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【backnumber/わたがし】の歌詞の意味を徹底解釈 | 夏の終わりの夏祭りに一緒に行った女の子の横顔が愛おしくて・・・

編集: ひいらぎ最終更新: 2020/9/19

目次
わたがしという曲名の意味を考察
わたがしの歌詞の意味を徹底解釈
1番
2番
まとめ

わたがしという曲名の意味を考察


「わたがし」とはどういった意味でしょうか。

「わたがし」というとやはり夏のイメージを持つ方が多いかと思います。この曲は好きな女の子を夏祭りに誘い、デートをしているときの男の子の目線で書かれています。

夏祭りで女の子がおいしそうに食べている「わたがし」をうらやましく思った主人公の男の子が、自分も「わたがし」になりたいという思いから、自分と「わたがし」を重ね合わせているものと考えます。これより、曲名「わたがし」は主人公の男の子のたとえだという解釈が出来ます。


わたがしの歌詞の意味を徹底解釈

1番

水色にはなびらの浴衣が この世で一番
似合うのはたぶん君だと思う
よく誘えた 泣きそうだ
back number -わたがし
ひいらぎの解釈

夏祭りに着てきた女の子の水色に花びらがあしらわれた浴衣はとても似合っていて、この世で一番綺麗だと思う。
僕はよくこの子をデートに誘えたなあ、泣きそうなくらい嬉しい

歌詞に「水色に花びらの浴衣」とありますが、このデザインの浴衣にしたのはより夏らしさと女の子の綺麗な姿を想像させるためだと思います。「水色」には夏らしさが感じられ、「花びら」には「花」の美しさが映し出されています。

しかし、「花びら」としているため美しい花が散るはかなさや切なさも描かれているのだと解釈します。また、「よく誘えた泣きそうだ」とあることから、自分にはもったいないくらい素敵な女の子を夏祭りに誘えた自分に感動している様子が描かれています。


夏祭りの最後の日 わたがしを口で溶かす君は
わたがしになりたい僕に言う 楽しいねって
back number -わたがし
ひいらぎの解釈

夏祭りの最終日にデートをしている。
夜店のわたがしを口で溶かしている君をみて、わたがしをうらやましく思い、わたがしになりたいと思った。
そんな僕に女の子は「楽しいね」といった。

ここでは「夏祭りの最後の日」という終わってしまうぎりぎりにデートに誘えたうれしさと最終日という寂しさが伝わります。「わたがしになりたい僕」とは、解釈であるように女の子に食べられているわたがしがうらやましく思えて、自分もわたがしになりたいと心で思っています。

すると女の子は「たのしいね」と話しかけてきます。この時点で、女の子は男の子に対して好意を抱いていると解釈できます。

理由は2つあり、まず「わたがしが美味しい」や「祭りが楽しい」というものではなく、前後の文脈から言っても、状況に対する総合的な感想として女の子は「楽しい」と言っています。

要するに、これは「今現在置かれている自分のシチュエーション」に対する感想だと考えます。当然、隣にいる男の子に相当好意がなければ絶対に感じないであろう感想です。また、気を許しているからこそ「総論としての感想」が口から出るのだと思います。

2つめに、誘われたほうから「楽しいね」と言っている事が挙げられます。

「よく誘えた」と男の子が思っていることから、女性は誘われた立場=受身の立場です。それなのに「楽しい」という言葉を女の子の口から出すということは、相手に気を使っている言葉ではない=本心であると考えます。


僕はうなずくだけで 気の利いた言葉も 出てきやしない
君の隣歩く事に 慣れてない自分が 恥ずかしくて
back number -わたがし
ひいらぎの解釈

僕は女の子の言葉にただうなずいただけで、それに続く言葉も上手く出てこなかった。
それは君の隣を歩いていることになれない自分が恥ずかしく思えたからであった。

「うなずくだけで気の利いた言葉が出てこない」という歌詞から男の子は女の子の「楽しいね」という言葉に首を縦に振っただけで無言になってしまったという情景が読み取れます。

本当は男の子も女の子に楽しいという気持ちを言葉に出したかったけれど、うまく出てこなくて伝えられなかったのです。

それは解釈にあるように、綺麗な女の子の隣を歩くことになかなか慣れずに劣等感を感じてしまっている男の子がいて、恥ずかしさから言葉が見つからなかったからでしょう。

想いがあふれたらどうやって
どんなきっかけタイミングで
手を繋いだらいいんだろう
どう見ても柔らかい君の手を
どんな強さでつかんで
どんな顔で見つめればいいの
back number -わたがし
ひいらぎの解釈

好きだという思いがあふれてしまったら、どうやって、どんなきっかけやタイミングで手をつないだら良いのかわからない。
(女の子の手を見て)どうみても柔らかそうだ。しかしどうやって手をつかんでどんな顔で見て良いかわからない。

この場面では女の子への好きという気持ちが高ぶって、思いがあふれた男の子がどうやって想いを伝えるべきか悩んでいる様子が描かれています。

柔らかそうな女の子の手を見つめて、手をつなぎたいと思うが慣れていないためどうやって手をつないでよいかわからず、戸惑っているのでしょう。

また、「どんな顔でみつめればいいの」という歌詞からは、手をつないだら女の子はどんな反応をするだろうか、笑って見つめるべきか真剣な顔で見るべきかと、どう思われるかについて心配になっている様子がうかがえます。


2番

君がさっき口ずさんだ歌にも
たまに目が合う事も
深い意味なんてないのだろう
悲しいけど
back number -わたがし
ひいらぎの解釈

君がさっき口ずさんだ歌にも、たまに僕と目が合うことにも、深い意味はないのだろう。悲しいことだけど。

この場面では、女の子が何気なく口ずさんだ歌や、ふと目が合うという行為が気になってはいるものの深い意味はないのだろうとマイナスに考えている男の子の想いが読み取れます。

「悲しいけど」とさいごにありますが、これは悲しみを最後に付け足すことで悔しさや切なさを表現しているのでしょうね。

君が笑ってくれる ただそれだけの事で僕はついに
心の場所を見つけたよ うるさくて痛くて もどかしくて
back number -わたがし
ひいらぎの解釈

君が笑ってくれるというそれだけのことで自分の気持ちに改めて気づき、嬉しくて胸が痛くて、なんだかもどかしい気持ちになっている

隣で女の子が笑っているのを見て、ただそれだけで男の子は「心の場所」つまり、女の子への自分の好意に改めて気づき、実感しています。

それはとても嬉しいことだけれど、同時に、伝えることができずにいる自分に対してなんともいえないもどかしい気持ちに陥っています。

想いがあふれたらどうやって
どんなきっかけタイミングで
手を繋いだらいいんだろう
どう見ても柔らかい君の手を
どんな強さでつかんで
どんな顔で見つめればいいの
back number -わたがし
ひいらぎの解釈

㊟これは先ほどと同じ歌詞になっているため、解釈を割愛します。

㊟これは先ほどと同じ歌詞になっているため、解釈を割愛します。

もうすぐ花火が上がるね
君の横顔を今焼き付けるように じっと見つめる
back number -わたがし
ひいらぎの解釈

もうすぐ花火が上がるね。君の横顔を今、僕は目に焼き付けるようにじっと見つめている。

ここでは、夏祭りも後半になって花火が上がるのを二人で待っている様子です。花火を心待ちにして上を見上げている女の子の横で、男の子が女の子の横顔を目に焼き付けるようにじっと見つめています。

「焼き付けるように」とあるのは、恥ずかしくて夏祭りのデート中女の子の顔をなかなか見れずにいた男の子が、花火があがるのに夢中で気づかない女の子の横顔ならば近くで見つめることができると、貴重な機会だと思っているのだと考えます。

この胸の痛みはどうやって
君にうつしたらいいんだろう
横にいるだけじゃ駄目なんだ
もう君の気を引ける話題なんて
とっくに底をついて
残されてる言葉はもう
わかってるけど
back number -わたがし
ひいらぎの解釈

この胸の痛みはどうやったら君に伝わるのだろう。横にいるだけではわかってもらえない。
もうすでに君の気を引ける話題はとっくに底をついている。残されている言葉は(好きだと)もうわかっているけれど言えない。

男の子は自分の好きだという気持ちに気づき、伝えられずにいる胸の痛み、苦しさを女の子にわかってもらいたいと考えます。しかし言葉や行動に移さなければ横にいるだけではわかってもらえないということにも気づいているのでしょう。

女の子の気を引ける話題も底をついてしまい、好きという言葉を伝えなければと焦っている様子が最後の「わかってるけど」という言い訳のような歌詞から読み取れます。

想いがあふれたらどうやって
どんなきっかけタイミングで
手を繋いだらいいんだろう
どう見ても柔らかい君の手を
どんな強さでつかんで
どんな顔で見つめればいいの
back number -わたがし
ひいらぎの解釈

㊟こちらも先ほどと同じ歌詞になっているため、解釈を割愛します。

㊟こちらも先ほどと同じ歌詞になっているため、解釈を割愛します。

夏祭りの最後の日 わたがしを口で溶かす君に
わたがしになりたい僕は言う 楽しいねって
back number -わたがし
ひいらぎの解釈

夏祭りの最終日にデートをしている。夜店のわたがしを口で溶かしている君をみて、わたがしをうらやましく思い、わたがしになりたいと思った。
そんな僕は君に「楽しいね」といった。

これは先ほども出てきた歌詞の繰り返しになっていますが、最後にこれをもってきているのは夏祭りデートで男の子の一番思い出に残っているシーンが女の子がわたがしを食べているところだったのだろうと思いました。

「楽しいね」といった女の子の笑顔や言葉が嬉しくて何度も思い出してしまう男の子が想像できます。

 

 

La fin...


 

まとめ

今回はbacknumberの「わたがし」の解釈をご紹介しました。付き合う直前に行く夏祭りってドキドキの最高潮って感じで、いいですよね。

今後も当サイトではbacknumberを追って行くのでぜひチェックして見てください!

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