music.branchwith

【BRADIO / ファンファーレ】の歌詞の意味を徹底解釈 |さりげない応援歌!アニメ『自動販売機に生まれ変わった俺は迷宮に彷徨う』OPの歌詞を紐解く!のサムネイル

【BRADIO / ファンファーレ】の歌詞の意味を徹底解釈 |さりげない応援歌!アニメ『自動販売機に生まれ変わった俺は迷宮に彷徨う』OPの歌詞を紐解く!

執筆・監修: 抹茶編集: 天野結衣最終更新: 2023/7/24

自動販売機に生まれ変わった俺は迷宮に彷徨うってどんなアニメ?

TOKYO MX、BS日テレなどで放送されているアニメ「自動販売機に生まれ変わった俺は迷宮に彷徨う」は、転生したのが「自動販売機」だったという、奇抜なストーリー

もともと自販機マニアの主人公「俺」は交通事故に巻き込まれた時、倒れる自販機を助けようとして下敷きになってしまいます。

目が覚めるとなんと湖のほとりにある自動販売機に転生していました。

声も出せず、身動きもできず。

出てくる言葉は機械音声のみだったのです。

自力で動けない自販機は危機的な状況に。

困っていると目の前に怪力の加護を持つハンターの少女・ラッミスが現れ、「ハッコン」と名付けられ迷宮内の村に運ばれていきます。

もともと自販機マニアの「ハッコン」は、コーラーやおでん、カップ麺などを提供し迷宮内の村人の胃袋を掴み、さらには豊富な知識と奇抜なアイディアで冒険にも参加することになります。

転生ものとしては珍しく無機質なものに転生した主人公。

いったいどんな冒険がまっているのでしょうか…?

ファンファーレという曲名の意味を考察

「ファンファーレ」の歌詞には心に嘘をつかずに生きることが大切だと記されています。

自分らしくありたいという願いが込められており、失敗や後悔も新しい自分を創り上げる過程の一部であると伝えているようです。

曲名はそんな新たな一歩を踏み出す勇気と希望を応援するためにつけられたのではないでしょうか。

「ファンファーレ」はアニメのために書き下ろした楽曲。楽曲はとても爽やかで夏らしく、気持ちいい!爽快!と思える曲なんですよ!熱く「頑張れ!」とは言わず、さりげなく励ましてくれる歌詞を紐解いていきましょう!

結衣

ファンファーレという歌詞の意味を徹底解釈

自分の未来

心に嘘がないってだけで 空は青に染まる その時
洗うような風が過ぎるだけで ドラマは動き出す 動き出す

ファンファーレ -BRADIO

この部分のフレーズは、自分の心に嘘をつかず、自分自身を正直に受け入れることが大切であると歌われているようです。

心に素直であり、自分らしさを大切にすることで心が晴れやかになり、心の空が青く染まるような明るさが訪れるという意味が込められているのでしょう。

自分の気持ちを大切にし、ポジティブな姿勢で物事に向き合うことで、より豊かな人生を築くことができると伝えたいのかもしれません。

希望を持ち続ける

-Brand new day
Don't stop believin'
ミライ見て Brightね Ooh ooh ooh ooh
Brand new day
Don't stop believin'
ごらん Good day その目で-

ファンファーレ -BRADIO

このフレーズは新しい日が始まる度に、前向きな気持ちで未来を見つめようというメッセージが込められているようです。

フレーズに出てくる"Don't stop believin'"は「信じることを止めるな」という意味であり、困難や試練に直面した時に、希望を持ち続けることの大切さを強調しているのではないでしょうか。

人生には様々な困難があるが、信じることを諦めずに前向きな姿勢を持ち続けることで、目標や夢に近づくことができる可能性が高まると主人公は考えているようです。

忘れたくない思い

まわりに合わせてばかりで それが自分らしさと称して
無理した笑顔はメーデー 誰も気づいちゃくれない憂いで
どうしたらいいのかわからなくて どうしようもないことはわかるけど
それでもヘタな希望捨てられない

ファンファーレ -BRADIO

主人公は周囲に合わせて自分を偽り、本当の自分を見失ってしまうことがあるのでしょう。自分でもわかっているけれどどうしようもなく、自分を見失ってしまう苦しさが描かれているようです。

自分自身の現状や未来に対して戸惑いや迷いを抱えている状況だけれど、それでも希望は捨てることができずもがき苦しんでいるのかもしれません。

苦しい時でもなんとか前を向き、歩もうとしている様子が伺えます。

自分を信じて

身体をめぐる生きる歓び
脈打つ鼓動 それはファンファーレ
やれるものだと決めつけてゆけ
駆け出す足音は勇ましく

ファンファーレ -BRADIO

日々の生活や体験を通じて感じる感情や躍動する鼓動は、まさに人生のファンファーレ(祝いの音楽)だと感じているようです。

また、”やれるものだと決めつけてゆけ 駆け出す足音は勇ましく”という部分では、自分の可能性を信じ、自らの力で前に進む勇気を持つことが大切だと強く思っているのでしょう。

自分に自信を持ちやりたいことに向かって決意を固め、勇敢に一歩を踏み出す姿勢が駆け出す足音として表現されているようです。

できないと思って躊躇するよりも自分を信じて挑戦し成長していくことが、より充実した人生を築く鍵となる、と伝えたいのかもしれません。

自分で歩んでいく

-Brand new day
Don't stop believin'
ミライ見て Brightね Ooh ooh ooh ooh
Brand new day
Don't stop believin'
ごらん Good day その目で-

ファンファーレ -BRADIO

”Brand new day”は新たな一日が始まることを意味し、このフレーズでは前向きなエネルギーで新たなスタートを切ることを促しているようです。

いろいろと考えてしまうけれど、信じることを諦めずに希望を持ち続けようとも伝えているのでしょう。

明るい未来が待っていると信じること、そしてしっかりと自分の足で歩んでいくことが大切だと伝えたいのかもしれません。

頑張っている自分を褒めよう

最初から追いかけもせずに 面倒にカテゴライズして
本当は欲しかったものに フタをして遠ざけてきた
他人のために頑張らないで 自分を褒めて褒めちぎれよ
“好きを全力” ただそれだけでいいのさ

ファンファーレ -BRADIO

ここでは自分自身の欲望や本心に気づいていながらも、他人の意見や社会の期待に囚われて、自分を抑え込んできた経験を綴っているのでしょう。

そんな自分に対して、他人のことではなく自分のことを考えようよ、もっともっと自分を褒めてあげようよ、と思ったのではないでしょうか。

大切なのは他人のために無理をすることではなく、自分が望むことや好きなことに全力で取り組むことなのだ、それが結果として自分の力になっていくのだ、と伝えたいのかもしれません。

自分の人生だから

身体をめぐる生きる歓び
脈打つ鼓動 それはファンファーレ
やれるものだと決めつけてゆけ
駆け出す足音は勇ましく
無駄なことなど何一つない
あの日の後悔や失敗が
今の僕らを創り上げている
旅の途中だけどファンファーレを
ヘイトは真に受けちゃブー どうってことない
主役は自分です その他モブちゃんなんです 気にとめない とめとめない

ファンファーレ -BRADIO

このフレーズは、自分自身に自信を持ち、可能性を信じて前進する勇気を綴っているようです。

今までやってきたことは決して無駄ではなく、すべて自分の力になっている

だから自信を持ってできる!と信じて進んでいこうよ、と伝えたいのではないでしょうか。

またどの1日も価値があり自分を作っていくのだから、目標に到達していなくても自分に対してよくやってる!と思おうよ、と投げかけているのかもしれません。

主人公は人生において自分が主役なのだから、他の人の意見に左右されず自分の価値や幸せを追求していこうと思っているようです。

過去も未来もファンファーレ

身体をめぐる生きる歓び
脈打つ鼓動 それはファンファーレ
やれるものだと決めつけてゆけ
駆け出す足音は勇ましく
無駄なことなど何一つない
あの日の後悔や失敗が
今の僕らを創り上げている
逃げ出すことすらもファンファーレだ
妬まれるほど幸せと言わせて
血湧き肉躍る僕らファンファーレ
どうせ倒れるなら後ろより前向きに
僕らの行く道がファンファーレな
-Brand new day
Don't stop believin'
ミライ見て Brightね Ooh ooh ooh ooh
Brand new day
Don't stop believin'-

ファンファーレ -BRADIO

今までの経験や体験してきたことは何一つ無駄なことはなく、人として成長するための貴重な時間だった、と伝えているようです。

困難や挫折も自分らしさを示すファンファーレであるととらえており、時に逃げ出したっていいんだ、とも思っているのでしょう。

挑戦し続ける姿勢が大切であり、逆境に立ち向かい、前に進むことこそが自分の人生のファンファーレなのだと思っているようです。

自分らしく輝きながら人生を歩んでいこうというメッセージが隠れているのかもしれません。

まとめ

今回はBRADIOの「ファンファーレ」の歌詞の意味を徹底解釈しました。

「ファンファーレ」は、自分を認め自分らしさを大切にし、前向きに未来を切り拓いていこうというメッセージが綴られているようです。

また、自分を信じて挑戦することによって成長し、幸せを見つけることができるという力強い言葉が記されており、どんな出来事も決して無駄ではなく、すべて自分の力になっていくという主人公の想いが記されていたようでした。

泣いたり笑ったり時には逃げ出したりしながらも、自分の足で歩んでいくことの大切さも描かれており、背中をそっと押してくれる言葉が数多くあるように感じました。

歌詞を聞いて、深く共感する人も多いのではないでしょうか。

これからもmusic.branchwithではBRADIOを追って行くのでぜひチェックしてみてください!

この記事の監修者

抹茶

抹茶マッチャ

Macha

歌詞考察家

こんにちは、私の名前は抹茶です。24歳で、歌詞考察家として活動しています。音楽の背後にあるメッセージや詩の深い意味を解析し、それを人々と共有することに情熱を注いでいます。大学では文学を専攻し、特に現代音楽の詞の解釈に興味を持ちました。ブログやSNSでの活動を通じて、多くのファンと交流しています。

詳しく見る
トップ
noimage
JASRAC許諾第9023463001Y38026号
各ページに掲載されている、ジャケット写真、アーティスト写真、サムネイル画像等の画像及び歌詞の著作権は、各レコード会社、各アーティスト、各著作権者に帰属します。Copyright © 2018-2023 music.branchwith All Rights Reserved.