【平井大 / また逢う日まで】の歌詞の意味を徹底解釈 |別れてから前へ進むまでの気持ちが描かれた歌詞を紐解く!
執筆・監修: 抹茶編集: 天野結衣最終更新: 2023/5/1
また逢う日までという曲名の意味を考察
曲名の「また逢う日まで」とは、再び会う日までという意味があります。
歌詞の中では、別れを告げる相手に向かって再会を約束する言葉として使われており、別れを決めた主人公の心情を表現してつけられたのではないでしょうか。
また逢う日までという歌詞の意味を徹底解釈
別れの並木道
通いなれた 並木道の先で
「これが最後ね」と別れた
色づいた キレイなつぼみが
旅立つ季節の訪れを知らせた
また逢う日まで -平井大
この歌詞は、恋人と別れることになったときの風景を描いているようです。
”色づいたキレイなつぼみ”とあることから、季節は早春なのでしょう。
”通いなれた”とあるので、主人公たちは学生、もしくは職場の同僚なのかもしれません。
一緒に歩くのはこれが最後だよ、という君の声を聞くと、別れが現実として目の前にあることを受け入れざるを得ない…と主人公は考えているのではないでしょうか。
また笑顔で会えるかな
「さよなら」が苦手な僕たちは
いつものように「またね」と手をふる
いたずらな笑顔がスキでした
もう一度だけ見せて
また逢う日まで -平井大
「さよなら」が言えなくて、別れを避けるように「またね」と手を振る僕たち。
その時見せてくれたいたずらな笑顔がとても好きで、もう一度見せてほしい…と主人公は考えているようです。
歌詞の中では”スキでした”と過去形で表現されているので、主人公も別れをしっかりと受け止めたのでしょう。
受け止めても最後にもう一度…と思ってしまう自分がいることもまた、自覚しているようです。
出会いと別れの旅路
ねえどうして涙が溢れる?
忘れないよ ずっと
出会えて良かったあなたに
「また逢う日まで」
僕らは選んだ道を歩いてく
また逢う日まで -平井大
”ねえどうして涙が溢れる?”というフレーズからは、相手との別れを理解し、納得したと思っていたのに、自然と涙が出てしまったことに戸惑っている様子がうかがえます。
実際は別れを受け入れられず、悲しい気持ちが溢れ出ているのでしょう。
相手との思い出を大切にし、今後も忘れずに心に留めていこうという決意が垣間見えます。
大切な人に出会えたことが幸せであり、感謝の気持ちを表しており、出会った人との別れは必ずやってくることを受け止め、今後もそれぞれの人生を歩んでいくという決意も込められているのではないでしょうか。
季節がめぐる
巡り行く季節の真ん中で
何を想っていますか?
あの日見た キレイなつぼみは
花を咲かせこの街を彩る
また逢う日まで -平井大
このフレーズでは大切な人との思い出に思いを馳せているようです。
季節はめぐり、別れから時間がたったのでしょう。
別れたあの日に見たつぼみは花を咲かせ、春真っ盛りになったようです。
きれいな花を見ることで時間の流れを感じ、君は今元気にやっているだろうか…と切なく思い出したのではないでしょうか。
逢いたくて、逢えない日々の中で
伝えたい想いに気づく頃
風セツナ あなたはもういない
「ごめんね」と「ありがとう」を繰り返し
僕たちは愛を知った
また逢う日まで -平井大
この歌詞は、別れた相手に対しての思いをつづっているようです。
主人公は、別れた後にひとりになり、別れた理由や自分が伝えたかったことに気がついたのでしょう。
愛しい人と会いたくても会えない、あの頃の二人に戻れたなら…という主人公の思いが伝わってくるフレーズです。
また会う約束ができたなら
ねえどうして涙が溢れる?
忘れないよ ずっと
出会えて良かったあなたに
「また逢う日まで」
僕らはそれぞれ目指す場所へ
また逢う日まで -平井大
涙をこぼしてしまう理由は何だろう…と主人公は考えているようです。
きっと君のことを想って涙が出るんだろうな、とわかっていつつも、大切な人と出会えて本当に良かったと思えるようになったのでしょう。
それぞれの人生を進んでいくことに対して前向きになったのかもしれません。
忘れられない思い
春の風も真夏の太陽も
秋の空も冬の砂浜も
出会い別れを繰り返して
巡り巡っていくのに
また逢う日まで -平井大
四季がめぐっていくと同じように、人生には別れや再会が繰り返されるというテーマが込められているようです。
時がたてばいつか立ち直ることができ、思い出に変えることができると考えているのでしょう。
ですが実際にはなかなか思い出に変えることはできず、前に進んだり思い出を振り返ったりを繰り返しているようです。
選んだ道を歩む
ねえどうして涙が溢れる?
忘れないよ ずっと
出会えて良かったあなたに
「また逢う日まで」
僕らは選んだ道を歩いてく
また逢う日まで -平井大
涙があふれる理由は大切な人と別れたから、と自分でも理解しており、その上で無理やり忘れる必要はないんだと、改めて思ったのでしょう。
別れを少しずつですが前向きにとらえており、出会えて良かった、と感じたようです。
いつ会えるかはわからないけれど、今度会った時には違った自分を見せることができるように主人公は頑張るつもりなのではないでしょうか。
別れの日々を越えて
出会えて良かったあなたに
「また逢う日まで」
サヨナラ僕らが過ごした日々よ
また逢う日まで -平井大
君と過ごした日々はとても充実していて、とても楽しかったよ、と主人公は思ったのでしょう。
出会えて良かったと心の底から感じたようです。
今度いつ会えるかはわからない。
会えないかもしれない。
だけど自分はいつまでも君との思い出を胸に自分の信じた道を歩む、と主人公は決心したのではないでしょうか。
まとめ
今回は平井大の「また逢う日まで」の歌詞の意味を徹底解釈しました。
「また逢う日まで」は別れをテーマにしており、懐かしい思い出や再会を願う気持ちが描かれているようです。
歌詞の中で”また逢う日まで”という言葉が何度も繰り返され、別れても再会したいという強い願いが感じられますが、一方で自分たちが選んだ道を進むという決意も表現されていました。
新しい出会いと別れを交えながら人生が続いていくことについて、深い思いを抱いているようにも感じます。
歌詞を聞いて、深く共感する人も多いのではないでしょうか。
これからもmusic.branchwithでは平井大を追って行くのでぜひチェックしてみてください!