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【菅田将暉 / ユアーズ】の歌詞の意味を徹底解釈 |自分の生き方を大切にすることが描かれている、日本テレビ系ドラマ『最高の教師 1年後、私は生徒に■された』の歌詞を徹底解釈!

編集: ひいらぎ最終更新: 2023/8/7

最高の教師 1年後、私は生徒に■されたってどんなドラマ?

日本テレビ系ドラマ『最高の教師 1年後、私は生徒に■された』は、タイムリープ系学園サスペンス

主人公・九条里奈は鳳来高校3年D組の担任ですが、様々なことを経て生徒に寄り添うことをあきらめてしまいました。

そんな中3年D組は卒業を迎えますが、卒業式の日、九条里奈は生徒の誰かに吹き抜け廊下から突き落とされ、殺されてしまいます。

ですがその瞬間、九条里奈は1年前の始業式に戻り生還したことから、2週目の人生で自分を殺害したのはどの生徒なのかを探りつつ、今度こそ生徒と真剣に向き合い、寄り添うことを宣言します。

改めて教卓に立ち、覚悟を決めた教師は教室や人生、そのすべてを覆す教育を開始していきます。

ユアーズという曲名の意味を考察

「ユアーズ」の歌詞には自分を受け入れ、自分を愛することの重要性を伝えるメッセージが込められているようです。

「ユアーズ」は「あなたのもの、あなたのものです」という意味がありますが、歌詞からは、自分自身や自分の気持ちを表現しているようであり、過去の経験や感情を受け入れて成長しようとする意志からつけられたのではないでしょうか。

「ユアーズ」はドラマのために書き下ろされた楽曲。菅田さんは”あなたの人生の為に、あなたに生きてほしい。”というドラマ制作陣の想いを形にしたそうですよ!自分を受け入れること、自分を愛することを伝えている歌詞を紐解いていきましょう!

結衣

ユアーズという歌詞の意味を徹底解釈

自分から逃げていない?

しまったままの心に
わたしのふりした誰かがいる
滲んだキズに浮かぶその姿が
そっと睨んでたずっと
染まっちゃったわたしのこと

ユアーズ -菅田将暉

このフレーズでは主人公が自分の心と向きあっているようです。

自分の心の中には誰かがいるような感覚があるのでしょう。

もう一人の自分には傷ついている様子であり、今の自分をじっと見つめているようです。

”しまったままの心に”という部分からは、過去の出来事や感情が封じ込められたまま心の中に残っていることを意味しているのでしょう。

過去の出来事や感情が未解決のままであることを示唆しているようです。

あいまいな自分が嫌いなはずなのに

たそがれ空 嫌いだった
どちらでもないカラー
モノクロームなら綺麗なんだ
誰かのようで

ユアーズ -菅田将暉

フレーズに出てくる”たそがれ空”とは夕暮れの空のことを指しているのでしょう。

嫌いな原因はどっちつかずの色合いをしているからだ、と主人公は考えているようですが、歌詞からは自分に置き換えて考えているようであり、自分の感情や存在が明確な色合いを持たないと感じている様子がうかがえます。

”モノクロームなら綺麗なんだ”という言葉からは白か黒、単一の色調であれば、感情や状況の複雑さを整理し理解しやすくなるという考えを持っているのでしょう。

あいまいな態度や言葉をとったり言ったりしている自分を省みているのかもしれません。

思いを解き放て

さようなら
飾ったりしないで
むねの花みたいにさ
さりげない仕草で
日々をころして
このまま
叫んだりしようぜ
いのちからがら逃げてさ
「世界よ、わたしの愛は冷めた」
こころの採点なんて
誰もつけらんないや
観覧車に乗って
目をつぶったって、ほら
いいから

ユアーズ -菅田将暉

”むねの花”は、心の奥に咲いている感情や真実の自分を指しているようです。

日々の中で感じる喜びや悲しみ、怒りなどの感情を受け入れ、自分の感情や思いを抑えずに表現し、素直に叫ぶことで心の奥の気持ちを解放しようとしているのでしょう。

他の人の期待や評価に縛られる必要はない、自分自身の内なる声に耳を傾けることのほうが大切なのだから、と主人公は思っているようです。

最後の部分では価値観について述べているようであり、ほかの人と同じでなくてもいいのだから、と伝えたいのではないでしょうか。

ありのままの自分を受け入れたい

あいまいな存在
許したって損はないや
たいがいは問題ないぜ

ユアーズ -菅田将暉

前のフレーズでもあいまいな自分に対して記し、自分を省みていたようですが、ここではそんな自分をあるがまま受け入れることの大切さを表しているようです。

過去の傷や疑問に思っていたこと、自分のふがいなさを許し、それを受け入れることで心に安らぎや成長の余地が生まれると考えているのでしょう。

どちらにしてもそんな自分を許しても問題はなく、日常の小さな問題や葛藤を大きくとらえず、その一瞬一瞬を軽やかに受け入れたいと考えているようです。

自分を愛する

絶望も理想も
わたしだけのまばゆいストーリー
離さないでキスしたいや

ユアーズ -菅田将暉

ここでは人生には絶望的な瞬間もある一方で、理想や夢も存在し、それらを自分自身の独自のストーリーとして受け入れる姿勢を描いているようです。

絶望と理想を含む過去や未来、そのすべてを通じて自分自の物語を創り出そうとする意志が込められているようであり、たとえどんなことがあっても自分自身を愛していきたいという思いが綴られているのではないでしょうか。

心のどこかで

さようなら
世界はきっとそうだ
誰かのことなんてさ
どうでもよくて無責任に笑って
だからさ
わたしも興味ないよ
理不尽に忘れていこう
祈るよ、世界の隅っこのために

ユアーズ -菅田将暉

主人公は、世の中の人は誰かのことになんて興味ないし、結局どうでもいいと思っている。

だから自分だってそう思ったっていいよね、と感じているようです。

フレーズに出てくる”理不尽”は公平性や論理に合わない、不合理で納得しにくい状況や出来事を指す言葉であり、理不尽な状況や行動は人にとって不快や不満を引き起こすことが多く、ここでは自分自身納得できないかもしれないけれど、自分を守るために忘れようという意味なのではないでしょうか。

無責任な社会や他人に対して理不尽だと思い、いろいろと行動したり思ったりしたけれど、もういいや、と思ったのかもしれません。

それでも心のどこかでほかの人の幸せや世界の隅々にも思いを寄せているのではないでしょうか。

受け入れていこう

さようなら
笑ったりしないでいい
傷だらけになって
そっとこぼした涙を燃やして
このまま
叫んだりしようぜ
いのちからがら生きてさ
「世界よ、わたしの愛は冷めた」
こころの採点なんて
誰もつけらんないや
観覧車に乗って
目をつぶったって、ほら
いいから
しまったままの心に
わたしのふりしたわたしがいる

ユアーズ -菅田将暉

”さようなら”は、過去の自分の感情から解放されることを表しているのでしょう。

自分自身を押し殺さずに、感情を自然に表現することが重要であることが示されているようです。

辛いことがあったらその辛さを表現したっていい、ほかの人や自分自身の評価なんて気にしなくていい、それよりもまず自分を好きになって自分を受け入れていこうと思ったのではないでしょうか。

まとめ

今回は菅田将暉の「ユアーズ」の歌詞の意味を徹底解釈しました。

「ユアーズ」の歌詞には、自分を受け入れて自分を大切にすることが多く綴られているようです。

他の人と自分との関係性も描かれており、自然体であることや他人の期待に縛られずに、自分で自分の人生を生きる姿勢を強調しているようでもありました。

歌詞からは、自分の気持ちを大切にし、ありのままの自分を受け入れることの大切さが記されていると感じました。

歌詞を聞いて、深く共感する人も多いのではないでしょうか。

これからもmusic.branchwithでは菅田将暉を追って行くのでぜひチェックしてみてください!

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