【須田景凪 / ダーリン】の歌詞の意味を徹底解釈 |思いが伝わらない切なさが表現されている歌詞を紐解く!
編集: ひいらぎ最終更新: 2023/5/29
ダーリンという曲名の意味を考察
「ダーリン」は、「大切な人」という意味で使われているようです。
曲名はこの歌詞の中で重要なキーワードの1つで、大切な人(ダーリン)に対しての愛情や願望、そして待ち望む思いが含まれていると考えられます。
ダーリンという歌詞の意味を徹底解釈
唯一の理解者は誰?
私じゃ駄目ですか
誰よりもあなたを
わかってるの
わかってるのは
きっと私だけ
ダーリン -須田景凪
大切な人が自分から心が離れていることに少しずつ気が付いているのでしょう。
自分だけが誰よりもあなたを理解していると思っているけれど、そうじゃないの?私じゃダメなの?と自問している様子が伺えます。
ですが”きっと”というフレーズからは、自信のなさも垣間見えます。
独占したいけど
私じゃ駄目ですか
心は奪えない
わかってるの
わかってるのは
きっと私だけ
ダーリン -須田景凪
大切な人の心が奪えたらどんなにいいだろう、と主人公は考えているようです。
どうして私じゃないんだろう…と思い悩んでいるようであり、心を独占したくても独占できないことを理解しているようでもあります。
何をしても主人公の気持ちは相手に届かず、主人公の切なさが感じられるフレーズです。
愛を待つ日々
ダーリン
全部あなたにあげる
お気持ちはたんと愛で頂戴
ダーリン
いつか認めておくれ
その日が来るのを待っているわ
ダーリン -須田景凪
ダーリンとは、相手に対して深い愛情を抱くときに使われる呼び方ですが、この歌詞では「ダーリン」とは使用せず、代わりに”全部あなたにあげる”という言葉で愛情を示しているようです。
歌詞には、相手に自分の愛情を受け取ってほしいという気持ちが綴られており、相手に自分の気持ちを認めてもらうことを待ち望んでいる様子が表現されているようです。
相手が向いてくれる日を待ち望んでいるのではないでしょうか。
虚無の愛
ひとりじゃ意味がない
言葉は生まれない
わかってるの
わかってるのに
ずっと空知らず
ダーリン -須田景凪
”言葉は生まれない”というのは、本来会話やコミュニケーションを取るために必要な言葉が、孤独の中では生まれないということを表現しているようです。
主人公はそのことを理解しているが、どうにもならないのでしょう。
”空知らず”という言葉は、わざと知らないふりをすることを意味しており、このようなことから何かに気が付いていてもそれを認めたくない状態にあることが伺えます。
触れられない心
ふたりじゃ居られない
心は触れない
わかってるの
わかってるのに
ずっと恥知らず
私じゃ駄目ですか
ダーリン -須田景凪
2人だけでいるときでも、主人公たちは心を通わせることができないのでしょう。
それを理解しているけれど、どうしても相手の心に触れたい、と思っているようです。
相手と隣に座っても毎日話をしても、心は自分にない。
どうして私じゃダメなんだろう…と切なく感じているのではないでしょうか。
いつかきっと
ダーリン
全部あなたにあげる
お遊び夢中でなんて狼狽
ダーリン
いっか忘れておくれ
終わりが来るのを待っているわ
ダーリン -須田景凪
主人公は自分の愛をすべて相手に贈りたいと思っているようですが、真剣になればなるほど相手は逃げていく気がするのでしょう。
遊びでもいいから一瞬でもいいから、こちらを向いてほしいと思っているようです。
”忘れておくれ”というフレーズからは、終わりが来るのを待ち望んでいることが伺え、他の人のことを忘れてほしいと願っていることが伺えます。
相手に振り向いてもらうことを望んでいるのではないでしょうか。
愛で返して
ダーリン
全部あなたにあげる
お気持ちはたんと愛で頂戴
ダーリン
いつか認めておくれ
その日が来るのを待っているわ
ダーリン -須田景凪
相手になかなか自分の気持ちを伝えることができないのでしょう。
全部あなたに捧げるから愛で返してよ、と心の底で思っているようです。
自分に気持ちがないとわかっているけれど、相手に愛してほしいという思いが綴られているようです。
まとめ
今回は須田景凪の「ダーリン」の歌詞の意味を徹底解釈しました。
「ダーリン」は、自分の気持ちを打ち明けたくても打ち明けられない、あるいは認められない苦悩を歌っているようです。
主人公は大切に思っている人にすべてを捧げてもいいと思っているようですが、相手にはその気持ちは伝わらず、ずっと空しく待ち続けているのでしょう。
この歌詞からは、恋愛の苦しみや葛藤が感じられました。
歌詞を聞いて、深く共感する人も多いのではないでしょうか。
これからもmusic.branchwithでは須田景凪を追って行くのでぜひチェックしてみてください!