きみの濃度
DECO*27 -妄想感傷代償連盟

ひいらぎの解釈「もう一度だけ隣にいたい」と言ったら
「いやいやまさか 延長は鬱雑い 御免なさい 帰ってね」ときみに言われた。
自分の吐き出す二酸化炭素の息にきみの濃度を感じる。

この曲に登場する人物は主人公である女の子と、その彼氏と思われる「きみ」です。

主人公は「もう一度だけ隣にいたい」という風に「きみ」にもっと近づきたい思っていますが、「きみ」の方は辛辣な態度をとっています。

この曲の歌詞のすべてを概観した上で解釈すると、若くして妊娠してしまった女の子の話と解釈するのが一番妥当だと考えています。

そのため「二酸化の炭素 きみの濃度」という歌詞も主人公が妊娠しているため、自分の息の中に「きみ」の成分を感じているという解釈になります。


浸ってたいよ 泥沼の夢に
身勝手だって言われてもペロリ
不安じゃない 未来はない
その顔に生まれ変わりたいな
DECO*27 -妄想感傷代償連盟

ひいらぎの解釈きみとの子を産むという叶わない泥沼ともいえる夢に浸っていたい。
身勝手だといわれても子どもを産むことできみにもっと心理的に近づきたい。
この夢に浸っていると不安ではないけど未来はない。
産む立場は自分でこんなに苦しんでいるのにきみは余裕そう。
そんな余裕な顔に生まれ変わりたい。

主人公の方は「きみ」の子を産みたいという欲求があるということがこの歌詞からうかがえます。

たとえ「きみ」に身勝手だと言われても産みたいという強い思いがみられます。

「ペロリ」という表現は食べ物を食べるというニュアンスで使われることが多い言葉ですが、この曲では食べるという行為は相手に心理的に近づくための行為という風に解釈することができます。

産みたいという夢想をしていると不安感はなくなっていきますが未来がないことを主人公は自覚しています。

一方「きみ」のほうは辛辣な態度をとり、主人公とその子供のことをあまり考えていないことが読み取れます。

これはある意味では余裕を持った態度ということもできます。

「その顔に生まれ変わりたいな」とは主人公が妊娠ということに苦しんでいる一方、「きみ」のそういった余裕な心境が羨ましいということを表しています。


知っちゃった
大嫌いを裏返したとて
そこに大好きは隠れてないと
叶えたい この想い
甘え過ぎ太る心回り
DECO*27 -妄想感傷代償連

ひいらぎの解釈知ってしまった。
きみが私のきみへの強い想いに対して強い嫌悪感を持っているということを。
そしてその気持ちは決して大好きには変わらないということも。
子どもを産みたいという想いは叶えたい。
甘えすぎて私の心回りはどんどん太っていってしまう。

主人公は「きみ」が自分の内面の深い部分を鬱陶しく思っていることを知ってしまいます。


そしてその感情が決して変わることがないことにも気づいています。

それでも子供を産みたいという想いは叶えたいと主人公は思っています。

「甘え過ぎ太る心回り」というフレーズは先ほどの「食べる=相手にもっと心理的に近づくための行為」を繰り返してどんどん「きみ」への想いが強くなってしまっているという暗喩として解釈しています。

"ファット想い→スリム"を掲げよう
出逢った頃と同じ様に成ろう
思い笑描く理想狂
血走る願いはやがて安堵


だけど「大丈夫」なんて恋はどこにもないの

DECO*27 -妄想感傷代償連

ひいらぎの解釈ファットな想いではなくスリムな想いを掲げよう。
出逢った頃と同じように成ろう。
そんな狂った理想を思い浮かべる。
理想を求めるという願いは安堵感をもたらしてくれる。

だけど「大丈夫」というような安易な考えで自分の気持ちを抑えることのできる恋はどこにもないの。

「ファット想い」とは先ほど説明した「食べる=相手にもっと心理的に近づくための行為」を繰り返した結果相手への気持ちが強くなりすぎた想いを表しています。

一般的にいうと愛が重いというような意味として解釈できます。

それに対して「スリム」はファットの反対を表していて、重くない愛という解釈をしています。

主人公は出逢った頃のようになりたいという理想を抱いています。

出逢った頃のようになりたいという願望を夢想することで主人公は安堵感を得ることができます。

しかしそんな安易な発想で主人公の重い愛を抑えきれないと主人公が自覚しているという解釈をしています。

だから妄想感傷代償連盟
愛を懐いて理想を号んだ
行き場のない愚者のメロディー
再挑戦・転生・テレポーテーション
何回だって 重ねて逝くんだ
終わりなき愛の隨に さあ


愛や厭

DECO*27 -妄想感傷代償連

ひいらぎの解釈自分の重い愛が抑えられないからこそ妄想感傷代償連盟を拠りどころにするしかない。
妄想の中で愛を懐いて理想を号ぶ。
しかしそれは結局行き場のない愚か者の号びにすぎない。
再挑戦・転生・テレポーテーションという妄想を何回でも繰り返し思い描いて、失敗していく。
終わりのない愛の成り行きにまかせて。

愛や厭

主人公は未来への見通しの暗さから感傷的な気分になっています。

そういった気分は正常な状態と比較すると欠落していると解釈することもできます。

そういった欠落を埋める代償行為として過去にあったあらゆる可能性を想像するという行為が「妄想感傷代償連盟」ではないかという解釈をしています。

主人公と「きみ」のあったかもしれない幸せな可能性を模索していくということで連盟という言葉が使われていると思われます。

しかし良い可能性を想像してもそれは結局愚者の号びにすぎません。

主人公は再挑戦・転生・テレポーテーションといったあらゆる手段を用いて繰り返し妄想しても結局は良い可能性を思い描けません。

なぜならば愛の成り行きという自分の愛の重さの流れには逆らえないからです。

「愛や厭」は愛という感情の流れに抗えないという現象を主人公が疎ましく思っているという気持ちを表していると考えられます。


2番

頑張った
どうしようもないその我儘
叶えた先にある謎自恋魔
怒ってる? …怒ってない。
阿吽の呼吸でズレるビート
DECO*27 -妄想感傷代償連盟

ひいらぎの解釈頑張った。
どうしようもない我儘を叶えてあげた。
我儘を叶えた先にはよくわからない謎自恋魔。
私が「怒ってる?」と聞くときみは「…怒ってない。」と返す。
気持ちは阿吽の呼吸でズレてしまう。

主人公が頑張って「きみ」の我儘を叶えると、その先に待っていたのはよくわからない謎自恋魔でした。

ここで使われている「謎自恋魔」は「ヤマアラシのジレンマ」と同じような意味で使われていると考えられます。

冬の寒い時期にヤマアラシが温かくするためにお互いにくっつこうとするも、お互いのトゲによって刺されてしまうので離れざるを得ないという状況が発生します。

これを人間に当てはめると、人間は近づきすぎると互いの性格や性質という名のトゲによって互いを傷つけあってしまいます。

そのような相手に近づきたいけど近づきすぎてしまうと傷つけあってしまうという状況を「ヤマアラシのジレンマ」と呼びます。

主人公の「きみ」に対しての気持ちがだんだん強くなっていくことによって近づき傷つけ合ってしまうということが「ヤマアラシのジレンマ」であり「謎自恋魔」であると解釈しています。

「怒ってる?」、「…怒ってない。」、「気持ちは阿吽の呼吸でズレてしまう。」の部分も近づき過ぎてしまったことによって傷つけあってしまうということを表していると解釈しています。


これがもし映画やドラマなら
スタッフロールまでは乗り切れど
二度とは観たくない
酷すぎる起承 転も結も


だけど「大丈夫」なんて恋を信じて仕舞うよ

DECO*27 -妄想感傷代償連盟

ひいらぎの解釈もし映画やドラマならハッピーエンドだと予想できるからスタッフロールまでは乗り切れるだろうけどリアルの恋愛は起承転結まですべてひどいから二度と観たくない。

だけど「大丈夫」なんて安易な考えで自分の恋がハッピーエンドになると信じてしまうよ。

主人公が映画やドラマと自分の恋愛を比べています。

主人公は映画やドラマのようにハッピーエンドは来ないだろうという恋愛を経験をしてきましたが、それでも自分の恋愛はハッピーエンドになるんじゃないかという考えが捨てきれないということを表しているという解釈をしています。

だから通称:愛情対象年齢
愛を悪んで守った位相が
正しく歪み始めるの
最低じゃん どうせ対人ローション
何回だって 傷付け合うんだ
混ざり合う愛のフィロソフィー


だけど「大丈夫」なんて嘘を覚えて仕舞うの

DECO*27 -妄想感傷代償連盟

ひいらぎの解釈だから通称:愛情対象年齢。
愛は厭だと思っていても守っていた私ときみの関係性が正しくゆがみ始めるの。
最低じゃん どうせ対人関係を円滑に進めるだけのその場しのぎの対応でしょ。
そんなことをしたってどうせ何回も傷つけあってしまうんだ。
愛という抑えられない感情の性質が頭の中で混ざり合ってしまってどうしようもなくなってしまう。

だけど「大丈夫」なんて安易な嘘を覚えて信じ込んでしまっているの。

「通称:愛情対象年齢」とは主人公が年齢を重ねた際に「きみ」が主人公に愛情を注いでくれなくなるかもしれないということを表していると考えられます。

これは加齢に伴って容姿が衰えていくという意味だけでなく、恋愛自体が一過性のものであってすぐに「きみ」の主人公に対する愛情が覚めてしまうという解釈もできます。

愛のどうしようもなさに対して厭だと主人公は思いつつも主人公の守っていた関係は、その愛という現象のどうしても抗えない流れによって歪み始めていきます。

「対人ローション」というのは対人関係を円滑に乗り切るための表面的な対応であるという解釈をしています。

そしてそんな「対人ローション」的な対応をしたとしても傷つけあってしまうということを主人公は悟っていると思われます。

「混ざり合う愛のフィロソフィー」というのは、相手と近づきすぎると傷つけあってしまったり、自分の想いが抑えられないといったどうしようなく抗えない愛の様々な性質が混ざり合って将来に見通しが立たない不安な気持ちを表しているという解釈をしています。

しかしそれでもなお主人公は「大丈夫」という嘘を覚えてしまったが故に幸福な未来があると思い込んでしまうのだと思われます。


だから妄想感傷代償連盟
愛を懐いて理想を号んだ
行き場のない愚者のメロディー
再挑戦・転生・テレポーテーション
何回だって 重ねて逝くんだ
終わりなき愛の隨に さあ
DECO*27 -妄想感傷代償連盟

ひいらぎの解釈一度解釈したので割愛します。

一度解説したので割愛します。


通称:愛情対象年齢
愛を悪んで守った位相が
正しく歪み始めるの
最低じゃん どうせ対人ローション
何回だって 傷付け合うんだ
混ざり合う愛のフィロソフィー さあ
DECO*27 -妄想感傷代償連盟

ひいらぎの解釈一度解釈したので割愛します。

一度解説したので割愛します。